震災から5年…3月11日にJリーグが後援する短編ドキュメンタリー映画『MARCH』の完成試写会が実施
2016.03.11 07:30 Fri
写真:MARCH制作委員会
▽2016年3月11日で、東日本大震災発生から5年が経過する。今なお、被災地では復興に向けて様々な活動がなされているなか、福島県南相馬市で活動を続けるマーチングバンド「Seeds+」を追った短編ドキュメンタリー映画『MARCH』の試写会が初めて行われる。▽「Seeds+」は被災地の1つである福島県南相馬市で活動しているマーチングバンドで、震災前は原町第一小学校マーチングバンドとして全国大会の常連校だった。しかし、震災が起き、福島第一原発の事故で緊急避難準備区域となったため、メンバーの半数が県外へ避難し、活動を中止せざるを得なくなっていた。
▽2014年、2015年には、愛媛FCが2年連続でホームゲームに「Seeds+」を招待し、試合前に演奏を披露。映画「MARCH」には、愛媛FCのホームゲームで演奏する「Seeds+」を追ったドキュメンタリー映画になっており、2016年2月23日には、Jリーグが映画「MARCH」を後援することを発表した。
▽震災発生から5年が経過する2016年3月11日には、初の完成試写会が愛媛県松山市で開催。今後は、東京都や福島県、宮城県などで試写会が行われ、全国47都道府県での試写会を目指して活動を続けていく。(試写会スケジュール→http://seedsplus.main.jp/sce/)
▽また、3月11日にはJリーグ全チームが東日本大震災の募金活動を実施。愛媛県の完成試写会会場で行なわれる募金活動には、愛媛FCの西田剛、三原向平が参加する予定だ。
▽なお、MARCH制作委員会は、現在も協賛を受付中。個人は3000円から協賛できるので、気になる方はHPをチェックしてほしい。(協賛金→http://seedsplus.main.jp/sien/)
◆Jリーグ後援 東北復興支援映画「MARCH」予告編
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