打ち合いとなった “神奈川ダービー”はドロー 大久保がJリーグ歴代最多得点タイの157ゴールに並ぶ《J1》
2016.03.05 18:16 Sat
▽5日に等々力陸上競技場で行われた明治安田生命J1リーグ・1stステージ第2節、川崎Fvs湘南の“神奈川ダービー"は、4-4のドローに終わった。
▽開幕戦で昨シーズンの王者・広島を下した川崎Fは、その一戦から先発の選手変更なし。前節に引き続き奈良や日本代表候補に選出された車屋を先発起用。中村、大久保の両主軸もスターティングメンバーに名を連ねて連勝を狙った。
▽一方、初戦で新潟に敗れた湘南は、その一戦からから先発を3選手変更。デイフェンスラインでは島村に代え岡本を置き、中盤にパウリーニョを起用。さらに、前線に菊地、キリノ、高山を並べて、初勝利を目指した。
▽序盤から主導権を握りにかかるアウェイの湘南だったが、徐々に川崎Fが押し込んでいくと13分に均衡が破れる。左サイドから狩野がクロスを入れるとボックス手前中央で大久保が受け、右足から強烈なシュートでゴールに突き刺さした。このゴールで大久保は、中山雅史氏、広島の佐藤寿人らが持つJリーグ歴代最多得点タイの157ゴールに並んだ。
▽この得点を機に攻撃に厚みを増す川崎Fが、次々チャンスを迎えた。しかし湘南も20分に意地を見せる。パウリーニョが左サイドからクロスを入れると、このボールをキャッチしにかかったGKチョン・ソンリョンと飛び込んだキリノが衝突。ボールはGKの手をかすめて、そのままゴールに流れこんだ。川崎Fの選手はキーパーチャージを主張し審判に抗議をするが、得点は認められた。
▽41分には左CKから三竿がアウトスイングのクロスを送ると、ボックス中央に走り込んだパウリーニョが豪快なジャンピングボレーを決めて、湘南が2度目の勝ち越しに成功。ところが前半終了間際に大島からのループパスを、小林がボックス右手前からミドルシュートを突き刺して、3-3で前半を終える。
▽迎えた後半は、連勝を目指す川崎Fが2枚代えを敢行して臨んだ。する53分には、左サイドを突破した車屋のクロスに、交代出場の森本がヘディングで合わる。しかし、ミートできず勝ち越しのチャンスを逸した。
▽迎えた77分、湘南が3度目の勝ち越しに成功する。カウンターから左サイドの三竿が入れたクロスを岡本が気迫で押し込んだ。その後は追いかける川崎Fが猛攻を仕掛け、湘南が凌ぐ展開となる。
▽するとこのまま試合終了かと思われたアディショナルタイム、車屋のクロスをファーサイドの小林が頭で折り返すと、最後は森本が低い姿勢からのヘディングでネットを揺らし、川崎Fが土壇場で同点に追い付き、タイムアップ。川崎F は、大久保のJリーグ通算最多得点を白星で飾れなかったものの3度のビハインドを追いつき勝ち点1を獲得。一方の湘南は再三リードを奪いながらも勝ちきることはできず、2戦未勝利となった。
▽開幕戦で昨シーズンの王者・広島を下した川崎Fは、その一戦から先発の選手変更なし。前節に引き続き奈良や日本代表候補に選出された車屋を先発起用。中村、大久保の両主軸もスターティングメンバーに名を連ねて連勝を狙った。
▽序盤から主導権を握りにかかるアウェイの湘南だったが、徐々に川崎Fが押し込んでいくと13分に均衡が破れる。左サイドから狩野がクロスを入れるとボックス手前中央で大久保が受け、右足から強烈なシュートでゴールに突き刺さした。このゴールで大久保は、中山雅史氏、広島の佐藤寿人らが持つJリーグ歴代最多得点タイの157ゴールに並んだ。
▽この得点を機に攻撃に厚みを増す川崎Fが、次々チャンスを迎えた。しかし湘南も20分に意地を見せる。パウリーニョが左サイドからクロスを入れると、このボールをキャッチしにかかったGKチョン・ソンリョンと飛び込んだキリノが衝突。ボールはGKの手をかすめて、そのままゴールに流れこんだ。川崎Fの選手はキーパーチャージを主張し審判に抗議をするが、得点は認められた。
▽その後、試合は得点の奪い合いとなる。38分にボックス中央付近でルーズになったボールを菊池大が蹴り込んで湘南が逆転に成功。すると、そのわずか1分後には大久保のスルーパスから小林が飛び出してきたGK村山を冷静に見て、ボックス内からループシュートを沈める。
▽41分には左CKから三竿がアウトスイングのクロスを送ると、ボックス中央に走り込んだパウリーニョが豪快なジャンピングボレーを決めて、湘南が2度目の勝ち越しに成功。ところが前半終了間際に大島からのループパスを、小林がボックス右手前からミドルシュートを突き刺して、3-3で前半を終える。
▽迎えた後半は、連勝を目指す川崎Fが2枚代えを敢行して臨んだ。する53分には、左サイドを突破した車屋のクロスに、交代出場の森本がヘディングで合わる。しかし、ミートできず勝ち越しのチャンスを逸した。
▽迎えた77分、湘南が3度目の勝ち越しに成功する。カウンターから左サイドの三竿が入れたクロスを岡本が気迫で押し込んだ。その後は追いかける川崎Fが猛攻を仕掛け、湘南が凌ぐ展開となる。
▽するとこのまま試合終了かと思われたアディショナルタイム、車屋のクロスをファーサイドの小林が頭で折り返すと、最後は森本が低い姿勢からのヘディングでネットを揺らし、川崎Fが土壇場で同点に追い付き、タイムアップ。川崎F は、大久保のJリーグ通算最多得点を白星で飾れなかったものの3度のビハインドを追いつき勝ち点1を獲得。一方の湘南は再三リードを奪いながらも勝ちきることはできず、2戦未勝利となった。
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