2016シーズン最初の月間ベストゴールは、開幕ゴールを決めた鳥栖FW豊田陽平のヘッド!《月間ベストゴール》
2016.03.04 11:25 Fri
▽Jリーグは4日、2月27日に行われた明治安田生命J1リーグ・1stステージ第1節の鳥栖vs福岡(2-1で鳥栖が勝利)で鳥栖のFW豊田陽平(30)が決めたゴールを2月度のJ1月間ベストゴールに選出した。豊田は初受賞となる。
▽豊田は8分、左サイドからDF吉田豊が上げたクロスに飛び込むと、ニアサイドで頭で合わせて2016シーズンの開幕ゴールを奪った。月間ベストゴールの選考委員会は以下のように総評を下している。
◆技術的な観点から
▽左サイドにいた吉田選手からのクロスボールに、ゴール付近に走り込んで決めたヘディングシュート。クロスボールの前に、バックステップを2 度踏みスペースを作った上で、スピードを生かし空いたスペースをついた動きは、相手DFとの駆け引きや走り込むタイミングが絶妙である。
▽右利きの豊田選手が、ジャンプやキックの軸足となる左足とは逆の“右足"でジャンプした上に上体をひねりファーサイドにシュートすることは相当難易度の高い技術だが、それを感じさせないスムーズな動きで、スピードを落とさずに後方からのクロスボールに合わせたテクニックは特筆すべき点である
◆チーム戦術的な観点から
▽高さとテクニックのある選手を生かす意識がチーム全体で共有されており、チームを勢いづける先制点となった。ストライカーは足元の技術に注目が集まりがちだが、ヘディングにも高度な技術があり、それがチームにとって重要な戦術になっていることがよく分かるゴールであった。2016明治安田生命J1リーグ開幕節はヘディングでの素晴らしいシュートが目立った。
▽豊田は8分、左サイドからDF吉田豊が上げたクロスに飛び込むと、ニアサイドで頭で合わせて2016シーズンの開幕ゴールを奪った。月間ベストゴールの選考委員会は以下のように総評を下している。
▽左サイドにいた吉田選手からのクロスボールに、ゴール付近に走り込んで決めたヘディングシュート。クロスボールの前に、バックステップを2 度踏みスペースを作った上で、スピードを生かし空いたスペースをついた動きは、相手DFとの駆け引きや走り込むタイミングが絶妙である。
▽右利きの豊田選手が、ジャンプやキックの軸足となる左足とは逆の“右足"でジャンプした上に上体をひねりファーサイドにシュートすることは相当難易度の高い技術だが、それを感じさせないスムーズな動きで、スピードを落とさずに後方からのクロスボールに合わせたテクニックは特筆すべき点である
◆チーム戦術的な観点から
▽高さとテクニックのある選手を生かす意識がチーム全体で共有されており、チームを勢いづける先制点となった。ストライカーは足元の技術に注目が集まりがちだが、ヘディングにも高度な技術があり、それがチームにとって重要な戦術になっていることがよく分かるゴールであった。2016明治安田生命J1リーグ開幕節はヘディングでの素晴らしいシュートが目立った。
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