【試合後会見】佐々木監督「残りの試合を全て勝つという気持ちで切り替えて臨みたい」《リオ五輪アジア最終予選》
2016.03.01 14:30 Tue
▽なでしこジャパンは、2月29日にキンチョウスタジアムで行われたリオ五輪アジア最終予選の初戦・オーストラリア女子代表戦に臨み、1-3で敗れた。佐々木則夫監督は試合後、敗れたことを反省しつつも、次戦に向けて切り替える必要性を説いている。
◆佐々木則夫監督 (なでしこジャパン)
「オーストラリアの非常にアグレッシブなサッカーを予想していた中で、本当に最後の最後までゴールを割らせないという身体を張ったプレーを見せられました。なかなか我々のシュートがゴールに吸い込まれませんでした。我々の技術もそうですが、それにも勝ってゴールを死守されたと思います」
「決して我々のサッカーが悪いとは思いませんが、実際に結果としては出ませんでした。残りの試合を全て勝つという気持ちで切り替えて臨みたいと思います」
――誤算はあったか。次に向けた修正点はあるか
「まず大きなポイントとしては、相手の守備も攻撃もパワーがあり、かつ繋ぐところは繋ぐといったメリハリのあったサッカーに対して、我々自身のボールの動かし方、仕掛け、フィニッシュといったものが精度を落としていたと思います。いずれにしても、この第1戦の中で経験したということで、次に切り替えたいです」
「あまりにも酷い状態ではないですが、特に前半はサイドハーフが引き過ぎてしまい、相手のビルドアップに対して圧力をかけられませんでした。ボールを奪うチャンスがありながらも取りきれず、相手にリズムを与えたことが反省点の一つです。これからそんなに大きな改革はできないですが、一つ一つを確認しながら、今までうまくやってきたことを見つめ直していきたいです」
「大きな後悔は別にないです。試合というのは、準備した中で結果として3-1になったりします。決して負けたからといって、我々の準備の段階だったり、選手の取り組みだったり、ちょっとしたミスはあるかもしれません。準備や選手の構成などに後悔はしていません。最終的に勝利を求めた中で結果が出なかったのは私の責任です」
――次の試合に向けてどう切り替えるか
「出場した選手など一人一人の状況は異なってきますし、とにかくコンディションを整えながら、そして控え選手のコンディションも見ながら変更してピッチに立たせたいと思います」
――GK山根選手を起用した意図と早い時間で大野選手を下げた理由は
「山根選手の起用に関しては、3人のGKの中で高さがあります。裏に出たボールへの対応が1個ありましたが、決して彼女の大きなミスではありません。彼女のコンディションも悪くありませんでしたので起用しました」
「大野選手は試合のバランスを取ることができる選手であって、決定力に関しては現実的に横山選手や岩渕選手の方があるなと感じています。全体的にチームのバランスを考えれば、大野選手ということでした。その中で先制されたということで、前半の終盤に相手DFが疲れた中で横山選手の仕掛けが機能すると思って早めの交代となりました」
――セットプレーで良い形を作れなかった点や、スローインを奪われてピンチを招いた点に関する準備は
「中盤でのスローインや自陣でのスローインは、実際にオーストラリアが数人でボールを奪って攻撃につなげようとしていたので、スカウティングなどで感じていたことですが、早く前へと意識していたつもりでした」
「セットプレーに関しては試行錯誤をしながらやっていましたが、結果的にフリックしたり、ショートコーナーを使ったりといった試みをしていましたし、ゴールを奪えなかったことが失敗ではなく、試みやアイデアを評価しつつ、今後も継続してやっていくしかないです」
――澤さんが引退して初の試合だったが、選手に影響が出たか。パスが主審に当たり、そのまま失点につながった点については
「澤さんがいなくなったチームとして、しっかりと志を持ってやっていこうとしています。今日も来てくれて、パワーを送ってくれたと思いますが、残念ながら結果として初戦を勝つことができなくて申し訳ないという気持ちです。全国のみなさんにも申し訳なく思っています。しかし、ここから切り替えていく必要がありますし、次への準備に向かっています」
「レフェリーに当たったことに関しては、その後の対応を学ばなければいけません」
◆佐々木則夫監督 (なでしこジャパン)
「オーストラリアの非常にアグレッシブなサッカーを予想していた中で、本当に最後の最後までゴールを割らせないという身体を張ったプレーを見せられました。なかなか我々のシュートがゴールに吸い込まれませんでした。我々の技術もそうですが、それにも勝ってゴールを死守されたと思います」
――誤算はあったか。次に向けた修正点はあるか
「まず大きなポイントとしては、相手の守備も攻撃もパワーがあり、かつ繋ぐところは繋ぐといったメリハリのあったサッカーに対して、我々自身のボールの動かし方、仕掛け、フィニッシュといったものが精度を落としていたと思います。いずれにしても、この第1戦の中で経験したということで、次に切り替えたいです」
「あまりにも酷い状態ではないですが、特に前半はサイドハーフが引き過ぎてしまい、相手のビルドアップに対して圧力をかけられませんでした。ボールを奪うチャンスがありながらも取りきれず、相手にリズムを与えたことが反省点の一つです。これからそんなに大きな改革はできないですが、一つ一つを確認しながら、今までうまくやってきたことを見つめ直していきたいです」
――後悔している部分は
「大きな後悔は別にないです。試合というのは、準備した中で結果として3-1になったりします。決して負けたからといって、我々の準備の段階だったり、選手の取り組みだったり、ちょっとしたミスはあるかもしれません。準備や選手の構成などに後悔はしていません。最終的に勝利を求めた中で結果が出なかったのは私の責任です」
――次の試合に向けてどう切り替えるか
「出場した選手など一人一人の状況は異なってきますし、とにかくコンディションを整えながら、そして控え選手のコンディションも見ながら変更してピッチに立たせたいと思います」
――GK山根選手を起用した意図と早い時間で大野選手を下げた理由は
「山根選手の起用に関しては、3人のGKの中で高さがあります。裏に出たボールへの対応が1個ありましたが、決して彼女の大きなミスではありません。彼女のコンディションも悪くありませんでしたので起用しました」
「大野選手は試合のバランスを取ることができる選手であって、決定力に関しては現実的に横山選手や岩渕選手の方があるなと感じています。全体的にチームのバランスを考えれば、大野選手ということでした。その中で先制されたということで、前半の終盤に相手DFが疲れた中で横山選手の仕掛けが機能すると思って早めの交代となりました」
――セットプレーで良い形を作れなかった点や、スローインを奪われてピンチを招いた点に関する準備は
「中盤でのスローインや自陣でのスローインは、実際にオーストラリアが数人でボールを奪って攻撃につなげようとしていたので、スカウティングなどで感じていたことですが、早く前へと意識していたつもりでした」
「セットプレーに関しては試行錯誤をしながらやっていましたが、結果的にフリックしたり、ショートコーナーを使ったりといった試みをしていましたし、ゴールを奪えなかったことが失敗ではなく、試みやアイデアを評価しつつ、今後も継続してやっていくしかないです」
――澤さんが引退して初の試合だったが、選手に影響が出たか。パスが主審に当たり、そのまま失点につながった点については
「澤さんがいなくなったチームとして、しっかりと志を持ってやっていこうとしています。今日も来てくれて、パワーを送ってくれたと思いますが、残念ながら結果として初戦を勝つことができなくて申し訳ないという気持ちです。全国のみなさんにも申し訳なく思っています。しかし、ここから切り替えていく必要がありますし、次への準備に向かっています」
「レフェリーに当たったことに関しては、その後の対応を学ばなければいけません」
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