ボヌッチの必殺ボレー弾で伊ダービー完勝のユーベが首位キープ インテル長友はベンチ入りも出場せず《セリエA》
2016.02.29 06:57 Mon
▽セリエA第27節、首位のユベントス(勝ち点58)と5位のインテル(勝ち点48)によるイタリア・ダービーが28日にユベントス・スタジアムで行われ、2-0でユベントスが勝利を収めた。インテルの長友はベンチ入りしたものの、出場機会がなかった。
▽一方のインテルは、前節のサンプドリア戦に快勝し、3試合ぶりの白星を手にした。マンチーニ監督はその試合からスタメンを5人変更。ブロゾビッチが出場停止により欠場したものの、出場停止明けのメデルとコンドグビアが先発入り。エデルに代わり、パラシオがイカルディと2トップを組んだ。長友はベンチスタートとなり、A・テレスとファン・ジェズスを加えた[3-5-2]の布陣で臨んだ。
▽互いに[3-5-2]のシステムでスタートしたイタリア・ダービーは、キックオフ直後にインテルが前に出るが、これを受け止めたユベントスが押し返す。4分にエルナネスが左足で強烈なミドルシュートを放つも、これはGKハンダノビッチの手を掠めてクロスバーに直撃。7分にはボックス左に抜け出したマンジュキッチの折り返しをディバラが左足で狙ったが、ミランダにブロックされた。続く9分にも、右サイドのリヒトシュタイナーが入れたアーリークロスをボックス左のマンジュキッチが収めてシュートに持ち込んだが、枠に飛ばすことができない。
▽押し返されたインテルも負けじと積極的に前からボールに食らいつくため、10分以降は激しい攻防が繰り広げられる。ユベントスがよりボールを保持するが、インテルもスペースを消して相手の侵入を許さず、イカルディとパラシオの2トップを軸に打開を図る。30分にはボックス手前右からパラシオが入れた正確なクロスがファーサイドのイカルディに通ったが、インテルのキャプテンは左足で合わせきれなかった。
▽迎えた後半、ユベントスが相手のミスを突いて先制に成功する。47分、右サイドで得たFKの場面でディバラがインステップで直線的なボールを送ると、ファーサイドのダンブロージオがクリアミス。ゴールエリア右付近に飛んだボールに反応したボヌッチが右足ボレーでゴール左に叩き込んだ。
▽リードを許したインテルはアクシデントが発生する。56分、左足を痛めたメデルがプレーを続けられなくなり、代わりにリャイッチが投入された。この交代でコンドグビアをアンカーの位置に下げ、より攻撃的な布陣としたが、ユベントスに試合をコントロールされて反撃に転じることができない。73分にはA・テレスに代えてペリシッチを左サイドハーフに送り出し、システムを[4-4-2]に変更する。
▽一方のユベントスは77分、ケディラを下げてストゥラーロを投入し、守備固めを図る。続く81分にディバラからモラタに入れ替えると、その3分後にボックス左で仕掛けたモラタがミランダに倒されてPKを獲得。このPKをモラタ自らゴール右に沈め、ユベントスがリードを広げた。
▽点差を広げられたインテルは、直後にイカルディを諦めてエデルを投入。攻勢に出るものの、89分と追加タイム1分の決定機がいずれもGKブッフォンに阻まれて万事休す。ブッフォンが自身のセリエA無失点記録を746分に更新したユベントスは、イタリア・ダービーを制して首位の座をキープした。一方のインテルは6位のミランに勝ち点1差まで迫られている。
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▽前節のボローニャ戦をゴールレスドローで終え、連勝記録が15で止まったユベントスは、ミッドウィークにCLラウンド16でバイエルンを相手に2点差を追いつき、意地のドローに持ち込んだ。アッレグリ監督はバイエルン戦からスタメンを3人変更。負傷欠場となったマルキジオの代わりにエルナネスが入り、負傷明けのキエッリーニとアレックス・サンドロが先発に戻った。▽互いに[3-5-2]のシステムでスタートしたイタリア・ダービーは、キックオフ直後にインテルが前に出るが、これを受け止めたユベントスが押し返す。4分にエルナネスが左足で強烈なミドルシュートを放つも、これはGKハンダノビッチの手を掠めてクロスバーに直撃。7分にはボックス左に抜け出したマンジュキッチの折り返しをディバラが左足で狙ったが、ミランダにブロックされた。続く9分にも、右サイドのリヒトシュタイナーが入れたアーリークロスをボックス左のマンジュキッチが収めてシュートに持ち込んだが、枠に飛ばすことができない。
▽押し返されたインテルも負けじと積極的に前からボールに食らいつくため、10分以降は激しい攻防が繰り広げられる。ユベントスがよりボールを保持するが、インテルもスペースを消して相手の侵入を許さず、イカルディとパラシオの2トップを軸に打開を図る。30分にはボックス手前右からパラシオが入れた正確なクロスがファーサイドのイカルディに通ったが、インテルのキャプテンは左足で合わせきれなかった。
▽すると35分、ユベントスにアクシデントが発生。負傷明けのキエッリーニが筋肉の問題を再発させ、ルガーニを投入せざるを得なくなる。それでも、前半の終盤はポグバの好パスでチャンスを2度作ったが、いずれもインテルの守備陣に水際で阻止され、ゴールレスで前半を終えた。
▽迎えた後半、ユベントスが相手のミスを突いて先制に成功する。47分、右サイドで得たFKの場面でディバラがインステップで直線的なボールを送ると、ファーサイドのダンブロージオがクリアミス。ゴールエリア右付近に飛んだボールに反応したボヌッチが右足ボレーでゴール左に叩き込んだ。
▽リードを許したインテルはアクシデントが発生する。56分、左足を痛めたメデルがプレーを続けられなくなり、代わりにリャイッチが投入された。この交代でコンドグビアをアンカーの位置に下げ、より攻撃的な布陣としたが、ユベントスに試合をコントロールされて反撃に転じることができない。73分にはA・テレスに代えてペリシッチを左サイドハーフに送り出し、システムを[4-4-2]に変更する。
▽一方のユベントスは77分、ケディラを下げてストゥラーロを投入し、守備固めを図る。続く81分にディバラからモラタに入れ替えると、その3分後にボックス左で仕掛けたモラタがミランダに倒されてPKを獲得。このPKをモラタ自らゴール右に沈め、ユベントスがリードを広げた。
▽点差を広げられたインテルは、直後にイカルディを諦めてエデルを投入。攻勢に出るものの、89分と追加タイム1分の決定機がいずれもGKブッフォンに阻まれて万事休す。ブッフォンが自身のセリエA無失点記録を746分に更新したユベントスは、イタリア・ダービーを制して首位の座をキープした。一方のインテルは6位のミランに勝ち点1差まで迫られている。
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