新戦力伊藤の決勝弾で吉田新体制の新潟が敵地で湘南を下し白星スタート《J1》
2016.02.27 17:03 Sat
▽2016シーズンの明治安田生命J1リーグ1stステージ開幕節の湘南vs新潟が27日にShonan BMWスタジアム平塚で行われ、アウェイの新潟が2-1で勝利した。
▽J2優勝チームとして2015シーズンのJ1を年間8位で終えた湘南だが、今冬の移籍市場でキャプテンの永木や守護神の秋元、遠藤ら主力数人が引き抜かれた。新潟をホームに迎えた開幕戦では、松本から新加入のGK村山以外、新キャプテンの高山や三竿、菊池大、菊池俊など、昨シーズンの主力がスタメン入り。パウリーニョや下田、岡本らの新戦力はベンチスタートとなった。
▽一方、2015シーズンのJ1を降格圏ギリギリの年間15位で終えた新潟は、シーズン終了後に柳下前監督が退任し、昨シーズン柏で指揮を執っていた吉田監督が新指揮官に就任。キャプテンの大井や山本が抜けたものの、レオ・シルバやラファエル・シルバ、指宿などその他の主力の残留に成功したチームは、昨季とほぼ変わらない布陣で開幕戦に臨んだ。
▽試合開始直後から攻守にアグレッシブな湘南が、素早い攻守の切り替えを生かしてペースを握る。7分には三竿の左クロスから藤田祥がヘディングシュート。さらに18分には再び藤田祥のヘディングシュートが枠を捉えるが、GK守田が見事な反応をみせ、ボールは左ポストを叩いた。
▽一方、昨シーズンの柏と同様に[4-1-4-1]の新布陣を採用した新潟は、アンカーの小林やインサイドMFのレオ・シルバを起点にカウンターを狙う。すると28分に先制点が生まれる。山崎の長い持ち上がりからボックス付近に侵攻すると、ボックス左で小塚からパスを受けたレオ・シルバがオーバーラップしてきたコルテースに展開。コルテースの精度の高い左クロスをファーのラファエル・シルバが泥臭く押し込んだ。
▽迎えた後半、湘南は石川と大槻に代えて甲府と千葉からの新戦力の下田、パウリーニョを早い時間帯に投入し、流れを変えようと腐心する。61分には右CKの場面で三竿のクロスがファーサイドでフリーの島村に流れるが、島村はこのシュートをふかしてしまった。
▽後半も安定した試合運びを見せる新潟は、レオ・シルバ、コルテース、ラファエル・シルバの3選手が良い関係性で攻撃をけん引し、サイドを起点に幾度も決定機を演出するも、最後の場面で湘南守備を崩し切ることができない。それでも、73分にピッチに送り出された京都からの新戦力の伊藤がJ1デビュー戦で貴重な追加点をもたらす。
▽76分、自陣からのロングカウンターでボックス付近に攻め上がった伊藤が得意の左足のシュートをゴール右隅に突き刺した。さらに攻め急ぐ湘南に対して、鋭いカウンターを仕掛ける新潟は、後半終了間際にも伊藤がクロスバー直撃の際どいシュートを放った。
▽その後、試合終了間際に湘南が高山のPKで1点を返すも、反撃はここまで。新戦力伊藤の決勝点で湘南を破った新潟が、吉田新体制で迎えたシーズン開幕戦を白星で飾った。一方、ホームで敗れた湘南は厳しい2016シーズンのスタートとなった。
▽J2優勝チームとして2015シーズンのJ1を年間8位で終えた湘南だが、今冬の移籍市場でキャプテンの永木や守護神の秋元、遠藤ら主力数人が引き抜かれた。新潟をホームに迎えた開幕戦では、松本から新加入のGK村山以外、新キャプテンの高山や三竿、菊池大、菊池俊など、昨シーズンの主力がスタメン入り。パウリーニョや下田、岡本らの新戦力はベンチスタートとなった。
▽試合開始直後から攻守にアグレッシブな湘南が、素早い攻守の切り替えを生かしてペースを握る。7分には三竿の左クロスから藤田祥がヘディングシュート。さらに18分には再び藤田祥のヘディングシュートが枠を捉えるが、GK守田が見事な反応をみせ、ボールは左ポストを叩いた。
▽一方、昨シーズンの柏と同様に[4-1-4-1]の新布陣を採用した新潟は、アンカーの小林やインサイドMFのレオ・シルバを起点にカウンターを狙う。すると28分に先制点が生まれる。山崎の長い持ち上がりからボックス付近に侵攻すると、ボックス左で小塚からパスを受けたレオ・シルバがオーバーラップしてきたコルテースに展開。コルテースの精度の高い左クロスをファーのラファエル・シルバが泥臭く押し込んだ。
▽前半終盤にかけてはビハインドを追う湘南が攻勢を見せるが、高山、大槻のシュートはいずれも枠を捉え切れず、アウェイの新潟の1点リードで試合は折り返した。
▽迎えた後半、湘南は石川と大槻に代えて甲府と千葉からの新戦力の下田、パウリーニョを早い時間帯に投入し、流れを変えようと腐心する。61分には右CKの場面で三竿のクロスがファーサイドでフリーの島村に流れるが、島村はこのシュートをふかしてしまった。
▽後半も安定した試合運びを見せる新潟は、レオ・シルバ、コルテース、ラファエル・シルバの3選手が良い関係性で攻撃をけん引し、サイドを起点に幾度も決定機を演出するも、最後の場面で湘南守備を崩し切ることができない。それでも、73分にピッチに送り出された京都からの新戦力の伊藤がJ1デビュー戦で貴重な追加点をもたらす。
▽76分、自陣からのロングカウンターでボックス付近に攻め上がった伊藤が得意の左足のシュートをゴール右隅に突き刺した。さらに攻め急ぐ湘南に対して、鋭いカウンターを仕掛ける新潟は、後半終了間際にも伊藤がクロスバー直撃の際どいシュートを放った。
▽その後、試合終了間際に湘南が高山のPKで1点を返すも、反撃はここまで。新戦力伊藤の決勝点で湘南を破った新潟が、吉田新体制で迎えたシーズン開幕戦を白星で飾った。一方、ホームで敗れた湘南は厳しい2016シーズンのスタートとなった。
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