元トルコ代表FWハカン・シュキュル、大統領非難で実刑へ
2016.02.25 00:02 Thu
▽元トルコ代表FWのハカン・シュキュル氏(44)が、同国のレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領を非難したことに対して処罰を受ける模様だ。イギリス『ガーディアン』など複数メディアが報じている。
▽『ガーディアン』によれば、ハカン・シュキュル氏は自身の公式ツイッターを通じ、エルドアン大統領とその息子を非難したことに関して起訴されたとのこと。同氏は、同大統領を対象としたツイートではないと否定したものの、検察官に却下されたという。罪が確定した場合は、最高で4年間の懲役刑を受ける可能性があるとのことだ。
▽ハカン・シュキュル氏は、2008年に現役を引退した後、政界に進出。2011年にエルドアン大統領が党首を務める公正発展党からトルコ大国民議会の下位議員に選出された。しかし2013年、エルドアン大統領とその側近による横領を摘発調査した後に辞職していた。なお、エルドアン大統領はツイッターやフェイスブックといったソーシャルメディアによる政権批判に対して厳格な姿勢を見せており、ジャーナリストやブロガーが度々処罰を受けている。
▽長身ストライカーだったハカン・シュクル氏は、現役時代にガラタサライやインテル、パルマ、ブラックバーンなどでプレー。プロキャリア通算709試合に出場して332ゴールを記録し、トルコ代表では通算112試合に出場して51ゴールを挙げた。パルマ時代には中田英寿氏とチームメートだった。
▽『ガーディアン』によれば、ハカン・シュキュル氏は自身の公式ツイッターを通じ、エルドアン大統領とその息子を非難したことに関して起訴されたとのこと。同氏は、同大統領を対象としたツイートではないと否定したものの、検察官に却下されたという。罪が確定した場合は、最高で4年間の懲役刑を受ける可能性があるとのことだ。
▽長身ストライカーだったハカン・シュクル氏は、現役時代にガラタサライやインテル、パルマ、ブラックバーンなどでプレー。プロキャリア通算709試合に出場して332ゴールを記録し、トルコ代表では通算112試合に出場して51ゴールを挙げた。パルマ時代には中田英寿氏とチームメートだった。
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