【ACL2016】G大阪、中韓豪の混戦を抜け出せるか!?〜グループG〜
2016.02.24 14:00 Wed
▽2月23日(火)、今シーズンのアジア王者を決めるAFCチャンピオンズリーグ(ACL)2016の本戦がスタートした。日本からは、Jリーグ王者の広島、天皇杯を制したG大阪、昨季のJリーグで3位だった浦和と4位のFC東京が出場。近年は苦戦が続いているACLの舞台で、2008年のG大阪以来となるアジア制覇を目指す。
▽日本勢でグループGに入ったのは、2015シーズンのJリーグで2位に入り、天皇杯連覇を達成したG大阪。2年連続8度目のACLに臨むG大阪にとって、ライバルとなる各チームのACLにおける成績や、過去4シーズンの成績から算出されるAFCクラブランキング、注目選手などを紹介したい。
■グループG
・水原三星(韓国)
・上海上港(中国)
・メルボルン・ビクトリー(オーストラリア)
・ガンバ大阪(日本)
★水原三星(韓国/7回目)
【出場資格】
Kリーグ・クラシック2015 2位
【前回出場】
2015年
【前回大会】
ベスト16
【最高成績】
優勝(2002)
【AFCクラブランキング(2012-2015)】
11位
▽韓国を代表する強豪クラブの1つ。ここ7シーズンはKリーグ・クラシック優勝から遠ざかっているものの、かつては2001年から2年連続でACL制覇した実績を持つ。現有戦力を見ても、ACLの戦いを熟知するMFヨム・ギフンやMFクォン・チャンフンら新旧の韓国代表選手も多く在籍しており、グループステージを勝ち抜くだけの力は十分だ。
【注目選手】
1983年3月30日(32歳)
★上海上港(中国/初出場)
【出場資格】
中国スーパーリーグ2015 2位
【前回出場】
なし
【前回大会】
不参加
【最高成績】
なし
【AFCクラブランキング(2012-2015)】
40位
▽2014年の親会社変更に伴い、2015年からチーム名も上海東亜から上海上港に変えると、同年の国内リーグ戦を2位でフィニッシュ。初のACL出場権を獲得した。現有戦力を見ると、ガーナ代表FWアサモア・ギャンやMFダリオ・コンカといった実力者が在籍。オフには、今大会を見据えてか、広州恒大からFWエウケソンを補強した。
【注目選手】
1989年7月13日(26歳)
▽昨シーズンまで3年間にわたって在籍した広州恒大で、3度の中国スーパーリーグ、2度のACL優勝に導いた点取り屋。昨シーズンはケガの影響もあり、得点数を減らしたものの、26歳という年齢から見ても、老け込むにはまだ早い。研ぎ澄まされた得点感覚は、G大阪にとっても脅威となるだろう。
★メルボルン・ビクトリー(オーストラリア/5回目)
【出場資格】
Aリーグ2014-15 優勝
Aリーグ2015グランドファイナル 優勝
【前回出場】
2014年
【前回大会】
不参加
【最高成績】
グループステージ敗退(2014)
【AFCクラブランキング(2012-2015)】
65位
▽昨シーズンは、レギュラーシーズン、グランドファイナルの両大会を制し、2008-09シーズン以来の完全優勝を達成。過去4大会はいずれもグループステージ敗退に終わっているだけに、クラブ初の決勝トーナメント進出を目指す。
【注目選手】】
1985年7月29日(30歳)
▽チーム屈指の点取り屋で、今シーズンもここまで国内リーグ戦で得点ランキング2 位の 14得点を記録。近年は遠ざかっているものの、アルバニア代表としても17試合のキャップ数を誇る。チームをグループステージ突破に導くべく、国内リーグ戦で見せる高い決定力をアジアの舞台でも示したいところだ。
★ガンバ大阪(日本/8回目)
【出場資格】
天皇杯2015 優勝
【前回出場】
2015年
【前回大会】
ベスト4
【最高成績】
優勝(2008)
【AFCクラブランキング(2012-2015)】
10位
▽2年連続の出場となるG大阪。昨年は、年間2位に終わったJリーグ、ベスト4入りを果たしたACL、準優勝のナビスコカップを含むJ最多の60試合を戦う中で、最後に天皇杯優勝を成し遂げ、チームの底力を示した。主力全員が残留した今オフは、元U-21ブラジル代表のFWアデミウソン(サンパウロ)と元日本代表のMF藤本淳吾(横浜FC)を補強。選手層をより充実させ、昨年届かなかった2008年以来2度目となるアジアの頂を狙う。
【注目選手】
1992年5月6日(23歳)
▽“至宝”と評されるG大阪の絶対的エース。昨シーズンは公式戦53試合28得点とチームのエースたる所以をプレーで示した。ACLだけの成績に限れば、11試合4得点。チームの悲願である2度目のアジアの頂に立つためには、この男のさらなる活躍が不可欠だ。
▽日本勢でグループGに入ったのは、2015シーズンのJリーグで2位に入り、天皇杯連覇を達成したG大阪。2年連続8度目のACLに臨むG大阪にとって、ライバルとなる各チームのACLにおける成績や、過去4シーズンの成績から算出されるAFCクラブランキング、注目選手などを紹介したい。
■グループG
・水原三星(韓国)
・上海上港(中国)
・メルボルン・ビクトリー(オーストラリア)
・ガンバ大阪(日本)
★水原三星(韓国/7回目)
Kリーグ・クラシック2015 2位
【前回出場】
2015年
【前回大会】
ベスト16
【最高成績】
優勝(2002)
【AFCクラブランキング(2012-2015)】
11位
▽韓国を代表する強豪クラブの1つ。ここ7シーズンはKリーグ・クラシック優勝から遠ざかっているものの、かつては2001年から2年連続でACL制覇した実績を持つ。現有戦力を見ても、ACLの戦いを熟知するMFヨム・ギフンやMFクォン・チャンフンら新旧の韓国代表選手も多く在籍しており、グループステージを勝ち抜くだけの力は十分だ。
【注目選手】
Getty Images
FWヨム・ギフン(韓国)1983年3月30日(32歳)
▽水原三星の顔ともいえる存在。切れ味鋭いドリブルを武器とするサイドアタッカーであり、チームの精神的支柱としても絶大な存在感を誇る。韓国代表としても、これまで49試合に出場。サイドからの切り崩しには要注意だ。
★上海上港(中国/初出場)
【出場資格】
中国スーパーリーグ2015 2位
【前回出場】
なし
【前回大会】
不参加
【最高成績】
なし
【AFCクラブランキング(2012-2015)】
40位
▽2014年の親会社変更に伴い、2015年からチーム名も上海東亜から上海上港に変えると、同年の国内リーグ戦を2位でフィニッシュ。初のACL出場権を獲得した。現有戦力を見ると、ガーナ代表FWアサモア・ギャンやMFダリオ・コンカといった実力者が在籍。オフには、今大会を見据えてか、広州恒大からFWエウケソンを補強した。
【注目選手】
Getty Images
FWエウケソン(ブラジル)1989年7月13日(26歳)
▽昨シーズンまで3年間にわたって在籍した広州恒大で、3度の中国スーパーリーグ、2度のACL優勝に導いた点取り屋。昨シーズンはケガの影響もあり、得点数を減らしたものの、26歳という年齢から見ても、老け込むにはまだ早い。研ぎ澄まされた得点感覚は、G大阪にとっても脅威となるだろう。
★メルボルン・ビクトリー(オーストラリア/5回目)
【出場資格】
Aリーグ2014-15 優勝
Aリーグ2015グランドファイナル 優勝
【前回出場】
2014年
【前回大会】
不参加
【最高成績】
グループステージ敗退(2014)
【AFCクラブランキング(2012-2015)】
65位
▽昨シーズンは、レギュラーシーズン、グランドファイナルの両大会を制し、2008-09シーズン以来の完全優勝を達成。過去4大会はいずれもグループステージ敗退に終わっているだけに、クラブ初の決勝トーナメント進出を目指す。
【注目選手】】
Getty Images
FWベサルト・ベリシャ(アルバニア)1985年7月29日(30歳)
▽チーム屈指の点取り屋で、今シーズンもここまで国内リーグ戦で得点ランキング2 位の 14得点を記録。近年は遠ざかっているものの、アルバニア代表としても17試合のキャップ数を誇る。チームをグループステージ突破に導くべく、国内リーグ戦で見せる高い決定力をアジアの舞台でも示したいところだ。
★ガンバ大阪(日本/8回目)
【出場資格】
天皇杯2015 優勝
【前回出場】
2015年
【前回大会】
ベスト4
【最高成績】
優勝(2008)
【AFCクラブランキング(2012-2015)】
10位
▽2年連続の出場となるG大阪。昨年は、年間2位に終わったJリーグ、ベスト4入りを果たしたACL、準優勝のナビスコカップを含むJ最多の60試合を戦う中で、最後に天皇杯優勝を成し遂げ、チームの底力を示した。主力全員が残留した今オフは、元U-21ブラジル代表のFWアデミウソン(サンパウロ)と元日本代表のMF藤本淳吾(横浜FC)を補強。選手層をより充実させ、昨年届かなかった2008年以来2度目となるアジアの頂を狙う。
【注目選手】
Getty Images
FW宇佐美貴史(日本)1992年5月6日(23歳)
▽“至宝”と評されるG大阪の絶対的エース。昨シーズンは公式戦53試合28得点とチームのエースたる所以をプレーで示した。ACLだけの成績に限れば、11試合4得点。チームの悲願である2度目のアジアの頂に立つためには、この男のさらなる活躍が不可欠だ。
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