【ACL2016】広島はJ王者の意地を見せられるか!? ~グループF~
2016.02.23 13:31 Tue
▽2月23日(火)、今シーズンのアジア王者を決めるAFCチャンピオンズリーグ(ACL)2016の本戦がスタートする。日本からは、Jリーグ王者の広島、天皇杯を制したG大阪、昨季のJリーグで3位だった浦和と4位のFC東京が出場。近年は苦戦が続いているACLの舞台で、2008年のG大阪以来となるアジア制覇を目指す。
▽日本勢でグループFに入ったのは、2015シーズンのJリーグ王者である広島だ。ここ5シーズンで3度Jリーグを制している広島だが、ACLでは2014年のベスト16が最高成績となっている。国内だけでなくアジアタイトルを目指す広島にとって、ライバルとなる各チームのACLにおける成績や、過去4シーズンの成績から算出されるAFCクラブランキング、注目選手などを紹介したい。
■グループF
・サンフレッチェ広島(日本)
・FCソウル(韓国)
・ブリーラム・ユナイテッド(タイ)
・山東魯能(中国)
★サンフレッチェ広島(日本/4回目)
【出場資格】
Jリーグ2015 優勝
【前回出場】
2014年
【前回大会】
不参加
【最高成績】
ベスト16(2014)
【AFCクラブランキング(2012-2015)】
37位
▽2年ぶりにアジアの舞台に戻ってきた広島。2015シーズンはJリーグ年間優勝を達成すると、12月にはFIFAクラブ・ワールドカップに出場し世界3位に輝いた。主力の大半が残留したものの、昨シーズンのリーグ戦で33試合に出場し21得点を記録したFWドウグラスがアル・アイン(UAE)へと移籍。大幅な得点力ダウンが懸念されるが、積み上げた広島のサッカーでアジアタイトルを目指す。
【注目選手】
1982年3月12日(33歳)
▽言わずと知れた広島の点取り屋。昨シーズンは、Jリーグ史上初となる12年連続2ケタ得点を記録し、元日本代表FW中山雅史が持つ157ゴールの最多得点記録に並んだ。しかし、意外にも過去3度出場したACLでは12試合で1得点とその得点力は鳴りを潜めている。広島がアジアのタイトルを獲るためには、佐藤のゴールが重要となる。
★FCソウル(韓国/6回目)
【出場資格】
韓国FAカップ2015 優勝
【前回出場】
2015年
【前回大会】
ベスト16
【最高成績】
準優勝(2013)
【AFCクラブランキング(2012-2015)】
4位
【注目選手】
1986年8月2日(29歳)
▽古巣である広島とグループで同居した高萩。昨シーズンはウエスタン・シドニー・ワンダラーズの一員としてACLに出場し6試合で1得点を記録。シーズン途中に移籍したFCソウルでも持ち前のパスセンスとゲームを読む力は健在で、昨シーズンはKリーグ・クラシックで14試合に出場し2得点を記録した。
★ブリーラム・ユナイテッド(タイ/6回目)
【出場資格】
タイ・プレミアリーグ2015 優勝
タイFAカップ 優勝
【前回出場】
2015年
【前回大会】
グループステージ敗退
【最高成績】
ベスト8(2013)
【AFCクラブランキング(2012-2015)】
17位
▽タイ・プレミアリーグを3連覇した強豪。2015シーズンはリーグ戦の他、FAカップ、リーグカップと3冠を達成し、充実したシーズンを過ごした。ACLは5年連続の出場になるが、うち3シーズンはグループステージ敗退。今大会は2013シーズン以来のグループステージ突破を目指す。
【注目選手】
1987年7月6日(28歳)
▽かつてC大阪や横浜FCなどJリーグでもプレー経験があるカイオに注目。全北現代(韓国)、水原三星(韓国)ではACLを経験し、今シーズンからブリーラム・ユナイテッドに加入した。全北現代や水原三星では主力としてプレーしているだけに、ブリーラムでも怖い存在になるだろう。
★山東魯能(中国/8回目)
【出場資格】
中国スーパーリーグ2015 3位
【前回出場】
2015年
【前回大会】
グループステージ敗退
【最高成績】
ベスト8(2005)
【AFCクラブランキング(2012-2015)】
45位
▽プレーオフを勝ち上がり本戦の出場権を得た山東魯能。ACLには3年連続での出場となったが、これまでグループステージを突破したのは1度のみ。今シーズンはすでに2度勝利しての本戦出場を決めているだけに、何としてもグループステージ突破を目指したい。
【注目選手】
1985年5月10日(30歳)
▽現役のブラジル代表FW。昨シーズンから山東魯能に加入したジエゴ・タルデリは、中国スーパーリーグで19試合に出場し6得点を記録。しかし、ACLでは5試合に出場するも無得点に終わった。今大会はプレーオフでチームを本戦に導くゴールを決めるなど好調を維持しており、本戦でのゴール量産も期待が懸かる。
▽日本勢でグループFに入ったのは、2015シーズンのJリーグ王者である広島だ。ここ5シーズンで3度Jリーグを制している広島だが、ACLでは2014年のベスト16が最高成績となっている。国内だけでなくアジアタイトルを目指す広島にとって、ライバルとなる各チームのACLにおける成績や、過去4シーズンの成績から算出されるAFCクラブランキング、注目選手などを紹介したい。
■グループF
・サンフレッチェ広島(日本)
・FCソウル(韓国)
・ブリーラム・ユナイテッド(タイ)
・山東魯能(中国)
★サンフレッチェ広島(日本/4回目)
【出場資格】
Jリーグ2015 優勝
【前回出場】
2014年
【前回大会】
不参加
【最高成績】
ベスト16(2014)
【AFCクラブランキング(2012-2015)】
37位
【注目選手】
Getty Images
FW佐藤寿人(日本)1982年3月12日(33歳)
▽言わずと知れた広島の点取り屋。昨シーズンは、Jリーグ史上初となる12年連続2ケタ得点を記録し、元日本代表FW中山雅史が持つ157ゴールの最多得点記録に並んだ。しかし、意外にも過去3度出場したACLでは12試合で1得点とその得点力は鳴りを潜めている。広島がアジアのタイトルを獲るためには、佐藤のゴールが重要となる。
★FCソウル(韓国/6回目)
【出場資格】
韓国FAカップ2015 優勝
【前回出場】
2015年
【前回大会】
ベスト16
【最高成績】
準優勝(2013)
【AFCクラブランキング(2012-2015)】
4位
▽過去にはACLでファイナルに進出したこともあるFCソウルは、近年国内タイトルから見放されてしまっている。それでも、かつて所属していた元モンテネグロ代表FWデヤン・ダミヤノビッチや、かつてアーセナルでプレーした元韓国代表FWパク・チュヨンが在籍。また、元広島のMF高萩洋次郎も在籍している。
【注目選手】
Getty Images
MF高萩洋次郎(日本)1986年8月2日(29歳)
▽古巣である広島とグループで同居した高萩。昨シーズンはウエスタン・シドニー・ワンダラーズの一員としてACLに出場し6試合で1得点を記録。シーズン途中に移籍したFCソウルでも持ち前のパスセンスとゲームを読む力は健在で、昨シーズンはKリーグ・クラシックで14試合に出場し2得点を記録した。
★ブリーラム・ユナイテッド(タイ/6回目)
【出場資格】
タイ・プレミアリーグ2015 優勝
タイFAカップ 優勝
【前回出場】
2015年
【前回大会】
グループステージ敗退
【最高成績】
ベスト8(2013)
【AFCクラブランキング(2012-2015)】
17位
▽タイ・プレミアリーグを3連覇した強豪。2015シーズンはリーグ戦の他、FAカップ、リーグカップと3冠を達成し、充実したシーズンを過ごした。ACLは5年連続の出場になるが、うち3シーズンはグループステージ敗退。今大会は2013シーズン以来のグループステージ突破を目指す。
【注目選手】
Getty Images
FWカイオ(ブラジル)1987年7月6日(28歳)
▽かつてC大阪や横浜FCなどJリーグでもプレー経験があるカイオに注目。全北現代(韓国)、水原三星(韓国)ではACLを経験し、今シーズンからブリーラム・ユナイテッドに加入した。全北現代や水原三星では主力としてプレーしているだけに、ブリーラムでも怖い存在になるだろう。
★山東魯能(中国/8回目)
【出場資格】
中国スーパーリーグ2015 3位
【前回出場】
2015年
【前回大会】
グループステージ敗退
【最高成績】
ベスト8(2005)
【AFCクラブランキング(2012-2015)】
45位
▽プレーオフを勝ち上がり本戦の出場権を得た山東魯能。ACLには3年連続での出場となったが、これまでグループステージを突破したのは1度のみ。今シーズンはすでに2度勝利しての本戦出場を決めているだけに、何としてもグループステージ突破を目指したい。
【注目選手】
Getty Images
FWジエゴ・タルデリ(ブラジル)1985年5月10日(30歳)
▽現役のブラジル代表FW。昨シーズンから山東魯能に加入したジエゴ・タルデリは、中国スーパーリーグで19試合に出場し6得点を記録。しかし、ACLでは5試合に出場するも無得点に終わった。今大会はプレーオフでチームを本戦に導くゴールを決めるなど好調を維持しており、本戦でのゴール量産も期待が懸かる。
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