大迫欠場のケルンが長谷部先発のフランクフルトに快勝で後半戦初勝利《ブンデスリーガ》

2016.02.14 04:21 Sun
▽ブンデスリーガ第21節ケルンvsフランクフルトが13日に行われ、3-1でケルンが快勝した。ケルンの大迫は発熱で欠場し、フランクフルトの長谷部は60分に交代した。

▽前節ハンブルガーSV戦を1-1で引き分け、後半戦に入って勝利のない9位ケルン(勝ち点26)と、前節シュツットガルト戦(2-4)を完敗し、残留圏内ぎりぎりに位置する15位フランクフルト(勝ち点21)の一戦。
▽HSV戦で出場機会のなかった大迫が発熱のため欠場となった一方、出場停止明けの長谷部が先発に復帰した日本人対決は、守備の枚数を揃える[5-4-1]で臨んだケルンがボールを保持する展開で推移。

▽しかし、11分にS・ツォラーかハムストリングの負傷によってレーマンとの交代を強いられる。そんな中16分にボックス左に侵入したゲルハルトがシュートに持ち込んでGKフラデツキーを脅かした。

▽一方、[4-1-4-1]の中盤アンカーの位置に長谷部を起用したフランクフルトは、22分に右CKからフスティがヘディングシュートでゴールに迫る決定機を演出したが、GKホルンのビッグセーブに阻止される。それでも24分、フスティのシュートをボックス中央のマイアーがDFを背負いながらボレーで合わせて先制に成功した。
▽だが29分、ケルンはファビアンのボールロストから、ボックス左のゲルハルトが利き足の左足を振り抜いてネットを揺らし、すかさず試合を振り出しに戻す。ハーフタイムにかけては一進一退の攻防が続き、1-1で前半を終えた。

▽迎えた後半は52分に長谷部がイエローカードをもらうなど、球際での激しい攻防が繰り広げられる。そんな中57分、ケルンが逆転に成功する。右サイドで得たFKをムラデノビッチが左足で送ると、ファーサイドのハインツが頭で合わせた。

▽長谷部に代えてセフェロビッチを投入し、アタッカーを増やして前がかるフランクフルトに対して、ケルンは68分に3点目に迫る。しかし、ゲルハルトがGKと一対一となったものの、フラデツキーのセーブに阻まれてしまった。それでも72分、ビッテンコートのスルーパスを起点に、ボックス右に抜け出したゲルハルトのラストパスをモデストが流し込んでケルンが決定的な3点目を奪った。このまま2点のリードを保ったケルンが後半戦初勝利を快勝で飾っている。
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