ユナイテッドが格下サンダーランドに痛恨の敗戦…《プレミアリーグ》
2016.02.13 23:49 Sat
▽マンチェスター・ユナイテッドは13日、敵地スタジアム・オブ・ライトで開催されたプレミアリーグ第26節でサンダーランドと対戦し、1-2で敗戦した。
▽前節、試合終了間際の失点によってチェルシーとのビッグマッチで勝ち点3を取りこぼした5位のユナイテッドは、チャンピオンズリーグ(CL)出場圏内の4位マンチェスター・シティとの勝ち点差が「6」となった。迎えた今節は、そのトップ4がいずれも直接対決に臨むため、勝ち点差を縮めるチャンス。直近のリーグ戦でリバプールと引き分けた19位のサンダーランドとのアウェイゲームに向けてファン・ハール監督は、チェルシー戦から先発1人を変更。休養を与えられたフェライーニがベンチ外となり、シュナイデルランがキャリックと共にセントラルMFで起用された。
▽試合は開始早々に動きを見せる。相手陣内右サイドでダルミアンに倒されたハズリがFKを獲得。このFKの場面でハズリがゴール方向に向かうボールを選択すると、ゴール前の密集でデフォーの股間を抜けたボールにGKデ・ヘアが反応できず、そのままゴール右隅に吸い込まれた。
▽ハズリの移籍後初ゴールでサンダーランドに先手を許したユナイテッドは、左サイドのマルシャルのドリブル突破を軸に反撃を開始。ルーニーやマルシャルが何度かボックス内へ進入していくが、フィニッシュまで持ち込むことができない。
▽立ち上がりから集中した入りを見せるサンダーランドは、11分に相手陣内深くでダルミアンからボールを奪い、ゴール前のデフォーに決定機もここは相手DFに寄せられて早々の追加点とはならず。この直後にキルヒホフがハムストリングを痛めロッドウェルとの負傷交代を強いられるが、18分にボックス手前のファン・アールホルトが惜しいシュートを放つなど、試合の流れを譲らない。
▽良い流れの中で負傷者を出したことで嫌な雰囲気が漂うユナイテッド。だが、若き才能が見事なフィニッシュで同点ゴールをもたらす。39分、ボックス手前でマタが放ったシュートをGKマノーネがファインセーブで防ぐも、こぼれ球にいち早く反応したマルシャルがボックス左ライン際角度のないところから左足のチップキックをファーポストに流し込んだ。
▽1-1のイーブンに戻って以降は追いついたユナイテッドのペースとなったが、後半立ち上がりはサンダーランドが盛り返す。49分には相手陣内右サイドで得たFKの場面でハズリの入れたクロスをニアのオシェイが頭で合わすが、これはルーニーの手を使った微妙なブロックに阻まれる。さらに54分にはカッターモールのスルーパスに抜け出したファン・アールホルトの折り返しにデフォーが飛び込むが、今度はDFブリントの好ブロックに防がれた。
▽前半同様に入りに失敗したユナイテッドは、ボックス付近までボールを運ぶものの最後の精度を欠く。逆に、61分には最終ラインが簡単に裏を取られてヌンドイェにボックス内でGKと一対一の場面を許すが、枠の左を捉えたシュートはデ・ヘアが必死に伸ばした右足で弾き出す。何とか流れを変えたいユナイテッドは、この直後にリンガードを下げてデパイをピッチに送り出した。
▽後半半ばを過ぎて中盤にスペースができ始めたため、試合はややオープンな展開に。72分にはセットプレーの流れからボックス左でボールを持ったラミーヌ・コネがニアポストの上角を狙ったシュートを放つが、これはGKデ・ヘアの好守に遭う。それでも、よりフィニッシュに繋げていたサンダーランドは82分、ハズリの右CKをゴール前でフリーのL・コネが頭で合わせると、デ・ヘアが一度は反応するが自身の身体に当たったボールがネットに吸い込まれ、ホームチームが勝ち越しに成功した。
▽スタジアム・オブ・ライトで一度も敗れたことがないユナイテッドは、86分にシュナイデルランを下げてウィル・キーンを投入。リスクを冒して反撃に出るが、守備を固めたサンダーランドの守備を最後までこじ開けることはできなかった。格下相手に痛恨の敗戦を喫したユナイテッドはリーグ3試合ぶりの黒星を喫し、トップ4との差を詰めることができなかった。
▽前節、試合終了間際の失点によってチェルシーとのビッグマッチで勝ち点3を取りこぼした5位のユナイテッドは、チャンピオンズリーグ(CL)出場圏内の4位マンチェスター・シティとの勝ち点差が「6」となった。迎えた今節は、そのトップ4がいずれも直接対決に臨むため、勝ち点差を縮めるチャンス。直近のリーグ戦でリバプールと引き分けた19位のサンダーランドとのアウェイゲームに向けてファン・ハール監督は、チェルシー戦から先発1人を変更。休養を与えられたフェライーニがベンチ外となり、シュナイデルランがキャリックと共にセントラルMFで起用された。
▽ハズリの移籍後初ゴールでサンダーランドに先手を許したユナイテッドは、左サイドのマルシャルのドリブル突破を軸に反撃を開始。ルーニーやマルシャルが何度かボックス内へ進入していくが、フィニッシュまで持ち込むことができない。
▽立ち上がりから集中した入りを見せるサンダーランドは、11分に相手陣内深くでダルミアンからボールを奪い、ゴール前のデフォーに決定機もここは相手DFに寄せられて早々の追加点とはならず。この直後にキルヒホフがハムストリングを痛めロッドウェルとの負傷交代を強いられるが、18分にボックス手前のファン・アールホルトが惜しいシュートを放つなど、試合の流れを譲らない。
▽不用意なボールロストや判断の遅れから攻撃が停滞するユナイテッドだったが、31分にマタがようやく最初の枠内シュートを放つと、徐々にプレスの弱まったホームチームを押し込んでいく。しかし、チームが攻勢を見せた中で相手選手と交錯したダルミアンが肩を負傷し、これがユナイテッドでのトップチームデビューとなる21歳のラブの投入を余儀なくされた。
▽良い流れの中で負傷者を出したことで嫌な雰囲気が漂うユナイテッド。だが、若き才能が見事なフィニッシュで同点ゴールをもたらす。39分、ボックス手前でマタが放ったシュートをGKマノーネがファインセーブで防ぐも、こぼれ球にいち早く反応したマルシャルがボックス左ライン際角度のないところから左足のチップキックをファーポストに流し込んだ。
▽1-1のイーブンに戻って以降は追いついたユナイテッドのペースとなったが、後半立ち上がりはサンダーランドが盛り返す。49分には相手陣内右サイドで得たFKの場面でハズリの入れたクロスをニアのオシェイが頭で合わすが、これはルーニーの手を使った微妙なブロックに阻まれる。さらに54分にはカッターモールのスルーパスに抜け出したファン・アールホルトの折り返しにデフォーが飛び込むが、今度はDFブリントの好ブロックに防がれた。
▽前半同様に入りに失敗したユナイテッドは、ボックス付近までボールを運ぶものの最後の精度を欠く。逆に、61分には最終ラインが簡単に裏を取られてヌンドイェにボックス内でGKと一対一の場面を許すが、枠の左を捉えたシュートはデ・ヘアが必死に伸ばした右足で弾き出す。何とか流れを変えたいユナイテッドは、この直後にリンガードを下げてデパイをピッチに送り出した。
▽後半半ばを過ぎて中盤にスペースができ始めたため、試合はややオープンな展開に。72分にはセットプレーの流れからボックス左でボールを持ったラミーヌ・コネがニアポストの上角を狙ったシュートを放つが、これはGKデ・ヘアの好守に遭う。それでも、よりフィニッシュに繋げていたサンダーランドは82分、ハズリの右CKをゴール前でフリーのL・コネが頭で合わせると、デ・ヘアが一度は反応するが自身の身体に当たったボールがネットに吸い込まれ、ホームチームが勝ち越しに成功した。
▽スタジアム・オブ・ライトで一度も敗れたことがないユナイテッドは、86分にシュナイデルランを下げてウィル・キーンを投入。リスクを冒して反撃に出るが、守備を固めたサンダーランドの守備を最後までこじ開けることはできなかった。格下相手に痛恨の敗戦を喫したユナイテッドはリーグ3試合ぶりの黒星を喫し、トップ4との差を詰めることができなかった。
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