パルチザンOBがクラブの体制を批判! 「ナスタシッチは壊れた洗濯機のために売られた」
2016.01.28 18:10 Thu
▽セルビアの名門、パルチザンで活躍した元セルビア・モンテネグロ代表MFのアルベルト・ナジ氏が、若手有望タレントに対するクラブの扱い方の拙さを非難している。セルビア『Blic』が伝えている。
▽そして、同氏は当時ユースチームに在籍し、2010年にフィオレンティーナに引き抜かれたDFマティヤ・ナスタシッチ(現シャルケ)を例に挙げて、有望な若手の扱いに不得手なクラブの体制を批判している。
▽現在、22歳のナスタシッチは、2012年にフィオレンティーナからマンチェスター・シティに移籍した際に1200万ユーロ(約15億5000万円)、2015年にシティからシャルケに移籍した際に1500万ユーロ(約19億4000万円)の移籍金がかかったといわれている。
▽だが、2010年にパルチザンからフィオレンティーナに引き抜かれた際には、250万ユーロ(約3億2000万円)という安価な移籍金で買い叩かれた格好となった。そして、ナジ氏はナスタシッチ移籍の背景に関して、クラブの不手際を暴露している。
「そして、その情報を伝え聞いた一部の代理人が、洗濯機をプレゼントする代わりにナスタシッチの移籍を許可するように彼の家族を説得していた。一方、パルチザンのスタッフは、誰一人彼の経済的な問題に対処していなかった」
「通常、ユースチームのコーチやスタッフは、知らない代理人たちよりプレーヤーの家庭環境を知っておかなければならないんだ」
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▽現役時代にパルチザンでキャプテンを務め、現在はクラブのコーディネーターを務めているナジ氏は、FWラザル・マルコビッチ(現フェネルバフチェ)やFWアレクサンドル・ミトロビッチ(現ニューカッスル)など、有望な若手タレントをすぐに売りに出すクラブの姿勢に不満を抱いているようだ。▽現在、22歳のナスタシッチは、2012年にフィオレンティーナからマンチェスター・シティに移籍した際に1200万ユーロ(約15億5000万円)、2015年にシティからシャルケに移籍した際に1500万ユーロ(約19億4000万円)の移籍金がかかったといわれている。
▽だが、2010年にパルチザンからフィオレンティーナに引き抜かれた際には、250万ユーロ(約3億2000万円)という安価な移籍金で買い叩かれた格好となった。そして、ナジ氏はナスタシッチ移籍の背景に関して、クラブの不手際を暴露している。
「マティヤ・ナスタシッチは、洗濯機1台のために売られた。彼は当時、トップチームで1試合に出場しただけだった。彼の移籍に関わったある人から移籍の全容を聞いた。彼はナスタシッチの家族が、どれだけ貧しい状態にあったかを教えてくれた。そして、当時彼の家では洗濯機が壊れてしまっていたようだ」
「そして、その情報を伝え聞いた一部の代理人が、洗濯機をプレゼントする代わりにナスタシッチの移籍を許可するように彼の家族を説得していた。一方、パルチザンのスタッフは、誰一人彼の経済的な問題に対処していなかった」
「通常、ユースチームのコーチやスタッフは、知らない代理人たちよりプレーヤーの家庭環境を知っておかなければならないんだ」
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