クロップ監督、4部と引き分けて再試合も「自分たちの状況を尊重しなければならない」

2016.01.09 11:41 Sat
▽リバプールは9日、FAカップ3回戦で4部のエクスターと対戦し、2-2で引き分けた。ユルゲン・クロップ監督は試合後、現状を尊重しなければならないと強調している。

▽守備陣を中心に負傷者が続出しているリバプールは、レンタル移籍から復帰したばかりのポルトガル人DFチアゴ・イロリなど若手選手をスタメンに多数起用。試合は、4部のクラブを相手にリードを許す展開となり、何とかドローで終えて再試合に持ち込んだ。
▽試合を振り返ったクロップ監督は、「カップ戦の初戦は常にとても難しいものだ。我々の状況だと特にね」と語り、若手選手が多い上に、トレーニングを満足に行うことができなったことが厳しい試合につながったことを認めた。リバプール公式サイトが伝えている。

「我々は時間についてのプレッシャーがある状況でラインナップを選ぼうとした。レンタル移籍していた何人かの選手は昨日戻った。昨日は一緒に練習したし、今日は朝に40分程度練習した」

「我々は共通のプランや考え方を生み出そうとした。それはとても良いことというわけではなかったね。悪過ぎるということもなかった。しかし、これはフットボールでは一緒に取り組むことが非常に重要だということを示したと思う。我々はこのチームと一緒にそういうことはできなかった」
「我々は自分たちの状況を尊重しなければならないし、自分たちがやったことだ。我々は次のラウンドに進出するためにここを訪れた。そして、それは100%上手くいったわけではなかった。50%だ。今はアンフィールドでもう1試合ある。そういうものだ」

▽クロップ監督は、スロバキア代表DFマルティン・シュクルテルやクロアチア代表DFデヤン・ロブレンといったセンターバック陣に負傷者が続出している現状においても、前向きに取り組まなければいけないと考えている。

「現時点での大きな問題は我々のセンターバックたちが負傷しているということだ。シーズン最初は5人のセンターバックがいたが、今は誰もいない。それが今の状況だ。それでも、来週にはその状況は変わる可能性がある。その後で、自分たちができることを確認しなければならない。我々はしっかり取り組んで前進するよ」

▽リバプールは12日、本拠地のアンフィールドでプレミアリーグ第21節のアーセナル戦が控えている。
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