名古屋が甲府GK荻晃太を完全移籍で獲得「大変感慨深い」
2015.12.28 14:31 Mon
▽名古屋は28日、甲府のGK荻晃太(32)を完全移籍で加入することを発表した。
▽荻は岐阜工高から2002年に神戸へ加入。その後は、大宮、FC東京と渡り歩き、2009年に甲府に加入。甲府ではJ1で74試合、J2で114試合に出場、通算ではJ1で75試合、J2で159試合に出場している。荻は名古屋を通じて意気込みを語っている。
「初めてプロサッカーチームの試合を見たのは、メモリアルセンター長良川球技場で行われた名古屋グランパスの試合だったと記憶しています。苦労して手に入れたチケットを何日も前から額に入れて飾り、母がお弁当を作り、父の運転でスタジアムへ向かいました。青空の下、緑の絨毯のような芝生の上で躍動する赤いシャツを着たグランパスの選手の姿は今も脳裏に焼きついています。その日に僕はプロのサッカー選手になろうと決心しました」
「そんな思い入れのあるクラブの一員となるのは、大変感慨深いです。これからは、名古屋グランパスの一員として、あの日感銘を受けた僕のような少年を一人でも多く増やすことが出来れば、この上なく嬉しいです」
▽また、7シーズンを過ごした甲府を通じては、思い出を振り返ると共に、ファン・サポーターへ感謝の意を述べている。
「青空の下で着替えたり、水のシャワーを浴びたり、あまりコンディションが良いとは言えない芝で練習したり、練習場を転々としたり(それは今でも時々あるけど)、皆さんが言うほど悪い経験ではなかったような気もします。いや、どちらかと言うと楽しかったかな(笑)。一歩ずつ階段を登って行くクラブの過渡期に、微力ながら関われたことは貴重な経験となり、素晴らしい出来事として刻まれました」
「海野会長夫妻が造るマスカットベーリーAをもう飲むことが出来ないのはとても残念ですが、今後もヴァンフォーレ甲府の発展と躍進を、併せて甲州ワインの発展と躍進も期待しています」
▽荻は岐阜工高から2002年に神戸へ加入。その後は、大宮、FC東京と渡り歩き、2009年に甲府に加入。甲府ではJ1で74試合、J2で114試合に出場、通算ではJ1で75試合、J2で159試合に出場している。荻は名古屋を通じて意気込みを語っている。
「そんな思い入れのあるクラブの一員となるのは、大変感慨深いです。これからは、名古屋グランパスの一員として、あの日感銘を受けた僕のような少年を一人でも多く増やすことが出来れば、この上なく嬉しいです」
▽また、7シーズンを過ごした甲府を通じては、思い出を振り返ると共に、ファン・サポーターへ感謝の意を述べている。
「7年前に甲府を訪れたとき、これほど素晴らしい出来事が待っているとは考えもしませんでした。嬉しい誤算というか。本来であれば応援してくれたファンの皆さん、練習場に足繁く通い、バナーを掲げ、チャントを歌ってくれたサポーター、あまり社交的とは言えない僕や僕の妻に良くしてくれた物好きな(失礼)方、全ての人達の前で直接感謝の気持ちを伝えることができればいいのですが、またそれが礼儀に適ったものであることは承知していますが、サッカー選手兼コラムニストとして(誰が認定したかわからないけど)活字で伝える運びとなりました。」
「青空の下で着替えたり、水のシャワーを浴びたり、あまりコンディションが良いとは言えない芝で練習したり、練習場を転々としたり(それは今でも時々あるけど)、皆さんが言うほど悪い経験ではなかったような気もします。いや、どちらかと言うと楽しかったかな(笑)。一歩ずつ階段を登って行くクラブの過渡期に、微力ながら関われたことは貴重な経験となり、素晴らしい出来事として刻まれました」
「海野会長夫妻が造るマスカットベーリーAをもう飲むことが出来ないのはとても残念ですが、今後もヴァンフォーレ甲府の発展と躍進を、併せて甲州ワインの発展と躍進も期待しています」
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