世界3位の広島・森保一監督「総合力で結果を出せたことは大きな自信」《クラブW杯2015》

2015.12.20 20:40 Sun
▽FIFAクラブ・ワールドカップ 2015の3位決定戦が20日、横浜国際総合競技場で行われ、開催国王者の広島とアジア王者の広州恒大が激突した一戦は、ドウグラスの2ゴールにより広島が2-1で勝利した。

▽試合後、3位に輝いた広島の森保一監督が記者会見に出席。今大会を振り返るとともに、世界3位に輝いたこと、また今後のビジョンについてコメントした。
──今大会を振り返って
「クラブ・ワールドカップは素晴らしい大会ですし、世界の強豪、各大陸の王者が集まるトーナメントに開催国枠、Jリーグを代表して出られたことは幸せなことだと思っています。選手も私も、チームとしてこの大会は厳しい戦いが続きましたが楽しむことができました」

「残念ながら決勝で戦うことはできませんでしたが、Jリーグの代表として、日本の代表として戦う誇りと責任として、3位で終われたことは、Jリーグで積み上げてきていることが我々のみならず他のチーム、Jリーグ全体としての自信に繋がっていけば良いかなと思います」

「地方都市・広島のクラブですが、我々の活躍、結果で地域の人が喜んでくださり、地域貢献できたらと考えて活動していますが、クラブ・ワールドカップを3位で終われたということは、平和都市・広島を世界180カ国に発信できたと思いますし、地域の皆さんが喜ぶ結果を残せて嬉しく思います」
──短期間で4試合を戦う厳しい大会だったが、多くの選手がプレーしたことで広島がもう一段レベルアップした大会だったのではないか
「クラブ・ワールドカップだけで4連戦、そのまえにJリーグチャンピオンシップで2連戦があり、心身ともに極限の戦いをしてきました。消耗していたところからこの素晴らしい大会に来て6連戦を戦いました」

「消耗する中、タフな戦いをしてきて、今年シーズンを通してやってきた成長しながら勝っていく、結果を出すということ、チームの総合力で結果を出していくということ、この4試合をチームの総合力で3位という結果を得られたことは大きな自信になります」

「また、来年のアジアでの戦い、Jリーグの戦いを並行する中で、一部の選手だけでは戦えないと思うので、選手を入れ替えながら結果を出せたことは自信になったと思います」

──今日の勝利とJリーグチャンピオンになったことを比較すると違いはあるのか
「違う大会なので、どちらも嬉しいです。まずはシーズンを戦う上でJリーグでチャンピオンになろうという目標に向けてやって来ました。1年間、まずはJリーグで結果を残せた喜びがありました」

「そして、この大会で世界の大陸王者相手に結果を出していこうということで、今日は3位決定戦でアジア王者の広州恒大との戦いでしたが、広州恒大も3連戦、我々は4連戦、Jリーグチャンピオンシップからは6連戦とタフな戦いになればなるほど、持ち味であるタフで粘り強く戦うことがアジア王者に対してできました。結果として勝てたことは嬉しく思いますし、これからの戦いに向けて自信にしていきたいと思います」

──「成長しながら勝っていく」ということでしたが、美しさと勝つということのバランスで大事なところは?
「勝つことにこだわりを持ってやっていくということは、プロの世界では絶対にやっていかなくてはいけないことですし、常日頃から選手に言っています。我々のクラブは育成型クラブとして歴史を積み重ねてきていますが、1人1人が成長するとともに、チームとして成長していこうとやっています」

「今年もシーズン初めに何人かの主力選手が移籍して、上手くいかないことがたくさんあるかもしれないけど、美しく勝つというよりもタフに粘り強く、しつこく戦って、しぶとく勝っていこう、勝ち点を積み上げていこうと言いました。相手を圧倒して勝つことが理想ですが、ギリギリのせめぎ合いで相手を上回る、ギリギリの戦いを制していくというところでやってきました」

「トップチームに絡む選手だけでなく、シーズン中であればサテライトの練習試合でも全て同じコンセプトでやって、誰がトップチームに絡んでも同じ絵を描きながらやっていけるように積み上げてきました。その中で若手も非常に伸びてきていますし、トレーニングでもポジション争い、しのぎを削ってやって来たことが結果に繋がっていると思います。結果にはこだわりますが、結果は後付けで、個人として伸びる、チームとして伸びるということ、何よりも練習をしっかりをやろうとしてきました」

「また、高いお金を払って、Jリーグをはじめ、公式戦にはたくさんのファン・サポーターの皆さんに来ていただいていますが、お金を払ってでもみたい練習をしようと心掛けて、激しく、クオリティを求めてやっています。美しくというよりも、しぶとく勝っていくことを優先しています」

──今大会の試合を振り返って、序盤に押し込まれる展開が多かったが、その要因は?
「リーベル・プレート戦は、相手が良いコンディションで、最初から押し込んでくるという意図があったと思います。世界のトップクラスの強豪国が、連戦の我々に対して圧力を掛けてくるというのは、予想できたことです。そこは今日の圧力とは違ったと思います」

「広州恒大も直近のバルセロナとの試合では、スタートから圧力を掛けていくということはしていませんでしたが、アジアの大会では個の力、組織力を生かして相手を圧倒していくという戦い方をしていましたし、今日もしてきたと思います」

「ただし、今日の最初の失点に関して我々が少し不安定だった部分は、選手を入れ替えることによる不安定さが最初に出てしまったかなと思います。入り方の部分では、誰が出てもしっかりと入って、失点を避けて試合の流れを掴むという部分で成長しなくてはいけないと思います。試合前の選手に対する働きかけは改善しなくてはいけませんし、選手が入れ替わった中でお互いの連携という部分で不安定さがあったと思います」

──この試合ではどこが相手を上回ったと思うか? 来季のACLでの目標は?
「今日の戦い方については、広州恒大も連戦で、疲れがみられましたし、出場停止やケガ人でメンバーが変わっていることもあります。疲労がある中で、我々が運動量多く戦えたこと、選手が変わっても同じ戦いを継続することで、よりフレッシュな選手が出て結果を得られたと思います」

「今日の広州恒大は序盤で点が取れたので、その1点で落ち着いて試合を進めようとしたと思いましたが、我々は他の時間帯ではゲームをコントロールできていたと思いますし、そういったところが勝利に結びついたと思います」

「来年のACLについては、これまでクラブの歴史で最高の結果はベスト16です。頂点を目指していきますが、クラブの歴史を塗り替えるということで、目の前を1試合ずつ戦いながら、厳しい戦いを乗り越えてクラブの歴史を塗り替えていきたいと思います」
関連ニュース
thumb

スキッベ広島、無敗継続も相性難の札幌にまた勝てず…先制被弾も中野就斗の左足で追い付きドロー【明治安田J1第9節】

20日に札幌ドームで行われた明治安田J1第9節、北海道コンサドーレ札幌vsサンフレッチェ広島は、1-1の引き分けに終わった。 1分け5敗のスロースタートとなった19位札幌だが、直近の公式戦はYBCルヴァンカップを含めて2勝1分け。前節アルビレックス新潟とのドローで最下位からも脱出した。 ミッドウイーク開催のルヴァンカップは大幅ターンオーバーで臨んだため、今節は先の新潟戦から先発1人の変更のみにとどまった。 対する広島は4勝4分けと無敗で2位に付ける。懸念は引き分け数と増加傾向にある故障者、加えてリーグ戦における札幌との相性か。 広島は2022年のミヒャエル・スキッベ監督就任以降、ルヴァンカップでは1勝1分けだが、リーグ戦は3分け1敗。ここでもドローの多さが際立つ。 復調札幌のボール保持か、広島のハイプレスか。ペトロヴィッチ監督の古巣戦にもなる一戦は、その予想とは逆の形、札幌のショートカウンターで10分に動く。 札幌は左サイド中盤で満田誠の横パスをカットした荒野拓馬が、すぐさま縦に付けると、スパチョークもテンポ良く1つ前の浅野雄也へ渡す。その浅野がバイタルエリア左からマイナスに戻してスパチョークが右足が振ると、渾身の一撃はブロックに入った中野就斗に当たってコースが変わり、GKの逆を突く形でゴールに吸い込まれた。 リーグ戦5試合ぶりの先発起用に応えるスパチョークの今季初ゴールで、リーグ戦4試合連続の先制となった札幌。15分の松本泰志の右足フィニッシュもGK菅野孝憲が正面で掴み、26分に浴びた加藤陸次樹の連続フィニッシュにも好セーブで立ちはだかる。 追い掛ける広島は川村拓夢が負傷のアクシデントにも見舞われる。CKからの加藤のシュートを押し込もうと、懸命に足を伸ばした際に痛めたか、その後もしばらくプレーを続けていたが、左わき腹を痛めて44分に小原基樹との交代を余儀なくされ、ビハインドのままハーフタイムを迎えた。 後半へ向けては札幌が近藤友喜に代えてルヴァンカップで2ゴールの小林祐希を、広島は新井直人に代えて越道草太と、両チームが1枚ずつ交代カードを使用。立ち上がりはギアを上げた広島の勢いが勝り、50分に試合を振り出す。 CKから波状攻撃を仕掛けると、ボックス内の大橋祐紀が落とし、ペナルティアーク内から中野が左足を一閃。華麗な一撃を左隅へと流し込んだ。 54分にはオフサイドにはなったが、松本のシュートが左ポストを叩くなど、猛攻が続く広島。75分には大橋が右ポケットをえぐり倒して折り返したが、小原のシュートは力なく、GK菅野の手中に収められる。 守勢続いた札幌は77分にようやく後半最初のシュート。菅大輝が左足を振るが枠の右へ外れた。 終盤は広島の足が止まったことで、札幌のアタッキングサード侵入回数も増え始めたが、83分の浅野の左足もクロスバーを越えるなど、最終局面での精度を欠く。さらには空中戦の着地時に腰のあたりを痛め、その後もプレーを続けていた岡村大八が、88分に限界を迎え、ピッチを後に。田中克幸が投入される。 後半アディショナルタイムの広島は、この日再三ボックス内へ顔を出していた松本が田中とのコンタクトで倒れるも、笛は鳴らず。タイスコアのまま90分を終え、両者ともにリーグ戦2試合連続のドローとなった。 北海道コンサドーレ札幌 1-1 サンフレッチェ広島 【札幌】 スパチョーク(前10) 【広島】 中野就斗(後5) <span class="paragraph-title">【動画】コースを狙った中野就斗の鮮やかな同点弾</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>ここしかないというコースに<br>\<br><br>中野就斗が左足一閃!<br>今季2得点目は待望の同点ゴール<br><br>明治安田J1リーグ第9節<br>札幌×広島<br>LIVE on <a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> <a href="https://t.co/6EIMT0L1NI">pic.twitter.com/6EIMT0L1NI</a></p>&mdash; DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1781567915117932610?ref_src=twsrc%5Etfw">April 20, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.04.20 16:00 Sat

【J1注目プレビュー|第9節:札幌vs広島】復調のキッカケを掴むか、無敗継続か…“ミラーゲーム”のポイントは決定力

【明治安田J1リーグ第9節】 2024年4月20日(土) 14:00キックオフ 北海道コンサドーレ札幌(19位/5pt) vs サンフレッチェ広島(2位/16pt) [札幌ドーム] <span class="paragraph-subtitle">◆復調の兆しを掴みたい【北海道コンサドーレ札幌】</span> 前節はアウェイでアルビレックス新潟と対戦して1-1のドロー。先制しながらも終盤に失点し、連勝を逃す形の勝ち点1となった。 とはいえ、第2節からの泥沼の5連敗を考えれば、チームは復調の兆しを見せている状況。ガンバ大阪戦ではホームで初勝利を収めており、再びのホームゲームで勝利を掴みたいところだ。 迎え撃つは監督の古巣であり、今季ここまで無敗の広島。上位を相手に結果を残すことができれば、この良い流れを掴むことに繋がりそうだ。 攻撃面はまだまだ改善の余地あり。そして、守備面も前節はリードしながら追いつかれており、チームが良い状態にあるとは言えない。それでも目指すは勝利のみ。再び泥沼にハマって行かないためにも、上位相手にしっかりと結果を残して勝ち点を拾うことが重要になりそうだ。 ★予想スタメン[3-4-2-1] GK:菅野孝憲 DF:髙尾瑠、岡村大八、菅大輝 MF:浅野雄也、荒野拓馬、宮澤裕樹、近藤友喜 MF:青木亮太、スパチョーク FW:駒井善成 監督:ミハイロ・ペトロヴィッチ 出場停止:大森真吾 <span class=“paragraph-subtitle”>◆無敗継続も勝ち切りたい【サンフレッチェ広島】</span> 前節はアウェイでアビスパ福岡と対戦し、1-1のドロー。無敗は継続したが、4勝4分けと白星が先行してほしいところだろう。 とはいえ2位につけており、首位で無敗のセレッソ大阪をぴったりマーク。着実に勝ち点を積み上げていきたいところだ。 今節を皮切りに、広島はカップ戦などを含めて最大で10連戦を迎えることとなる。信じられないほどのタフな戦いが待っている中で、チームは良い結果を出し続けたいところ。ケガ人の影響もあり、ほぼ固定と言えるメンバーで戦い続けることはできないだけに、底上げもしたいところだ。 前節は福岡とのミラーゲームで苦戦を強いられた。噛み合ってしまうシステムを相手にどう崩していくかもポイントとなる。特に札幌はマンツーマンのディフェンスであり、より局面を打開することにアイデアが必要に。運動量を落とさずに決定力の差を見せつけたい。 ★予想スタメン[3-4-2-1] GK:大迫敬介 DF:塩谷司、中野就斗、佐々木翔 MF:新井直人、松本泰志、川村拓夢、東俊希 MF:満田誠、加藤陸次樹 FW:大橋祐紀 監督:ミヒャエル・スキッべ 2024.04.20 11:35 Sat
thumb

広島が佐々木翔の同点弾で無敗キープ、福岡はシャハブ・ザヘディが今季3点目【明治安田J1第8節】

13日、明治安田J1リーグ第8節のアビスパ福岡vsサンフレッチェ広島がベスト電器スタジアムで行われ、1-1の引き分けに終わった。 12位につける福岡は前節、名古屋グランパスとのアウェイ戦でゴールレスドロー。堅守を発揮しながらも得点を奪いきれなかった。今節は紺野和也がベンチスタート、宮大樹がメンバー外となり、代わりに重見柾斗、井上聖也がスタメン入りした。 対する広島は、大橋祐紀の古巣相手の2ゴールで湘南ベルマーレを下し2連勝中。今シーズン未だ無敗で2位と好調を維持している。ミヒャエル・スキッベ監督は新井直人をベンチに置き、越道草太が今シーズン初先発となった。 良い形で試合に入ったのは広島。越道が積極的に左足でゴールを狙うと、10分には左CKからのクロスを大橋がヘディングで叩く。これはゴール左へと外れた。 一方の福岡は最前線のシャハブ・ザヘディをターゲットに攻める。11分にはボックス外から強烈な左足シュートを飛ばしたが、GK大迫敬介の正面を突いた。 流れを掴んだ福岡は立て続けにチャンス。12分には湯澤聖人の右からのクロスがファーまで届き、前嶋洋太が右足シュート。枠に飛ばしたが、またしてもGK大迫に阻まれた。 牙城を崩したのは22分。右サイドで湯澤が粘ると、倒れ込みながらのクロスに合わせたのはシャハブ・ザヘディ。高い打点のヘディングでネットを揺らし、今シーズン3点目を記録した。 しかし、アウェイの広島もすぐさま反撃。25分、右CKに合わせたのは佐々木翔。ゴール右隅にヘディングシュートを飛ばすと、GK村上昌謙は手に当てながらも弾ききれず、ゴールラインを割った。 その後は広島の攻勢で進むが、両チームともに追加点は奪えずハーフタイムへ突入。交代なしで後半を迎える。 福岡は湯澤とシャハブ・ザハディのホットラインが光る。52分、湯澤のアーリークロスにシャハブ・ザハディが今度は左足で合わせにいったが、惜しくもポストの左に飛んだ。 先に動いたのは福岡の長谷部茂利監督。60分、重見に代えて紺野をピッチに送り出す。 一方、FKや中野就斗の思い切ったロングシュートがあった広島は、73分に2枚替え。東俊希、越道を下げて志知孝明と新井直人を投入する。 その後も福岡はウェリントン、広島は小原基樹と交代カードを使いながら試合は終盤へ。89分には広島の加藤陸次樹が志知の左からのクロスに合わせたが、枠を捉えきれない。 後半アディショナルタイムに入ってからも広島が畳みかけるが、最後の川村拓夢のシュートも左に外れ、試合終了。痛み分けとなったが、広島は無敗をキープした。 アビスパ福岡 1-1 サンフレッチェ広島 【福岡】 シャハブ・ザヘディ(前22) 【広島】 佐々木翔(前25) <span class="paragraph-title">【動画】頭で決めたシャハブ・ザヘディの先制弾</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>クロスを上げればエースが決める!<br>\<br><br>湯澤聖人が右サイドからクロスボールを入れると<br>最後はシャハブ ザヘディがヘッドで決める!<br><br>明治安田J1リーグ第8節<br>福岡×広島<br> <a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> ライブ配信中<a href="https://twitter.com/hashtag/%E7%A6%8F%E5%B2%A1%E5%BA%83%E5%B3%B6?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#福岡広島</a> <a href="https://t.co/ZheSIUSg2P">pic.twitter.com/ZheSIUSg2P</a></p>&mdash; DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1779020981400457600?ref_src=twsrc%5Etfw">April 13, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.04.13 16:22 Sat

広島もファンサービスに声明、公共施設での対応は「お断りさせていただきます」…横浜FM、秋田も発表

サンフレッチェ広島は11日、トップチームの移動時のファンサービスに関して声明を発表した。 広島によれば、遠征時にファン・サポーターによるファンサービスを求めるケースが増えているとのこと。公共の場での対応をしないことを発表した。 「トップチームの遠征移動時におきまして、ファン・サポーターの皆様へお願いがあります」 「現在、トップチームのアウェイゲームへの遠征などチームの移動時に、公共交通機関(駅や空港)やホテル等の公共施設で、選手へファンサービス(サインや写真撮影)を求めるケースが増えております」 「チーム移動の妨げになってしまう他、公共交通機関・宿泊施設をご利用される他のお客様や、施設にもご迷惑となってしまいますので、安全面を配慮し、上記の場での対応はお断りさせていただきます」 「ファン・サポーターの皆様のご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます」 遠征時のファンサービスに関しては、今シーズンに入り横浜F・マリノス、ブラウブリッツ秋田も声明を発表。遠征時の宿泊施設や駅、空港などでのファン・サポーターの一部に行き過ぎが行為があるとし、対応を行わない旨を発表していた。 2024.04.11 18:40 Thu

J1広島、ブンデス1部ケルンとの育成業務提携を延長 2027年6月30日まで

サンフレッチェ広島は10日、ブンデスリーガ1部に属するケルンとの育成業務提携を延長することを発表した。 両チームは2021年9月1日に育成業務提携を結び、ジュニア世代からトップチームの選手育成・強化を目的とした選手・指導者の人的交流を行いながら、相互のチーム発展に寄与していくとしていた。 既存の提携期間は2024年8月31日までとなっていたが、3年間延長し、2024年7月1日から2027年6月30日まで、手を取ることとなった。 ケルンはブンデスリーガの初代王者で、リーグ戦を3度、カップ戦を4度制した名門クラブ。元西ドイツ代表MFピエール・リトバルスキ氏、元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキなど、日本にも馴染みのある幾多のスーパースターを輩出しており、選手の育成にも定評がある。2010年冬には広島ユース出身の元日本代表DF槙野智章氏が加入していた。 2024.04.10 23:50 Wed
NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly