▽ヨーロッパリーグ(EL)・グループH最終節スポルティングvsベシクタシュが10日に行われ、3-1でスポルティングが勝利し、2位での決勝トーナメント進出を決めた。スポルティングの田中はベンチ入りしなかった。
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▽3位スポルティング(勝ち点7)と首位ベシクタシュ(勝ち点9)の決勝トーナメント進出を懸けた一戦。スポルティングは勝利で、ベシクタシュは引き分け以上でグループステージ突破を決められる中、まずはスポルティングがゴールに迫る。開始2分に左サイドからのクロスを受けたジョアン・マリオが枠内シュートを浴びせた。
▽対するベシクタシュは14分に決定機。左サイドからのクアレスマの右足アウトでのクロスをファーサイドのゴメスが受けたが、フリーのゴメスはボールを収められずにシュートを打てなかった。
▽その後は一進一退の攻防が続いた中、ベシクタシュがゴールに迫っていく。まずは31分、オルジャイがボックス右からシュートを放てば、41分にも決定機。左サイドからのクアレスマのクロスに、ボックス右のオルジャイがボレー。しかし、枠を捉えたシュートはGKルイ・パトリシオの好守に阻まれ、前半をゴールレスで終えた。
▽後半頭からモンテーロに代えてG・マルティンを投入したスポルティングに対し、ベシクタシュがまずはゴールに迫る。50分、FKの流れからロドルフォがヘディングシュートを浴びせた。
▽徐々にスポルティングの攻勢が強まる中、ベシクタシュが58分に先制する。ショートカウンターに転じると、左サイドからクアレスマが右足アウトで上げたクロスにゴメスがボレーで合わせた。
▽60分にもクアレスマのロングシュートに脅かされたスポルティングだったが、63分にスリマニがミドルシュートでゴールに迫ると、67分に試合を振り出しに戻す。浮き球パスに抜け出したスリマニが、飛び出しを躊躇したGKの隙を突いてシュートを流し込んだ。
▽そして70分、グティエレスがGKを強襲するシュートを浴びせると、続く72分にボックス左に侵入したルイスがニアを打ち抜く強烈なシュートを突き刺し、スポルティングが逆転に成功する。さらに77分、ボックス左に侵入したグティエレスが切り返しでDFを外しシュート。これがゴール左に決まってベシクタシュを突き放したスポルティングが、逆転で2位に浮上し、決勝トーナメント進出を決めた。一方、敗れたベシクタシュはロコモティフ・モスクワがスカンデルベウに勝利を収めたため3位に転落し、グループステージ敗退となった。
◆ELグループH最終節結果
▽12/10(木)
スポルティング 3-1 ベシクタシュ
スカンデルベウ 0-3 ロコモティフ・モスクワ
※
赤字はノックアウトラウンド進出チーム
【ELグループH最終順位】
11
ロコモティフ・モスクワ
10
スポルティング
9 ベシクタシュ
3 スカンデルベウ
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