ベンゼマの代表追放について語るル・グラエ会長、「個人的に心が痛むが、FFF会長として制裁を加えなければならない」
2015.12.11 01:33 Fri
▽フランスサッカー連盟(FFF)のノエル・ル・グラエ会長が、FWカリム・ベンゼマ(レアル・マドリー)の代表追放について言及した。フランス『レキップ』が同会長のコメントを伝えている。
▽FFFは10日、フランス代表MFマテュー・ヴァルブエナ(リヨン)が映っている「セックステープ」を利用して、同選手を恐喝していた事件に関わっている容疑をかけられているベンゼマに関して、事件が解決するまで代表から追放することを発表した。これによって、ベンゼマは来年6月に自国で開催されるユーロ2016を欠場することが決定的となった。
▽今回の追放処分決定に際して、ル・グラエ会長は以下のようなコメントを残している。
「本日、カリム・ベンゼマがもはや招集可能なプレーヤーではなくなったことを発表する。これは個人的な決定だ。私は、既に(代表監督を務めるディディエ・)デシャンに伝えた」
「状況が改善されなければ、来年3月の代表戦もユーロ2016にも招集することはできない」
▽今回厳しい決定を下したル・グラエ会長だが、ベンゼマへの追放処分を発表する前に同選手に対する個人的な印象を語っていた。
「ベンゼマは良い青年だ。ただ、彼は難しい地域で育ったため、仲間を変えることができなかった。彼はスターとなったが、周囲の友人は財政面で裕福になることはなかった」
「彼はとりわけ、コミュニケーションが得意な青年ではないが、ゲームが非常に得意なんだ。そして、非常に素晴らしいフットボールの才能を持ち、マドリッドでは批判に晒されることもない」
▽また、同会長は将来的にこの問題が解決し、ベンゼマとヴァルブエナが和解することを望んでいると語った。
「現在、彼らの家族や友人関係において、困難な時期を過ごしている。ただ、我々は将来的に相手を許すということを理解していなければならない」
「彼らが明日すぐに一緒にボーリングに行けるような関係に戻るとは思っていない。ただ、将来的に彼らが普通の会話をできるようになると思っている」
▽FFFは10日、フランス代表MFマテュー・ヴァルブエナ(リヨン)が映っている「セックステープ」を利用して、同選手を恐喝していた事件に関わっている容疑をかけられているベンゼマに関して、事件が解決するまで代表から追放することを発表した。これによって、ベンゼマは来年6月に自国で開催されるユーロ2016を欠場することが決定的となった。
「本日、カリム・ベンゼマがもはや招集可能なプレーヤーではなくなったことを発表する。これは個人的な決定だ。私は、既に(代表監督を務めるディディエ・)デシャンに伝えた」
「状況が改善されなければ、来年3月の代表戦もユーロ2016にも招集することはできない」
「ベンゼマに起きた出来事に関しては、個人的に心が痛む。しかし、私はFFFの会長として、彼に制裁を加えなければならない」
▽今回厳しい決定を下したル・グラエ会長だが、ベンゼマへの追放処分を発表する前に同選手に対する個人的な印象を語っていた。
「ベンゼマは良い青年だ。ただ、彼は難しい地域で育ったため、仲間を変えることができなかった。彼はスターとなったが、周囲の友人は財政面で裕福になることはなかった」
「彼はとりわけ、コミュニケーションが得意な青年ではないが、ゲームが非常に得意なんだ。そして、非常に素晴らしいフットボールの才能を持ち、マドリッドでは批判に晒されることもない」
▽また、同会長は将来的にこの問題が解決し、ベンゼマとヴァルブエナが和解することを望んでいると語った。
「現在、彼らの家族や友人関係において、困難な時期を過ごしている。ただ、我々は将来的に相手を許すということを理解していなければならない」
「彼らが明日すぐに一緒にボーリングに行けるような関係に戻るとは思っていない。ただ、将来的に彼らが普通の会話をできるようになると思っている」
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