GS突破条件をチェック! アーセナル&チェルシーは敗退の可能性も…《CL》
2015.12.08 07:31 Tue
▽UEFAチャンピオンズリーグのグループステージ(GS)最終節が8日と9日に行われ、決勝トーナメントに進出する16チームが決定する。すでに9チームがノックアウトラウンド進出を決めており、残る枠は7チーム分。そして、13チームが次のラウンドに進む可能性を残している
▽もちろんUEFAヨーロッパリーグの出場権を得られる3位争いも熾烈だ。すでに4位が確定しているのは、ディナモ・ザグレブ(グループF)、マッカビ・テル=アビブ、リヨンの3チームしかない。ここでは、9日に開催するグループE~Dの現状を振り返りつつ、各チームの突破条件を見ていきたい。
※赤字はノックアウトラウンド進出チーム
※☆は首位、○は2位
【CLグループE】
13 バルセロナ☆
5 ローマ
5 レバークーゼン
4 BATEボリソフ
《最終節対戦カード》
▽12/9(水)
レバークーゼン×バルセロナ
ローマ×BATEボリソフ
◆熾烈な2位争いはローマが一歩リード
▽突破を決めたバルセロナ以外の3チーム全てにGS突破の可能性が残されている。自力の芽があるのはローマだけ。レバークーゼンとの直接対決の結果で優位(7-6)なため、勝ち点で並んだ場合はローマが突破となる。そのためローマは、勝てば無条件で、引き分けるとレバークーゼンが引き分け以下なら突破が決まる状況だ。
【CLグループF】
12 バイエルン☆
9 オリンピアコス -4
6 アーセナル -1
3 ディナモ・ザグレブ
《最終節対戦カード》
▽12/9(水)
ディナモ・ザグレブ×バイエルン
オリンピアコス×アーセナル
◆アーセナルの逆転突破なるか!?
▽バイエルンの首位は確定。GS突破の可能性を残しているのは、オリンピアコスとアーセナルの2チームだ。オリンピアコスは勝つか引き分けなら無条件でGS突破が確定。また、オリンピアコスはアウェイでアーセナルに3-2と勝利を収めているため、0-1、1-2の敗戦でもGS突破となる。
▽アーセナルが突破を決めるには勝利が絶対条件。その上で2点差をつけるか、3点以上を奪うしかない。なお、「オリンピアコス 2-3 アーセナル」となれば、2戦合計スコアは5-5となり、アウェイゴール数でも並ぶため、得失点差により、アーセナルの勝ち上がりが決まる。
【CLグループG】
10 チェルシー +8
10 ポルト +3
8 ディナモ・キエフ +3
0 マッカビ・テルアビブ
《最終節対戦カード》
▽12/9(水)
ディナモ・キエフ×マッカビ・テルアビブ
チェルシー×ポルト
◆3チームが並ぶ可能性も
▽マッカビ・テルアビブを除く3チームにGS突破の可能性が残されている。そして最終節では、勝ち点10で並ぶチェルシーとポルトが直接対峙する。
▽ホームのチェルシー、アウェイのポルトともに、勝てば無条件で首位突破が確定。負けた場合でも、ディナモ・キエフが引き分け以下の結果に終われば2位でのGS突破が決まる。しかし、ディナモ・キエフが勝利を収めた場合は、敗れた方が敗退となる。
▽また、「チェルシー×ポルト」が引き分けという結果に終わり、ディナモ・キエフが引き分け以下の結果に終わった場合、ポルトホームの試合では、ポルトが2-1で勝利しているため、2戦合計スコアで上回るポルトの首位突破とチェルシーの2位突破が決まる。要するに、ディナモ・キエフは勝利が絶対条件だ。
▽一番厄介なのが、「チェルシー×ポルト」が引き分けという結果に終わり、ディナモ・キエフが勝利を収めた場合。3チームが勝ち点11で並ぶことになる。さらに、直接対決の結果が「ポルト>チェルシー」、「チェルシー>ディナモ・キエフ」、「ディナモ・キエフ>ポルト」という“三竦み”の状態となるため、得失点差によりチェルシーとディナモ・キエフの突破となる。
【CLグループH】
15 ゼニト☆
7 ヘント
6 バレンシア
1 リヨン
《最終節対戦カード》
▽12/9(水)
バレンシア×リヨン
ヘント×ゼニト
◆CL or EL
▽ヘントとバレンシアがGS突破の可能性を残す。ヘントは全勝中のゼニトに勝てば無条件でGS突破が確定。引き分け以下の結果でも、バレンシアとの直接対決で優位に立つため、バレンシアが引き分け以下であれば突破が決まる。
▽そのため、バレンシアは勝利がGS突破に向けた絶対条件となる。その上で、ヘントが引き分け以下の結果に終われば、バレンシアのGS突破となる。
▽もちろんUEFAヨーロッパリーグの出場権を得られる3位争いも熾烈だ。すでに4位が確定しているのは、ディナモ・ザグレブ(グループF)、マッカビ・テル=アビブ、リヨンの3チームしかない。ここでは、9日に開催するグループE~Dの現状を振り返りつつ、各チームの突破条件を見ていきたい。
※☆は首位、○は2位
【CLグループE】
13 バルセロナ☆
5 ローマ
5 レバークーゼン
4 BATEボリソフ
《最終節対戦カード》
▽12/9(水)
レバークーゼン×バルセロナ
ローマ×BATEボリソフ
◆熾烈な2位争いはローマが一歩リード
▽突破を決めたバルセロナ以外の3チーム全てにGS突破の可能性が残されている。自力の芽があるのはローマだけ。レバークーゼンとの直接対決の結果で優位(7-6)なため、勝ち点で並んだ場合はローマが突破となる。そのためローマは、勝てば無条件で、引き分けるとレバークーゼンが引き分け以下なら突破が決まる状況だ。
▽一方、レバークーゼンは勝利を収めた上で、ローマが引き分け以下の結果ならGS突破となる。また、BATEボリソフも勝利が絶対条件、そのうえでレバークーゼンが引き分け以下ならGS突破だ。
【CLグループF】
12 バイエルン☆
9 オリンピアコス -4
6 アーセナル -1
3 ディナモ・ザグレブ
《最終節対戦カード》
▽12/9(水)
ディナモ・ザグレブ×バイエルン
オリンピアコス×アーセナル
◆アーセナルの逆転突破なるか!?
▽バイエルンの首位は確定。GS突破の可能性を残しているのは、オリンピアコスとアーセナルの2チームだ。オリンピアコスは勝つか引き分けなら無条件でGS突破が確定。また、オリンピアコスはアウェイでアーセナルに3-2と勝利を収めているため、0-1、1-2の敗戦でもGS突破となる。
▽アーセナルが突破を決めるには勝利が絶対条件。その上で2点差をつけるか、3点以上を奪うしかない。なお、「オリンピアコス 2-3 アーセナル」となれば、2戦合計スコアは5-5となり、アウェイゴール数でも並ぶため、得失点差により、アーセナルの勝ち上がりが決まる。
【CLグループG】
10 チェルシー +8
10 ポルト +3
8 ディナモ・キエフ +3
0 マッカビ・テルアビブ
《最終節対戦カード》
▽12/9(水)
ディナモ・キエフ×マッカビ・テルアビブ
チェルシー×ポルト
◆3チームが並ぶ可能性も
▽マッカビ・テルアビブを除く3チームにGS突破の可能性が残されている。そして最終節では、勝ち点10で並ぶチェルシーとポルトが直接対峙する。
▽ホームのチェルシー、アウェイのポルトともに、勝てば無条件で首位突破が確定。負けた場合でも、ディナモ・キエフが引き分け以下の結果に終われば2位でのGS突破が決まる。しかし、ディナモ・キエフが勝利を収めた場合は、敗れた方が敗退となる。
▽また、「チェルシー×ポルト」が引き分けという結果に終わり、ディナモ・キエフが引き分け以下の結果に終わった場合、ポルトホームの試合では、ポルトが2-1で勝利しているため、2戦合計スコアで上回るポルトの首位突破とチェルシーの2位突破が決まる。要するに、ディナモ・キエフは勝利が絶対条件だ。
▽一番厄介なのが、「チェルシー×ポルト」が引き分けという結果に終わり、ディナモ・キエフが勝利を収めた場合。3チームが勝ち点11で並ぶことになる。さらに、直接対決の結果が「ポルト>チェルシー」、「チェルシー>ディナモ・キエフ」、「ディナモ・キエフ>ポルト」という“三竦み”の状態となるため、得失点差によりチェルシーとディナモ・キエフの突破となる。
【CLグループH】
15 ゼニト☆
7 ヘント
6 バレンシア
1 リヨン
《最終節対戦カード》
▽12/9(水)
バレンシア×リヨン
ヘント×ゼニト
◆CL or EL
▽ヘントとバレンシアがGS突破の可能性を残す。ヘントは全勝中のゼニトに勝てば無条件でGS突破が確定。引き分け以下の結果でも、バレンシアとの直接対決で優位に立つため、バレンシアが引き分け以下であれば突破が決まる。
▽そのため、バレンシアは勝利がGS突破に向けた絶対条件となる。その上で、ヘントが引き分け以下の結果に終われば、バレンシアのGS突破となる。
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