広島が2013年以来3度目の優勝 浅野弾で第2戦をドローに持ち込む《チャンピオンシップ決勝第2戦》
2015.12.05 21:55 Sat
▽5日に行われた明治安田生命2015 Jリーグチャンピオンシップ決勝第2戦の広島vsG大阪は、1-1のドローで終了した。この結果、2戦合計スコア4-3で広島のJ1優勝が決定している。広島は、今月10日に開幕するFIFAクラブ・ワールドカップ(CWC)2015に開催国代表として出場する。
▽試合終盤の逆転劇(3-2)で第1戦をモノにした広島は、その一戦から先発メンバーに変更なし。森保監督は、磐石の顔ぶれを先発起用した。一方、逆転優勝へ暗雲が立ち込めるG大阪は、第1戦で退場処分を受けたオ・ジェソクに代えてDF米倉を右サイドバックに配置。1トップには、長沢が引き続き採用された。
▽リスクを冒してまで攻め込む必要のない広島が立ち上がりから守備の意識を高めたことで、試合の流れはG大阪ペースとなる。序盤から遠藤を中心にボールを支配していったG大阪は8分、右サイドのやや中央寄りの位置から宇佐美がゴール前にクロスを供給。これにファーサイドで反応した大森が頭で合わせるが、シュートを枠の中に飛ばせない。
▽さらに12分にも、宇佐美が高精度のクロスボールで決定機を作り出すが、ボックス右から右足で放たれた阿部のボレーシュートはGK林が阻止。続く16分には、大森とのパス交換でゴール前のスペースに抜け出した宇佐美がミドルレンジからゴールを狙うが、これもネットを揺らすには至らない。
▽それでも、攻めの姿勢を失わずに広島を押し込み続けたG大阪は、27分に獲得した右CKのチャンスからスコアを動かす。遠藤のクロスに反応した今野が下がりながら右足で合わせると、これがゴール正面にいた佐々木の足をかすめてGK林の逆を突き、そのままゴールマウスに吸い込まれた。
▽後半に入っても、ボールの主導権を握ったG大阪は46分、宇佐美が味方とのワンツーからシュート。G大阪が積極的な入りを見せるが、トータルスコアで優位に立つ次の1点をなかなか奪えない。すると、56分以降は両軍のベンチが活性化。G大阪の長谷川監督と、広島の森保監督は、次々と3枚の交代カードを切っていき、流れを引き寄せにかかる。
▽すると76分、スコアが動く。右サイドの柏がドリブルで持ち上がり、クロスを供給すると、ファーサイドからボックス内に走りこんだ浅野がヘディング。これがゴール左下に決まり、広島が同点に追いついた。
▽浅野にゴールネットを揺らされたことで、逆転優勝にあと2点が必要になったG大阪は、パワープレーを敢行。前線のパトリックにロングボールを送り続けて、チャンスを生み出そうとするが、なかなかゴールを割ることはできない。
▽その後、西野を下げて井手口を入れたG大阪は、前線の枚数を増やして攻勢に出たが、89分に清水を下げて水本を投入し逃げ切りに入った広島を攻略できず。結局、そのまま試合は1-1で終了。2戦合計スコア4-3でG大阪を退けた広島が、2013年以来2年ぶり3度目のJ1王者に輝いた。広島は、10日に横浜国際総合競技場で行われるCWC開幕戦で、オセアニア代表のオークランド・シティ(ニュージーランド)と対戦する。
▽試合終盤の逆転劇(3-2)で第1戦をモノにした広島は、その一戦から先発メンバーに変更なし。森保監督は、磐石の顔ぶれを先発起用した。一方、逆転優勝へ暗雲が立ち込めるG大阪は、第1戦で退場処分を受けたオ・ジェソクに代えてDF米倉を右サイドバックに配置。1トップには、長沢が引き続き採用された。
▽さらに12分にも、宇佐美が高精度のクロスボールで決定機を作り出すが、ボックス右から右足で放たれた阿部のボレーシュートはGK林が阻止。続く16分には、大森とのパス交換でゴール前のスペースに抜け出した宇佐美がミドルレンジからゴールを狙うが、これもネットを揺らすには至らない。
▽それでも、攻めの姿勢を失わずに広島を押し込み続けたG大阪は、27分に獲得した右CKのチャンスからスコアを動かす。遠藤のクロスに反応した今野が下がりながら右足で合わせると、これがゴール正面にいた佐々木の足をかすめてGK林の逆を突き、そのままゴールマウスに吸い込まれた。
▽序盤から受けに回り過ぎてしまい、G大阪に先制を許した広島だったが、40分には左サイドでボールを持った柴崎のサイドチェンジでチャンスメーク。しかし、塩谷、柴崎が立て続けに放ったシュートは、相手DFのブロックに遭い、ネットを揺らせない。結局、このまま前半はG大阪の1点リードで終了した。
▽後半に入っても、ボールの主導権を握ったG大阪は46分、宇佐美が味方とのワンツーからシュート。G大阪が積極的な入りを見せるが、トータルスコアで優位に立つ次の1点をなかなか奪えない。すると、56分以降は両軍のベンチが活性化。G大阪の長谷川監督と、広島の森保監督は、次々と3枚の交代カードを切っていき、流れを引き寄せにかかる。
▽すると76分、スコアが動く。右サイドの柏がドリブルで持ち上がり、クロスを供給すると、ファーサイドからボックス内に走りこんだ浅野がヘディング。これがゴール左下に決まり、広島が同点に追いついた。
▽浅野にゴールネットを揺らされたことで、逆転優勝にあと2点が必要になったG大阪は、パワープレーを敢行。前線のパトリックにロングボールを送り続けて、チャンスを生み出そうとするが、なかなかゴールを割ることはできない。
▽その後、西野を下げて井手口を入れたG大阪は、前線の枚数を増やして攻勢に出たが、89分に清水を下げて水本を投入し逃げ切りに入った広島を攻略できず。結局、そのまま試合は1-1で終了。2戦合計スコア4-3でG大阪を退けた広島が、2013年以来2年ぶり3度目のJ1王者に輝いた。広島は、10日に横浜国際総合競技場で行われるCWC開幕戦で、オセアニア代表のオークランド・シティ(ニュージーランド)と対戦する。
|
関連ニュース