困難な数日を振り返るマテュイディ「僕たちは恐ろしい3日間を乗り切った」
2015.11.18 19:11 Wed
▽パリ・サンジェルマン(PSG)に所属するフランス代表MFブレーズ・マテュイディが、13日にパリで起きた同時多発テロ事件の影響を受けたここ数日を振り返っている。フランス『レキップ』が伝えている。
▽前述したフランスとドイツの一戦に出場していたマテュイディは、一歩間違えれば自身も被害者の1人になった可能性もあった。同選手は、17日に行われたイングランド代表とのフレンドリーマッチ後、その同時多発テロ事件に関して毅然とした態度で語っている。
「僕たちは恐ろしい3日間を乗り切った。それは決して再び訪れてほしくないものだったよ。でも、今日の試合(イングランド戦)でプレーすることは、自分たちにとって良いことだったと思う。イングランドの人々は僕たちに対して、大きな敬意を示してくれた。彼らは素晴らしかったよ」
「火曜日(17日)の夜に僕たちは現実の生活がどのようなものであるかを示したと思う。僕たちは、国や宗教の違いを超えて連帯を示した」
「(イングランドサポーターを含めて)ラ・マルセイエーズ(フランス国歌)を歌っていたときは、僕の心に強い印象を残した。僕たちは全ての犠牲者、その家族、彼らが味わった恐怖を考えていたからね。とても難しい瞬間だった」
「率直に言って、言葉がないよ」
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▽フランスのパリでは13日に同時テロ事件が発生。現時点で129人の死亡が確認されたほか、300人以上が負傷した。また、フランス代表vsドイツ代表の国際親善試合が行われていたスタッド・ドゥ・フランスの周辺でも死者が出ていた。「僕たちは恐ろしい3日間を乗り切った。それは決して再び訪れてほしくないものだったよ。でも、今日の試合(イングランド戦)でプレーすることは、自分たちにとって良いことだったと思う。イングランドの人々は僕たちに対して、大きな敬意を示してくれた。彼らは素晴らしかったよ」
「火曜日(17日)の夜に僕たちは現実の生活がどのようなものであるかを示したと思う。僕たちは、国や宗教の違いを超えて連帯を示した」
「ただ、正直なところ、非常に困難な数日間だったよ。僕たちは人間だからね。パリで起きたことに関して話すのは簡単なことではないけど、僕たちは前に進まなければならないんだ」
「(イングランドサポーターを含めて)ラ・マルセイエーズ(フランス国歌)を歌っていたときは、僕の心に強い印象を残した。僕たちは全ての犠牲者、その家族、彼らが味わった恐怖を考えていたからね。とても難しい瞬間だった」
「率直に言って、言葉がないよ」
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