10人の相手に勝ち切れず、クロップ新体制初勝利を逃したリバプールが3連続ドロー《EL》
2015.10.23 06:20 Fri
▽リバプールは22日、アンフィールドで行われたヨーロッパリーグ(EL)・グループB第3節でルビン・カザンと対戦し、1-1で引き分けた。
▽トッテナム戦と同様にキックオフ直後からハイプレスを仕掛けるリバプール。クロップ仕込みの“ゲーゲンプレッシング”で次々とショートカウンターに転じるホームチームは、8分と10分にカンとクラインが強烈なシュートを放つが、いずれも枠を捉えることができなかった。
▽序盤から相手を圧倒したリバプールだったが、守備陣が一瞬の隙を突かれてまさかの先制点を許す。15分、クズミンが入れたフィードに反応したデビッチがボックス内でクラインの前にうまく身体を入れる。そして、胸トラップから右足のアウトサイドを使ったハーフボレーを決めた。
▽前半のうちに追いつきたいリバプールはここから反撃に転じる。20分には相手陣内左サイドで得たFKの場面でコウチーニョのクロスをララナがニアでスラす。このボールがゴールに向かうが、わずかにクロスバーの上を越える。逆に、28分にはカラデニズの左クロスをボックス内で胸トラップしたオズドエフに決定的なシュートを許すが、ここはGKミニョレのビッグセーブで凌いだ。
▽追いついて後半を迎えたリバプールは、ジョー・アレンに代えてルーカス・レイバを頭から投入。対するルビン・カザンは先制点を挙げたデビッチを下げてコトゥーニョを最終ラインに入れた。
▽数的優位を生かして相手を完全に押し込んだリバプールは、コウチーニョとララナを起点にアタッキングサードで厚みのある攻撃を仕掛けていく。だが、自陣深くに引いて徹底的に中央を固めるルビン・カザンの守備を崩し切ることができない。59分にはボックス手前の好位置で得たFKをコウチーニョが直接狙うが、これは枠の右に外れた。
▽押し込みながらもゴールまであと一歩が遠いリバプールは、63分にコウチーニョを下げてベンテケ、74分にはオリジに代えてフィルミノと負傷明けの2選手をピッチに送り出す。すると79分、カウンターからララナのパスをボックス左で受けたベンテケが決定的なシュートを放つが、これは右ポストに阻まれた。
▽その後も攻め続けたリバプールは最終的に31本ものシュートを放ったものの、最後まで2点目を奪うことができなかった。クロップ監督のホーム初采配となった一戦は、1-1のドローで終了。またしても新体制初勝利を逃したリバプールは、ELグループステージ3戦連続ドローとなった。
▽また、同日行われたグループBのもう1試合、ボルドーvsシオンは、アウェイのシオンが1-0で勝利。この結果、グループBはグループステージで唯一勝利を挙げているシオンが、勝ち点7で首位をキープ。その後を3連続ドローのリバプール、ボルドー、ルビン・カザンが僅差で追う形となった。
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▽クロップ新体制の初陣となった先週末のトッテナム戦をドローで終えたリバプールは、監督交代後初となるアンフィールドでの戦いに臨んだ。クロップ新体制と今シーズンのEL初勝利を目指すリバプールは、トッテナム戦から先発1人を変更。ルーカス・レイバに代わってジョー・アレンが起用された。また、負傷明けのベンテケとフィルミノがベンチに入った。▽序盤から相手を圧倒したリバプールだったが、守備陣が一瞬の隙を突かれてまさかの先制点を許す。15分、クズミンが入れたフィードに反応したデビッチがボックス内でクラインの前にうまく身体を入れる。そして、胸トラップから右足のアウトサイドを使ったハーフボレーを決めた。
▽前半のうちに追いつきたいリバプールはここから反撃に転じる。20分には相手陣内左サイドで得たFKの場面でコウチーニョのクロスをララナがニアでスラす。このボールがゴールに向かうが、わずかにクロスバーの上を越える。逆に、28分にはカラデニズの左クロスをボックス内で胸トラップしたオズドエフに決定的なシュートを許すが、ここはGKミニョレのビッグセーブで凌いだ。
▽中盤から前の選手がロングスプリントを繰り返す消耗の激しいスタイルを採りながらもゴールが遠いリバプールだったが、36分にカウンターから縦に仕掛けたカンがクズミンのファウルを誘う。すると、既に警告を受けていたクズミンに2枚目のイエローカードが掲示され、退場となった。さらにリバプールはこのプレーで得たFKの場面でコウチーニョのクロスをファーサイドのオリジが頭で折り返したボールをニアのカンが押し込んで、前半のうちに試合を振り出しに戻した。
▽追いついて後半を迎えたリバプールは、ジョー・アレンに代えてルーカス・レイバを頭から投入。対するルビン・カザンは先制点を挙げたデビッチを下げてコトゥーニョを最終ラインに入れた。
▽数的優位を生かして相手を完全に押し込んだリバプールは、コウチーニョとララナを起点にアタッキングサードで厚みのある攻撃を仕掛けていく。だが、自陣深くに引いて徹底的に中央を固めるルビン・カザンの守備を崩し切ることができない。59分にはボックス手前の好位置で得たFKをコウチーニョが直接狙うが、これは枠の右に外れた。
▽押し込みながらもゴールまであと一歩が遠いリバプールは、63分にコウチーニョを下げてベンテケ、74分にはオリジに代えてフィルミノと負傷明けの2選手をピッチに送り出す。すると79分、カウンターからララナのパスをボックス左で受けたベンテケが決定的なシュートを放つが、これは右ポストに阻まれた。
▽その後も攻め続けたリバプールは最終的に31本ものシュートを放ったものの、最後まで2点目を奪うことができなかった。クロップ監督のホーム初采配となった一戦は、1-1のドローで終了。またしても新体制初勝利を逃したリバプールは、ELグループステージ3戦連続ドローとなった。
▽また、同日行われたグループBのもう1試合、ボルドーvsシオンは、アウェイのシオンが1-0で勝利。この結果、グループBはグループステージで唯一勝利を挙げているシオンが、勝ち点7で首位をキープ。その後を3連続ドローのリバプール、ボルドー、ルビン・カザンが僅差で追う形となった。
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