PSG戦に向けて意気込むベニテス「我々は攻撃的なチーム」

2015.10.21 16:09 Wed
▽レアル・マドリーを指揮するラファエル・ベニテス監督が、21日に行われるチャンピオンズリーグ(CL)のグループA第3節、敵地でのパリ・サンジェルマン(PSG)戦に向けた前日会見に臨み、レアル・マドリーが守備的なチームであるとの見方に否定的な見解を示した。
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▽今季のレアル・マドリーは、ここまでの公式戦10試合でわずか2失点と堅守を誇っている一方で、2つのゴールレスドローもあり、一部では“守備的”との見方がある。ベニテス監督は、「ボールを保持することは重要だが、ボールを保持できないときの対処法も知っておく必要がある」と述べつつも、マドリーは「攻撃的なチーム」であることを強調した。
「我々は攻撃的なチームだ。それは数字が表している。我々のゲームプランはゴールを奪って試合に勝つというもの。我々は最も多くの得点を奪っているチームであり、最も多くのシュートを放っているチームだ。それ以上の説明はいらないだろう。攻撃が必要であればそうするし、守備が必要ならばそうする。我々のプランは、ゴールを奪って勝つということだ」

▽また、予想よりも早い回復を見せてメンバー入りを果たしたクロアチア代表MFルカ・モドリッチについては、「彼はここ数日の練習に参加していた。彼がここにいるということは、プレーできる状態だと我々が判断したからだ。今日の練習後に最終的な決断を下すことになる」とコメントし、PSG戦の出場に問題がないことを認めた。

▽そして、今回の一戦に向けては、「試合の主導権を握り、ボールを保持し、自分たちの形を維持して攻撃を仕掛ける。彼らは我々を自陣に押し込もうとするだろう。我々がボールを保持できれば、それだけ勝利を収める可能性は高まる。彼らにボールを渡してしまえば、困難な状況に陥る」と述べ、相手チームの出方を警戒した。
「PSGの強さはここ数シーズンのパフォーマンスを見ればわかる。フランスだけでなく、CLの舞台でもトップチームであることを証明してきた。この場所で彼らと対戦することはエキサイティングな挑戦だが、それはモチベーションにもなり得る。今回はトップクラスの選手を擁する2つのチームが対峙する。我々はチーム一丸となって彼らの良さを消し、自分たちの強みを最大限に活かさなければならない」

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