【日本代表コラム】気になった2つのこと

2015.10.14 11:00 Wed
▽残念ながら、試合の入り方、試合運びという面で、シリア代表戦の反省を生かすことはできなかった。キックオフ直後からバタバタしたプレーが多く、球際で強さを見せるイラン代表に苦戦を強いられる。そして、両サイドの推進力を駆使してボールを持ち上がる相手に押し込まれていった。

▽その後、ピッチをワイドに使いながらイランの守備を広げてスペースを作り、流れを自分たちに引き寄せた時間帯もあったが、DF米倉の不用意なバックパスからDF吉田がイエローカードをもらったプレーを機に再び流れは変わった。そして前半のアディショナルタイム、足がもつれてしまったとはいえ、相手がゴールに背を向けて2対1という状況を作っていたなかでPKを献上し、先取点を与えてしまった。
▽試合が落ち着かなかった要因の1つは、プレッシャーのかかる中でも足元でつなごうとしすぎることだと思う。正確には、何の狙いも持たずに足元へパスを出しすぎているということ。出せるところに出しているだけの状態が続いた。その結果、パスの出し手と受け手という2者間でのパス交換となり、相手にとって狙いやすい状況が生まれてしまう。そのような状況を打開するには、3人目、4人目が連動し、ワンタッチプレーなどでマークを外していくことが必要だ。要するに、意図のあるパス回しが大事になってくる。

▽さらに気になったことがもう1つ。それは、サイドバックの使い方だ。特に後半は、ボランチのMF長谷部やMF柴崎がボールを持った際に、サイドバックがスピードに乗って裏に走り込む形が何度かあった。しかし、蹴れるタイミングでも裏のスペースにパスが送られることは少なく、相手の守備ブロックの前でパスコースを探し、横パスで逃げるシーンが多く見られた。あのような場面では、積極的にチャレンジしてもらいたい。カットされたり、ボールが長くなったりしても守備からやり直すことができ、パスが通れば相手守備陣はゴールに向かいながらの守備を強いられる。

▽サイドバックはスペースに走り込んでパスを受けた場合にこそ、効果的なプレーが可能となるポジションだ。しかし、ここ最近の試合では相手の守備ブロックの手前でパスを受け、プレッシャーを受けてセンターバックに戻すか、ボランチにボールを預けてやり直す形が多く見られる。その選択が悪いわけではないが、時にはシンプルな裏への走り込みやワンツーを狙うべきだと思う。チャレンジしなければ何も起こらない。プレーの変化が選択肢を増やすことにもつながり、様々な状況に対応するための礎となるに違いない。
《超ワールドサッカー編集部・平野由倫》
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8大会連続五輪出場危機の日本。難敵・カタール戦の勝敗を託されるメンタルモンスター・松木玖生(FC東京)【新しい景色へ導く期待の選手/vol.39】

4月22日のU-23韓国戦を0-1で落とし、AFC・U-23アジアカップ・グループBで2位となってしまったU-23日本代表。まさかの敗戦によって、25日の準々決勝はホスト国・カタールとの真っ向勝負を余儀なくされることになった。 もちろんグループA・2位のインドネシアも難敵は難敵だが、カタールの強さはA代表がアジア2連覇を達成した1〜2月のアジアカップでも実証済み。スタジアムの熱狂的サポーターも味方にして、彼らは凄まじい迫力で日本に向かって来るはずだ。 この関門を突破しなければ、8大会連続五輪出場権獲得の道は途絶えてしまう。日本サッカー界としてはそれだけは絶対に避けなければいけない。 大岩剛監督もキャプテン・藤田譲瑠チマ、山本理仁(ともにシント=トロイデン)ら主力級をズラリと並べて勝負を賭けるはずだが、こういう時こそ頼りになるのは、メンタルモンスターの松木玖生(FC東京)。青森山田高校時代から数々の修羅場をくぐり、2023年U-20ワールドカップ(W杯=アルゼンチン)にも参戦した男のタフさと精神力は折り紙付きだ。 年齢的には下から3番目だが、FC東京でキャプテンマークを巻き、年長の選手を激しく鼓舞する姿を見れば、チーム内の序列や20歳という若さは一切関係ない。崖っぷちに追い込まれた今、カタール相手に猛然と突き進めるのは、やはりこういう選手だろう。 改めて韓国戦を見ても、後半18分から藤田、佐藤恵允(ブレーメン)とともにピッチに立つや否やアグレッシブさと激しさを前面に押し出した。後半20分には相手選手2人に囲まれながらボールをキープし、そのまま抜け出して内野航太郎(筑波大学)の決定機を演出するスルーパスを供給。その直後にも左サイドを突破し、ゴール前の高井幸太(川崎フロンターレ)目がけて決定的なクロスを上げている。 これらのチャンスは惜しくも得点には至らなかったが、「松木なら得点に直結する仕事ができる」という印象を見る者に強烈に残した。その底力を大一番で遺憾なく発揮し、日本をベスト4へと導くこと。それが背番号17に託されたタスクなのだ。 「やっぱり一発勝負なんで、中2日の疲労とかもあるとは思うんですけど、そういうのは言い訳にできない。つねに1試合1試合を大切に戦っていけたらいいかなというふうに思います」と日本を出発する前にも目をぎらつかせていた松木。ある意味、次のカタール戦は彼のサッカーキャリアを左右するビッグマッチになるかもしれない。 ここで今大会最強とも言われる敵を倒し、準決勝でイラクとベトナムの勝者を撃破できれば、彼は堂々とパリ五輪へ行くことができる。そうすれば、前々からの念願である海外移籍も実現できるだろうし、A代表へのステップアップ、9月からスタートする2026年北中米W杯アジア最終予選参戦も見えてくるはずだ。 近未来の森保ジャパンでボランチの座を争うと目される遠藤航(リバプール)、田中碧(デュッセルドルフ)らも五輪を足がかりに飛躍し、A代表、海外でのプレーを勝ち取っている。遠藤などはご存じの通り、30歳を過ぎてリバプールという名門クラブ行きを勝ち取り、主力級の地位まで上り詰めた。そう考えると、20歳の松木にはまだまだ無限のチャンスが広がっているが、1つ1つステージを上がっていかなければ、彼らに勝負を挑めない。だからこそ、カタールには絶対に勝たなければいけないのである。 今大会の大岩ジャパンは細谷真大(柏)、藤尾翔太(町田)、内野航太郎、佐藤といったFW陣にゴールが生まれていない。特にエース・細谷の不振は際立っている。彼らは彼らなりにゴールへの意欲を燃やし、感覚を研ぎ澄ませていくだろうが、松木はすでに16日の初戦・U-23中国戦で1点をマークしている。 ゆえに、彼がより高い位置でプレーした方が日本は得点に近づくはず。本人もバランスを見ながらプレーするだろうが、ここ一番の状況でが思い切って前に突っ込んでいってもいい。敵の意表を突く攻めが上がりで日本に足りないゴールをもたらすこと。それもこの男には大いに期待したい。 とにかく、日本最大の危機的状況を打開できるのは、強靭なメンタルと勝負強さのある人間だけ。今のチームでは松木をおいて他にいないと言っても過言でないくらい、彼はそういった部分で突き抜けている。そのストロングを出すべき時はまさに今しかない。 25日の大一番は背番号17の一挙手一投足から目が離せない。 <hr>【文・元川悦子】<br/><div id="cws_ad">長野県松本市生まれ。千葉大学卒業後、夕刊紙記者などを経て、94年からフリーのサッカーライターとなる。Jリーグ、日本代表、海外まで幅広くフォローし、日本代表は特に精力的な取材を行い、アウェイでもほぼ毎試合足を運んでいる。積極的な選手とのコミュニケーションを活かして、選手の生の声を伝える。 2024.04.24 12:45 Wed

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