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【日本代表コラム】前後半の変化2015.10.09 13:00 Fri

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▽蒸し暑い気候、長めの芝生といった環境の中、シリア代表との首位攻防戦を制して得た勝ち点3と、グループ首位の座。中立地での試合ということを差し引いても、悪くない結果だったと言えるだろう。特に前半は予想以上にアグレッシブなシリアの出足を受け、思うように試合を進めることができなかったが、ゴールレスのまま迎えた後半に戦い方を変えて3ゴールを奪うことに成功した。

▽内容の良くなかった前半で気になったのは、最終ラインから中盤に入るパス。比較的プレッシャーの少ない状況でボールを持つことが多かった最終ラインだったが、そこからマークを受けている中盤に縦パスを入れて、パスの出し手が再びバックパス(リターンパス)を受ける。といったプレーの繰り返しが散見された。そして、そのパスを相手に狙われてカウンターを受けそうになる場面も何度かあった。

▽前述したように、ピンチになりかけた場面は、基本的には自分たちのミス絡みから。相手のレベルが高くないからこそ、ボールをつなぐ意識が高まった部分もあったとは思うが、レベルの高い相手であれば、致命的なプレーになっていた可能性も十分に考えられる。もちろん、これはパスの出し手の問題だけではない。暑さという考慮すべき問題もあったが、受け手の動き出しといった部分も関係してくるため、チーム全体の問題とも言える。

▽しかし、迎えた後半に相手の出方を逆手にとって先手を奪った。54分、自陣内でボールを回収すると、素早く前を向いた長谷部が右サイドのスペースに走り込む岡崎へロングパスをフィード。相手の裏を突いてパスを受けた岡崎がボックス内で倒されて得たPKを本田が冷静に決めた。シリアは、縦パスを入れた相手には強く当たりにくるが、逆に裏を狙うボールへの対応には前半から曖昧な部分があり、そこをうまく突くことができたと言える。給水タイムなどの時間もあっただけに、前半から狙いを修正することができればベストだったかもしれないが、良くない中でも戦い方を修正して結果を残せたことは大きい。

▽その後は、シリアの運動量が落ちたこともあり、中盤の両サイドを中央寄りでプレーさせて選手間の距離を修正した日本が主導権を握る展開が続く。そして、セットプレーの流れから香川の個人技と岡崎の動き出しによって加点。終盤には、途中出場の清武と宇佐美が本田と絡み、そこから生まれた宇佐美のゴールで勝利を決定づけた。

▽特に攻撃面に関しては、まだまだ改善の余地はあるものの、最も重要だった“結果”を手にすることはできた。次は親善試合ながらアウェイでのイラン戦だ。最終予選を見据えた場合、ベストメンバーで試合に臨み、現時点の力を図ることもできるが、指揮官は出場機会の少ない選手を起用する可能性も示唆している。果たして、どのようなメンバーで臨むのか――。ベストメンバーであっても、そうでなくても、それぞれにとって今後に向けた試金石となることは間違いないだろう。
《超ワールドサッカー編集部・平野由倫》

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レーティング:U-20ウルグアイ代表 2-0 U-20日本代表《U-20W杯》

▽U-20日本代表は24日、FIFA U-20ワールドカップ(W杯)グループD第2戦のU-20ウルグアイ代表戦に臨み、0-2で敗れた。超WSの選手採点結果と寸評は以下のとおり。 ▽U-20日本代表採点<div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20170524_1_tw7.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div>GK 1 小島亨介 5.5 踏ん張りは見せたが、最終的に2失点 DF 2 藤谷壮 5.5 総体的に守備に重きを置くも後半から積極的なプレーが増加。及第点のパフォーマンス 5 冨安健洋 5.0 11分に消極さを突かれてピンチを招く。徐々に持ち直したが、全体的に安定感を欠いた内容 3 中山雄太 5.0 前でボールを奪う姿勢が仇となり1失点目に関与。特に、前半は相手の巧さに振り回された 19 舩木翔 5.5 1失点目は自サイドを突かれたもの。ただ、攻撃面でまずまずのプレーを見せた MF 7 堂安律 5.0 後半からギアを上げたが、消化不良な出来に。脅威になり切れなかった 17 市丸瑞希 5.5 ボールが入れば何度か持ち前のパスセンスで攻撃陣のスイッチ役に。ただ、十分は働きとは言い難い 16 原輝綺 5.5 ベンチから交代の声がかかるまで奮闘。ボールの回収役としての役割を遂行した (→坂井大将 -) 8 三好康児 5.0 周囲と生かし生かされの関係を築けず。ボールを受けても停滞感 (→高木彰人 -) FW 9 小川航基 - 前半の半ばに左ヒザを痛めて無念の途中交代 (→久保建英 5.5) スクランブル出場も後半に入って相手の力量にアジャスト。果敢な仕掛けで攻め手に 13 岩崎悠人 5.0 小川というパートナーを失ったことで孤立。数少ないシュートシーンも空砲 監督 内山篤 5.0 小川の負傷退場で流れ一変。後半に修正を施すが、世界レベルの相手に力の差を痛感する敗戦 ★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ! デ・ラ・クルス(U-20ウルグアイ代表) ▽167cmの小柄ながら推進力溢れる攻守で日本を翻弄。ウルグアイのチームスタイルである堅守速攻の体現者に U-20ウルグアイ代表 2-0 U-20日本代表 【U-20ウルグアイ】 スキアッパカッセ(前38) マティアス・オリベイラ(後46) 2017.05.24 22:01 Wed
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ロシアW杯優勝トロフィーが日本初上陸! 目の前にしたハリル「日本代表で大きな仕事を」、中田氏「僕がこの先触る機会はない」

▽「ウブロ ポップアップブティック表参道」期間限定オープン記念イベントが24日に都内で行われ、ウブロアンバサダーで日本代表を率いるヴァイッド・ハリルホジッチ監督、元日本代表MFの中田英寿氏、『キャプテン翼』作者の高橋陽一氏が出席した。 ▽ハリルホジッチ監督は、トロフィーを目の前にして「日本代表で大きな仕事をして、これを手にすることができたら嬉しい」とコメント。中田氏は「僕がこの先触る機会はないだろうなと思います」と語り、「羨ましい」と今後の日本代表が勝ち取るチャンスがあることを羨んだ。また、高橋氏はワールドカップについて「翼くんの一番の目標はトロフィーを掲げること」と語り、それを目指して物語を進めていることを明かした。 <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/cws20170524_2_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div>▽イベントでは、ハリルホジッチ監督、中田氏、高橋氏のトークセッションが行われ、ワールドカップへの思いや、『キャプテン翼』についての思いなどを語った。また、イベント中に高橋氏が色紙に主人公の大空翼を描いてハリルホジッチ監督へプレゼント。受け取ったハリルホジッチ監督は「日本代表の選手たちに必ず見せます。そして、モスクワまで持って行きます。これが幸運となればいいですね」と、ワールドカップ本大会へ持っていくプランを明かした。 <span style="font-weight:700;">──ハリルホジッチ監督はどのような思いで今までこの優勝トロフィーを見てきたか</span> <span style="color:#204fff;font-weight:700;">ハリルホジッチ監督</span>「ワールドカップとは直接関わってきました。選手として、代表監督として関わってきました。選手としても監督としても忘れがたい経験となります。ただ、私の人生ではこれをまだ1度も手にしたことはありません。何が起こるかわかりませんし、私がいつか手にするかもしれないです。日本代表で大きな仕事をして、これを手にすることができたら嬉しいです」 「これは、日本国民みなさんの夢だと思います。ただ、まだ最終予選を突破していません。本大会に出て、何かを成し遂げたいと思っています。スポーツというのは、我々が望めば全てが可能です。信じること、そして勇敢さと少しのチャンスがあれば行けると思います。大きな仕事にトライすることが重要です」 <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/cws20170524_3_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div><span style="font-weight:700;">──日本サポーターがこのトロフィーを見たら一つになると思いますか?</span> <span style="color:#204fff;font-weight:700;">ハリルホジッチ監督</span>「まず、声を大にして言わなくてはいけないのは、最終予選を突破しなければなりません。まだ、難しい試合が3つ待っています。ここまでは上手く行っていますが、あと数日で大事な合宿が始まります。その後移動して、イラクと対戦する訳ですが、勝つために全てを捧げます。ここに勝利すれば、ワールドカップ本大会へ大きな一歩になると思います。そして、最終予選を突破すれば、野心も気持ちも全て本大会に向けて準備をします。本当に大きな野心が必要となります」 「私が日本代表の監督に就任して、最初に選手に言ったことを今でも思い出します。『ブラジルでやった前回のワールドカップの失望が君たちを覆っている。ロシアにもう1回行くのであれば、幸運を掴みながら、前を向いて行くぞ』と。なぜなら、ワールドカップの後、選手もスタッフもみんな打ちひしがれていました。これを克服するためにも、日本のサポーター、国民と本大会で何かを成し遂げたいと思っています。そして日本国民みなさんが、日本代表を誇りに思えるように準備したいと思います」 <span style="font-weight:700;">──中田さんはワールドカップのトロフィーを間近で見ていかがですか</span> <span style="color:#d50014;font-weight:700;">中田英寿氏</span>「これだけ近くでワールドカップを見るのは初めての経験です。ここにありますが、優勝した選手、監督しか触れないというルールがありますから、僕がこの先触る機会はないだろうなと思います。ただ、これからの日本代表を含めて可能性があるということは、(ハリルホジッチ監督と)右と左に分かれていますが、羨ましいなと思います」 <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/cws20170524_4_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div><span style="font-weight:700;">──中田さんの言葉を受けていかがですか</span> <span style="color:#204fff;font-weight:700;">ハリルホジッチ監督</span>「みなさんが御存知の通り、中田英寿という選手はワールドカップで大きな貢献をしました。そして、歴史上必ず誰かが失敗します。その人生で必ず、後悔、悲しみが残ってしまう。私も選手として、中田英寿と同じ思いをしています。そしてワールドカップで負けた悲しさが人生で離れません。だから、選手には声を大にして言っています。ワールドカップ本大会出場を懸けて戦うこと、本大会に出たことが、すでに人生の大きな一歩だと。そして、本大会に出たら必ず後悔をしないで欲しいです。人生で1回、2回出られるかどうかの大会です。そこで終わりです」 「ワールドカップ本大会はロシアで行われますが、本当に大きな意気込みを持って行きたいと思います。ブラジル大会で、私はあるチームを率いていました。美しい成功だったと思います。我々がブラジルから帰った後、勝利をみんなが大きく喜んでくれました。200万人、300万人の人が待っていました。そして、国民のみんなが喜びを持って迎えてくれました。そういった経験があるので、ロシア・ワールドカップでは日本国民がそういった気持ちになってもらえるように、私は努力したいです。それが、私の代表監督しての目的です」 <span style="font-weight:700;">───高橋先生はワールドカップのトロフィーを間近で見ていかがですか</span> <span style="color:#009627;font-weight:700;">高橋陽一氏</span>「これだけ近い位置で見るのは僕も初めてなので、輝いているなと思います。これが本物だなという気持ちです」 <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/cws20170524_5_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div><span style="font-weight:700;">──率直にお聞きします。翼くんがワールドカップのトロフィーを掲げることはあるんでしょうか</span> <span style="color:#009627;font-weight:700;">高橋陽一氏</span>「主人公の翼くんの一番の目標は、日本代表としてワールドカップのトロフィーを掲げることなので、それを目指して描いているところです」 <span style="font-weight:700;">──中田さんがサッカーを始めたキッカケは『キャプテン翼』だったと聞いていますが</span> <span style="color:#d50014;font-weight:700;">中田英寿氏</span>「色々なところで話はしていますが、『キャプテン翼』がなければ、僕のサッカー人生はなかったと思います。日本自体もプロ化だったりは遅れたんじゃないかなと。『キャプテン翼』は日本のサッカー界にとっても重要でしたし、世界のサッカーの多くの選手が影響を受けていると思います。『キャプテン翼』の中でのプレーは大体試しました。『キャプテン翼』に描いてあることは大体できるということなので、ワールドカップで日本が勝つと描いてくれれば、日本も早く勝てるんじゃないかなと思います」 <span style="font-weight:700;">──ピアチェンツァ戦(1998年11月29日)でオーバーヘッドのゴールを決めています。『キャプテン翼』の影響ですか?</span> <span style="color:#d50014;font-weight:700;">中田英寿氏</span>「『キャプテン翼』でオーバーヘッドというものを見てから、すぐに砂場で練習しました。その経験がなければ、あの様なプレーをしようとも思ってないです。オーバーヘッドって横から来たボールに対してやりますが、あの時は後ろからきたボールだったのでね。自分では色々考えられないことも、漫画でインスピレーションを受けて、できるだろうと考えてやることが多かったです。漫画を読んでなければ、まずなかったシュートだと思います」 <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/cws20170524_7_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div><span style="font-weight:700;">──ちなみに、スカイラブハリケーンにはチャレンジしたんでしょうか</span> <span style="color:#d50014;font-weight:700;">中田英寿氏</span>「それも試しました(笑)。下になる人は必ず背中を痛めるという(笑)。ポストを駆け上がったりするのも試しましたが、スパイクだと滑るとか。あとで聞くとルール上はあまりいけないプレーだと聞きましたが、実はいろんなプレーを試しました。子供だったので、現実でできるかは考えず、漫画で描かれていることはできるだろうと。高橋先生の責任ですね(笑)」 <span style="font-weight:700;">──次の試合、そして来年のワールドカップに向けて一言お願いします</span> <span style="color:#204fff;font-weight:700;">ハリルホジッチ監督</span>「次の土曜日から合宿がスタートします。まず海外組の選手とだけで合宿を行います。その後、Jリーグを終えた選手が合流します。今はその準備をしています。スピーチとトレーニングが中心となります。まず、6月7日にフレンドリーマッチがあり、シリアも強く、イラクに似ているので良い準備をしていきたいです。次の日に飛び立ち、テヘランで6月13日に試合をします。もの凄く重要な試合となります。この試合に全てを捧げる。もちろん勝利するためです。勝てば最終予選突破が近づくと思っています」 「まずは最終予選を突破することですが、その後に違う目的を作りたいと思っています。ただ、私が日本に居る間の大きな目標は、過去の偉人たちが繋いできた日本の伝統に対して、日本国民のみなさんに誇りに思ってもらうことです。それが私の大きな目標です。現段階の代表が情熱を持って、野心を持って戦う姿を国民のみなさんに見守ってもらいたいです」 <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/cws20170524_6_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div>▽今回日本初上陸となった2018 FIFAワールドカップ優勝トロフィーは、5月16日(火)〜6月11日(日)まで期間限定でオープンしている「ウブロ ポップアップブティック表参道」にて、5月25日(木)の1日限定で展示。一般公開されるため、この機会に是非足を運んではいかがだろうか。 2017.05.24 17:50 Wed
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【U-20日本代表プレビュー】試される日本の組織力、初戦で段違いの力を見せたウルグアイと激突

▽U-20日本代表は24日、日本時間20時にキックオフを迎えるU-20ワールドカップ(W杯)のグループD第2戦でU-20ウルグアイ代表と対峙する。共に初戦を白星で飾った両雄によるグループステージ突破への大一番だ。 <span style="font-weight:700;">◆苦戦も今大会白星スタート</span><div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20170524_1_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>▽アジア王者として5大会ぶり出場のU-20日本代表は、21日に行われた初戦でU-20南アフリカ代表と激突した。開始早々に先制を許したほか、相手の高い身体能力を前に苦しい展開を強いられたが、FW小川航基とMF堂安律のゴールにより、南アフリカに逆転勝利。初戦でグループステージ突破の可能性を手繰り寄せる3ポイントを手にした。 <span style="font-weight:700;">◆イタリアとの好ゲーム制して日本戦へ</span><div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20170524_1_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>▽一方、南米王者のウルグアイはU-20イタリア代表との強豪対決で今大会をスタートさせた。ゴールレスで迎えた後半に生まれたFWロドリゴ・アマラルの直接FK弾で先制すると、その後のイタリアの反撃をシャットアウト。イタリアとのハイレベルな戦いの中でしっかりと勝ち点3を掴み取り、日本との第2戦を迎える。 <span style="font-weight:700;">◆南アフリカよりも格上</span><div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20170524_1_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>▽第1戦のイタリア戦を見る限り、ウルグアイの印象はまさに南米らしく、巧さとインテンシティを兼ね備えた手強い相手。日本が苦戦を強いられた南アフリカと比較しても、チームとしての緻密さや完成度だけでなく、個々のスキルにおいても格が違う。 ▽一部のウルグアイメディアにより、初戦で決勝点のアマラルら数名に負傷欠場の可能性が伝えられているが、他にもユベントス加入内定のMFロドリゴ・ベンタンクールら次代のスター候補が多士済々。顕著なほどのチーム力低下は考えにくい。 ▽日本は、そういった南米王者との戦いにどれだけアジャストできるか。初戦で散見されたように、フィフティなボールの競り合いに負けたり、決定機を不意にするようであれば、より苦戦を余儀なくされる可能性が高い。南アフリカ戦の反省を生かして臨みたいところだ。 <span style="font-weight:700;">★予想フォーメーション</span><div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20170524_1_tw7.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div>▽布陣は常用の[4-4-2]が濃厚。内山篤監督の下で絶対軸となりつつある最終ラインの4枚を含めて、顔ぶれに大きな変更はないだろう。とはいえ、迎えるウルグアイ戦は南アフリカ戦から中2日。内山監督も総力戦を見据えてのメンバー選考を明かしていることから、コンディション面を加味して、いくつかのポジションに微調整を図る可能性もある。 ▽変更点を挙げるとすれば、ボランチのポジションか。初戦で先発したDF板倉滉が左ふくらはぎの軽い肉離れで前日練習を別メニュー調整。その日の戦術練習を見る限り、MF市丸瑞希、MF原輝綺にチャンスが巡ってくる公算が高い。また、DF初瀬亮に代わり、DF藤谷壮が右サイドバックを務めることになりそうだ。 <span style="font-weight:700;">★試される組織力</span><div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20170524_1_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>▽正直、第1戦に関しては逆転勝利を収めた日本を評価すべき場面もあったが、南アフリカの決定力不足やプレーの雑さにも救われた試合。スキを見せずの戦いでイタリアを下したウルグアイを相手に、単純なミスが散見された南アフリカ戦のような展開は期待できない。 ▽日本としてはまずミスを最小限に、ウルグアイに対すること。その上で、売りとする組織力で個々の力量を前面に押し出してくるウルグアイに粘り強く立ち向かっていきたい。日本の真骨頂であるチーム力が世界レベルで試される一戦になりそうだ。 2017.05.24 11:30 Wed
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初戦での逆転勝利を喜ぶ内山篤監督「チームとしても選手としても非情に良い経験」《U-20W杯》

▽U-20日本代表は21日、FIFA U-20ワールドカップ(W杯)韓国 グループD第1節のU-20南アフリカ代表戦を水原ワールドカップ競技場で行い、1-2で逆転勝利した。 ▽5大会ぶりに出場した日本は、前半に先制を許すも、後半に小川航基、堂安律のゴールで逆転に成功。初戦を白星で飾った。試合後、内山篤監督が記者会見に出席。初戦の勝利を喜ぶとともに、この逆転勝利が良い経験になったと語った。 <span style="font-weight:700;">◆内山篤監督</span>(U-20日本代表) 「初戦で予想通りタフなゲームで、立ち上がりあのような形で失点しました。20分過ぎから相手のスピードに慣れて、ボールに支配することができました。一番は前半に(1点を)返せれば良かったんですが、ゲームの流れとしては十分な1-0でした。彼らに言ったのは、先制点を獲られてバタついて、2点目、3点目というところはありましたが、そこはラッキーで、相手のシュートに助けられました」 「前半の終盤からフィジカル的なものが落ちてきて、後半立ち上がりの10分はどんな感じかなと様子を見ました。その中で早い時間帯に点が獲れました。あとは交代選手が上手く機能してくれました。非情に良いチームで、我々の予測以上の個々のスピードなどがありました。その中で勝利できたことは、チームとしても選手としても非情に良い経験になり、次に繋がると思います」 <span style="font-weight:700;">──先制される難しい展開だったが、選手たちが逆転をした。そこの評価は</span> 「当然サッカーは、我々がいくら押し込んでいても、セットプレーだったりがあります。90分をしっかりと終えること、彼らにはバタつかないということを言いました。チームを見てきて、そういった経験もしています。逆にバランスを崩してしまったり、立ち上がりの5分で(失点して)、残り85分あるのにバランスを崩して、2点目、3点目を獲られてしまう。自分たちでゲームを難しくしてしまうというのがありました」 「90分の中で必ずチャンスも作れますし、リスクを犯してここから勝負という時間も作れるはずです。そういったところを口酸っぱく言って来ました。相手のミスに助けられた部分はありましたが、徐々に彼らもゲームの流れとともに慣れが出てきたなという感じです。そういったことが、結果的に逆転勝利できたことで、良い経験になって次に繋がると思います」 <span style="font-weight:700;">──冨安選手が試合の中で成長しているというほど、かなり集中していたように見えたが</span> 「冨安に関しては、修正能力が非常に高いです。後半に関しては、彼がゴール前で一番厳しくやっていました。相手の10番のスピーディなプレーに初瀬が背後を取られた時もカバーも早くなっていました。彼は柔軟性や適応能力も高いです。彼が苦しい時間帯でもディフェンス面で守れた点では、MVPだと思います」 <span style="font-weight:700;">──ハーフタイムではどんな修正をしたか</span> 「いずれにしても前からプレスを掛けたいんですが、ロングボールを蹴られてしまいます。海外のスピーディなカウンターを含めて、上手く対応できず、背後、深さを取られてコンパクトなところを広げられました。相手の前線が落ちてきて少し楽になったのはあります」 <span style="font-weight:700;">──板倉滉を先発起用した理由、久保建英の投入したタイミング</span> 「1つは高さもありますし、相手のロングフィードに関して競ることを期待していました。ボールを捌くことに関しては、しっかりとできる選手なので。ただ、最後に足をつっていたのが心配です。90分日本でやってはいないので、少し心配なところはありましたが、全体的には意図することをやってくれました」 「建英に関しては、後半の頭から行こうという考えもありました。前半の30分過ぎから間延びして、真ん中にスペースができていたので。精度はみなさんも御存知の通り、チャンスメイクもシュートも、そこに関わる所は非常にクオリティが高いです。後半も最初は様子を見た中で、10分過ぎから1-1の追いついて間合いができたので(起用しました)。ファーストプレーからスルーパスですし、最後はアシストですからね」 <span style="font-weight:700;">──これまでは逆転勝利がなかったが、今日の逆転勝利の大きな要因は</span> 「アジア選手権から先に点を取られたことはないです。負の連鎖で2点、3点というのが多かったです。去年フランスとやった時も、3失点を喫した。2点取られたら3点取らなくてはいけないので、1点ずつやっていかなくてはいけない。そこで、1点で我慢できるかどうか。時間帯も早かったですから、1-1になれば逆転チャンスが来ます。彼らのサッカー人生で非常に役に立つと思います」 <span style="font-weight:700;">──日本も2度ほど決定機を逃していたが</span> 「日本のチャンスも考えると、今日は4-4ぐらいのゲームですね(笑)。そこは非常に課題で、日本全体の課題だと思います。もう1度、トレーニングで変わることはないので、最後は決断と思い切りだと思います。メンタル面を鍛えたいなと思います。チャンスは作れているので」 2017.05.21 20:43 Sun
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レーティング:U-20南アフリカ代表 1-2 U-20日本代表《U-20W杯》

▽U-20日本代表は21日、FIFA U-20ワールドカップ(W杯)韓国 グループD第1節のU-20南アフリカ代表戦を水原ワールドカップ競技場で行い、1-2で逆転勝利した。超WSの選手採点結果と寸評は以下の通り。 ▽U-20日本代表採点<div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20170521_36_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div>GK 1 小島亨介 5.5 1失点を喫するも、クロスへの対応など大きな問題はなし DF 3 中山雄太 5.5 安定した守備を披露。大きなミスもなかった 5 冨安健洋 6.5 体の強さを見せて相手エースのシングを封殺。時間の経過とともにアジャストしていった 6 初瀬亮 5.5 攻撃面では何度も良いクロスを上げるも、ラインコントロールミスで失点に関与 19 舩木翔 6.5 2得点の起点に。守備でもしっかりとサイドアタックをケア MF 4 板倉滉 6.5 守備を期待されての起用に応える。豊富な運動量を生かしリンクマンとしても機能 (→ 16 原輝綺 -) 7 堂安律 6.5 久保とのコンビで決勝ゴールを記録。三好が下がった後は中央で積極的にプレー 8 三好康児 6.0 前半は持ち前のドリブル突破など随所に良さを発揮 (→ 20 久保建英 6.0) ファーストプレーで魅せると、堂安の決勝点をアシスト。違いを見せる 10 坂井大将 6.0 バランサーとして中盤を支える。気の利いたプレーでチームを救う FW 9 小川航基 6.5 技ありの同点ゴール。相手守備陣の脅威となり陰ながら2点目にも影響 13 岩崎悠人 6.0 スピードと推進力を発揮し1アシストを記録 (→ 11 遠藤渓太 5.5) サイドアタックの数は少なかったが、随所に良さを出す 監督 内山篤 6.5 先制を許すも焦りを見せず、効果的な交代策で逆転勝利を呼び込む <hr>★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ! 冨安健洋(U-20日本代表) ▽クリーンシートはならずも南アフリカの攻撃陣にフィジカルの強さを生かして対応。最少失点にとどめた U-20南アフリカ代表 1-2 U-20日本代表 【南アフリカ】 マージマン(前7) 【日本】 小川航基(後3) 堂安律(後27) 2017.05.21 19:55 Sun
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