レヴァンドフスキの土壇場弾に泣いたスコットランドが予選敗退…《ユーロ2016予選》
2015.10.09 06:12 Fri
▽8日にグラスゴーのハンプトン・パークで行われたユーロ2016予選グループD第9節の4位・スコットランド(勝ち点11)vs2位・ポーランド(勝ち点17)は、2-2のドローに終わった。この結果、スコットランドの敗退が決定している。
▽9月の2試合(ジョージア戦とドイツ戦)で連敗を喫したスコットランドは、自力での本選出場の可能性がなくなり、今月のラスト2試合(ポーランド戦とジブラルタル戦)でプレーオフ進出を目指す状況となった。イングランド以外に同じイギリス領内のウェールズと北アイルランドの本大会行きが迫っている中、ストラカン監督が率いるチームはホームで意地を見せて何とか勝ち点3獲得を目指した。
▽対するポーランドは、9月にドイツとの首位攻防戦でリベンジされたものの、ジブラルタルに圧勝して2位の座をキープ。今節に勝利すれば、同時刻にドイツと試合を行うアイルランドの結果次第で3大会連続の本選出場が決まる。ナヴァウカ監督は、スタメンにレヴァンドフスキやブワシュチコフスキ、クリホヴィアク、グリクなどベストメンバーを起用して敵地で結果を求めた。
▽ホームサポーターの大歓声を背に受けて積極的な入りを見せたスコットランドだが、バイエルンで絶好調のストライカーにあっさりと出鼻を挫かれる。3分、ミリックのスルーパスからボックス左に抜け出したレヴァンドフスキが右足のインサイドでゴール左隅に流し込み、ポーランドが開始早々に先制した。
▽その後も鋭いショートカウンターで追加点を狙うポーランドは、25分に自陣の右サイドを突破されてネイスミスにシュートを打たれたが、グリクが身体を張ってブロック。ピンチを凌いだ直後の29分には、左サイドをグロシツキーがドリブルで持ち上がり、レヴァンドフスキのラストパスからボックス右のブワシュチコフスキが右足でシュートを放つも、惜しくも枠の左に逸れた。
▽1-1で迎えた後半、開始早々に両チームが決定機を作り合う。まずはポーランド。開始30秒でボックス中央のミリックが右足で決定的なシュートを放つも、これはGKマーシャルの好セーブに阻止される。一方のスコットランドは47分、左サイドからウィテカーが右足で入れたクロスにネイスミスが飛び込んだが、ゴールに押し込みきれなかった。
▽その後は一進一退の攻防が続いたが、ハンプトン・パークに歓喜の瞬間が訪れる。スコットランドは62分、敵陣でのボール奪取からショートカウンターを発動。ボックス右でボールを受けたS・フレッチャーが左足で巻いたコントロールシュートを鮮やかに決め、スコットランドが逆転に成功した。
▽その後は交代枠を使いながら逃げ切りを図るスコットランドに対し、ポーランドはミドルシュートを交えて相手ゴールを襲っていく。87分には右サイドのピシュチェクが左足で入れたクロスをグロシツキーがヘディングで合わせるも、これは枠の上を越えていった。このままスコットランドの勝利かと思われたが、最後の最後にドラマが待ち受ける。
▽後半アディショナルタイム4分、敵陣でFKを得たポーランドはGKファビアンスキも上がって最後のチャンスに懸けると、グロシツキーがボックス中央に入れたボールがそのまま流れて右ポストの内側に直撃。ゴール前を横切ったボールをレヴァンドフスキが押し込み、土壇場でポーランドが追いついた。
▽この直後に試合は終了。最後の最後に追いつかれて勝利を逃したスコットランドは、同時刻の試合でアイルランドがドイツに勝利したため、最終節を前に予選敗退が決定した。一方、引き分けたポーランドはアイルランドと勝ち点18で並び、11日に行われる最終節でアイルランドと本選行きを懸けた直接対決に臨む。
▽9月の2試合(ジョージア戦とドイツ戦)で連敗を喫したスコットランドは、自力での本選出場の可能性がなくなり、今月のラスト2試合(ポーランド戦とジブラルタル戦)でプレーオフ進出を目指す状況となった。イングランド以外に同じイギリス領内のウェールズと北アイルランドの本大会行きが迫っている中、ストラカン監督が率いるチームはホームで意地を見せて何とか勝ち点3獲得を目指した。
▽ホームサポーターの大歓声を背に受けて積極的な入りを見せたスコットランドだが、バイエルンで絶好調のストライカーにあっさりと出鼻を挫かれる。3分、ミリックのスルーパスからボックス左に抜け出したレヴァンドフスキが右足のインサイドでゴール左隅に流し込み、ポーランドが開始早々に先制した。
▽その後も鋭いショートカウンターで追加点を狙うポーランドは、25分に自陣の右サイドを突破されてネイスミスにシュートを打たれたが、グリクが身体を張ってブロック。ピンチを凌いだ直後の29分には、左サイドをグロシツキーがドリブルで持ち上がり、レヴァンドフスキのラストパスからボックス右のブワシュチコフスキが右足でシュートを放つも、惜しくも枠の左に逸れた。
▽前半の終盤は、1点を追うスコットランドが攻勢に出る。すると45分、左サイドで仕掛けたフォーレストのパスをボックス手前で受けたリッチーが左足を一閃。強烈なシュートがゴール左に突き刺さり、スコットランドが追いついて前半を終えた。
▽1-1で迎えた後半、開始早々に両チームが決定機を作り合う。まずはポーランド。開始30秒でボックス中央のミリックが右足で決定的なシュートを放つも、これはGKマーシャルの好セーブに阻止される。一方のスコットランドは47分、左サイドからウィテカーが右足で入れたクロスにネイスミスが飛び込んだが、ゴールに押し込みきれなかった。
▽その後は一進一退の攻防が続いたが、ハンプトン・パークに歓喜の瞬間が訪れる。スコットランドは62分、敵陣でのボール奪取からショートカウンターを発動。ボックス右でボールを受けたS・フレッチャーが左足で巻いたコントロールシュートを鮮やかに決め、スコットランドが逆転に成功した。
▽その後は交代枠を使いながら逃げ切りを図るスコットランドに対し、ポーランドはミドルシュートを交えて相手ゴールを襲っていく。87分には右サイドのピシュチェクが左足で入れたクロスをグロシツキーがヘディングで合わせるも、これは枠の上を越えていった。このままスコットランドの勝利かと思われたが、最後の最後にドラマが待ち受ける。
▽後半アディショナルタイム4分、敵陣でFKを得たポーランドはGKファビアンスキも上がって最後のチャンスに懸けると、グロシツキーがボックス中央に入れたボールがそのまま流れて右ポストの内側に直撃。ゴール前を横切ったボールをレヴァンドフスキが押し込み、土壇場でポーランドが追いついた。
▽この直後に試合は終了。最後の最後に追いつかれて勝利を逃したスコットランドは、同時刻の試合でアイルランドがドイツに勝利したため、最終節を前に予選敗退が決定した。一方、引き分けたポーランドはアイルランドと勝ち点18で並び、11日に行われる最終節でアイルランドと本選行きを懸けた直接対決に臨む。
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