ドルトムント、クロップが今季終了後に退任
2015.04.15 20:42 Wed
▽ドルトムントは15日、同クラブを指揮するユルゲン・クロップ監督(47)が今季終了後に退任すると発表した。ドルトムントとクロップ監督の契約は、2018年6月末までとなっていた。
▽さらに、翌シーズンにブンデスリーガを連覇したクロップ監督は、2012-13シーズンにチャンピオンズリーグ決勝の舞台に到達。この頃までには、連動したハイプレスを繰り返す“ゲーゲンプレッシング”と呼ばれる戦術を確立させ、世界有数の指導者として認知されるようになった。
▽しかし、MFマリオ・ゲッツェやFWロベルト・レヴァンドフスキといったエースが引き抜かれた後のチーム再建に苦しんできたクラブは、今季に大きく低迷。第28節を終えて、残留・昇格プレーオフ圏の16位に位置するパーダーボルンから6ポイント差の10位と、終盤まで残留を争う状況となっている。
▽なお、クロップ監督の後任に関しては発表されていないものの、ドイツ『ビルト』はドルトムントがフリーのトーマス・トゥヘル氏(41)を招へいするとみている。契約期間は4年になるとのことだ。
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▽現役を引退したマインツで指導者のキャリアをスタートさせたクロップ監督は、2008-09シーズンより、低迷が続いていたドルトムントの指揮官に就任。MFマリオ・ゲッツェやMFヌリ・シャヒンらを育て、3年目の2010-11シーズンには日本代表MF香川真司などのブレイクなどもあり、2001-02シーズン以来のブンデスリーガ優勝を果たした。▽しかし、MFマリオ・ゲッツェやFWロベルト・レヴァンドフスキといったエースが引き抜かれた後のチーム再建に苦しんできたクラブは、今季に大きく低迷。第28節を終えて、残留・昇格プレーオフ圏の16位に位置するパーダーボルンから6ポイント差の10位と、終盤まで残留を争う状況となっている。
▽なお、クロップ監督の後任に関しては発表されていないものの、ドイツ『ビルト』はドルトムントがフリーのトーマス・トゥヘル氏(41)を招へいするとみている。契約期間は4年になるとのことだ。
▽トゥヘル氏は現役引退後、シュツットガルトやマインツのユースを指揮。2009年からマインツのトップチームを率いると、2010-11シーズンは5位、2013-14シーズンは7位にチームを導いた。しかし、昨年5月には、今後もチームをけん引していくことができないとの理由から、指揮官の座を退いていた。
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