プレビュー:CL権争い生き残りを狙うリバプールに6連勝中のガナーズが立ちはだかる《アーセナルvsリバプール》
2015.04.04 00:00 Sat
▽プレミアリーグ第31節、アーセナルvsリバプールのビッグマッチが4日(土)の日本時間20時45分からエミレーツ・スタジアムで行われる。3位に位置するアーセナル(勝ち点60)が5位のリバプール(勝ち点54)をホームに迎える一戦は、CL出場権の行方に大きく影響するシックスポインターだ。
▽アーセナルは、前節のニューカッスル戦を2-1で制し、リーグ戦6連勝を達成。公式戦でも6連勝中のチームでは、ジルーが最近の9試合で9ゴールと波に乗っている。アーセナルは、今回の一戦を制することができれば、リバプールとの勝ち点差を9ポイントまで広げることができる。一方で、敗れればその差が3ポイントとなるだけに、“負けられない”一戦でもある。
▽対するリバプールは前節、マンチェスター・ユナイテッドとのノースウェスト・ダービーに臨み、1-2で敗れた。また、主将のジェラードが一発退場となったユナイテッド戦では、勝ち点を獲得できなかっただけでなく、ララナとスタリッジが負傷。厳しいチーム状況に陥った。とはいえ、今節のアーセナル戦に敗れれば、来季のCL出場権獲得は極めて厳しくなる。CL出場権争いの直接のライバルを何とか叩きたいところだ。
◆アーセナル◆
【4-3-3】
▽アーセナル予想スタメン
GK:オスピナ
DF:ベジェリン、ガブリエル、コシエルニー、モンレアル
MF:カソルラ、コクラン、エジル
FW:ロシツキ、ジルー、サンチェス
負傷者: MFチェンバレン(ハムストリング)、FWウェルベック(ひざ)
出場停止者:なし
▽引き続きチェンバレンが欠場する。負傷していたDFドビュッシー、MFアルテタ、MFウィルシャーは練習に復帰しており、MFディアビと共に火曜日に行われたテストマッチに出場した。ただ、いずれの選手も試合勘が不足しているため、先発はないだろう。代表戦で負傷したウェルベックは、コンディションが整うか微妙な状況だ。
【3-4-2-1】
▽リバプール予想スタメン
GK:ミニョレ
DF:カン、ロブレン、サコー
MF:グレン・ジョンソン、ヘンダーソン、ルーカス・レイバ、アルベルト・モレーノ
MF:ラザール・マルコビッチ、コウチーニョ
FW:スターリング
負傷者: DFホセ・エンリケ(ひざ)、MFアイブ(ひざ)
出場停止者:DFシュクルテル、MFジェラード(ともに3試合のうちの1試合目)
▽ユナイテッド戦で退場したジェラードと、GKデ・ヘアを踏みつけたシュクルテルが出場停止となる。負傷していたスタリッジ(腰)とララナ(そ径部)は、直前の状態を見て起用できるか見極めることになるとロジャーズ監督は話している。
★タクティカル・プレビュー
▽昨年12月に行われたリーグ戦1stマッチは2-2で終了した。試合の主導権を握っていたリバプールが45分にコウチーニョのゴールで先制したものの、直後にドビュッシーがネットを揺らし、アーセナルが同点に追いついた。その後、後半にはジルーのゴールでアーセナルが逆転したが、リバプールも意地を見せてアディショナルタイムのシュクルテル弾で引き分けに持ち込んだ。
◆オープンゲームに
▽両者の直接対決では、最近のリーグ戦4試合で計16ゴールが生まれている。リーグ戦1stマッチと同様に、今回もオープンゲームとなりそうだ。リバプールは、アウェイとはいえ勝ち点3が欲しい状況。一方、アーセナルは引き分けでも悪い結果ではない。だがホーム戦だけに、1月にエティハド・スタジアムで行われたマンチェスター・シティ戦(アーセナルが2-0で勝利)のようなリアクションフットボールを見せることはないだろう。
◆シュクルテルの代役
▽ポイントとなるのは、ロジャーズ監督がどのようなシステムで試合に臨むのかだ。特に、先発の人選は興味深いところ。前述のとおり、ジェラードとシュクルテルが出場停止のうえ、コンディションに不安を抱えているスタリッジとララナが出場できるかどうか分からない。
▽ジェラードは、ユナイテッド戦の前にリーグ戦5連勝を記録していたチームの中で負傷欠場を強いられていた。そのため、ジェラードが引き続き不在となるのは、大打撃というほどではない。しかし、10勝3分け1敗の成績を残してきた直近のリーグ戦14試合のうち、13試合にわたって3バックの中央で最終ラインを統率してきたシュクルテルが出場停止となるのは痛恨だ。
▽ロジャーズ監督は、コロ・トゥーレ、ロブレン、カンのいずれかにシュクルテルの代役を任せることになる。昨年末に3バックに移行した後、公式戦でシュクルテルが欠場したのはわずかに2度。コロ・トゥーレ、カンがそれぞれ1試合で3バックの中央を務めた。
▽カンはFAカップ4回戦のボルトン戦でG・ジョンソン、サコーと共に3バックを形成し、完封した。コロ・トゥーレは第20節のレスター・シティ戦でカン、サコーと共に先発。チームは2失点したものの、コロ・トゥーレはまずまずパフォーマンスを見せた。
▽3選手の中で最もベテランであるコロ・トゥーレをスイーパーとして起用することが定石のように見えるが、3試合連続ゴール中と勢いに乗るジルーとマッチアップすることを考えれば、よりパワーと高さに優れるロブレンの方がシュクルテルの代役として適任かもしれない。
▽攻撃陣では、スターリングのポジションに注目だ。ロジャーズ監督は、最近の公式戦4試合でスターリングをウイングバックの位置で起用している。しかし、守備のタスクが多いウイングバックでは、スターリングの持ち味が十分に発揮するとは言いがたい。今回は対面にサンチェスが起用されることからも、スターリングは前線で起用した方がベターだ。
▽また、リバプールはバロテッリかランバートをセンターフォワードに置くと、3トップの機動力とカウンターの破壊力が低下するため、戦術の変更を強いられる。スタリッジを起用できなかった際にスターリングをセンターフォワードに据えるのかなど、ロジャーズ監督の選択に注目だ。
◆アーセナルのセンターバックコンビは?
▽一方、リーグ戦7連勝を狙うアーセナルは、負傷者も続々と復帰し、大きな不安なく試合に臨める。ヴェンゲル監督が頭を悩ませるのはセンターバックの人選ぐらいだろうか。
▽6連勝した直近の公式戦6試合では、コシエルニーが5試合、メルテザッカーが4試合、ガブリエルが3試合に先発した。コンディションが万全ならコシエルニーは先発に当確の存在だが、29日にフランス代表としてデンマーク代表戦にフル出場している。一方、ブラジル代表に招集されたが試合に出場していないガブリエルと、代表に招集されなかったメルテザッカーは、よりフレッシュな状態だ。
▽連係面を考えれば、やはりコシエルニー&メルテザッカーのコンビで試合に臨むのがベストだろう。ただ、リバプールがいつも通り、カウンターに強みを発揮する機動力重視の3トップを採用してきた場合、メルテザッカーのアジリティ&スピード不足は懸念材料となる。
▽そのため、ヴェンゲル監督は、より瞬発力とカバーリング能力に長けるガブリエルを先発に抜擢することも考えているだろう。ビッグマッチの経験値と連係面を重視(コシエルニー&メルテザッカー)するか、対「個」という点を重視(コシエルニー&ガブリエル)するか、それともコンディションを重視(メルテザッカー&ガブリエル)するか、ヴェンゲル監督の判断は試合の行方に影響しそうだ。
▽アーセナルは、前節のニューカッスル戦を2-1で制し、リーグ戦6連勝を達成。公式戦でも6連勝中のチームでは、ジルーが最近の9試合で9ゴールと波に乗っている。アーセナルは、今回の一戦を制することができれば、リバプールとの勝ち点差を9ポイントまで広げることができる。一方で、敗れればその差が3ポイントとなるだけに、“負けられない”一戦でもある。
▽対するリバプールは前節、マンチェスター・ユナイテッドとのノースウェスト・ダービーに臨み、1-2で敗れた。また、主将のジェラードが一発退場となったユナイテッド戦では、勝ち点を獲得できなかっただけでなく、ララナとスタリッジが負傷。厳しいチーム状況に陥った。とはいえ、今節のアーセナル戦に敗れれば、来季のCL出場権獲得は極めて厳しくなる。CL出場権争いの直接のライバルを何とか叩きたいところだ。
【4-3-3】
▽アーセナル予想スタメン
GK:オスピナ
DF:ベジェリン、ガブリエル、コシエルニー、モンレアル
MF:カソルラ、コクラン、エジル
FW:ロシツキ、ジルー、サンチェス
負傷者: MFチェンバレン(ハムストリング)、FWウェルベック(ひざ)
出場停止者:なし
▽引き続きチェンバレンが欠場する。負傷していたDFドビュッシー、MFアルテタ、MFウィルシャーは練習に復帰しており、MFディアビと共に火曜日に行われたテストマッチに出場した。ただ、いずれの選手も試合勘が不足しているため、先発はないだろう。代表戦で負傷したウェルベックは、コンディションが整うか微妙な状況だ。
◆リバプール◆
【3-4-2-1】
▽リバプール予想スタメン
GK:ミニョレ
DF:カン、ロブレン、サコー
MF:グレン・ジョンソン、ヘンダーソン、ルーカス・レイバ、アルベルト・モレーノ
MF:ラザール・マルコビッチ、コウチーニョ
FW:スターリング
負傷者: DFホセ・エンリケ(ひざ)、MFアイブ(ひざ)
出場停止者:DFシュクルテル、MFジェラード(ともに3試合のうちの1試合目)
▽ユナイテッド戦で退場したジェラードと、GKデ・ヘアを踏みつけたシュクルテルが出場停止となる。負傷していたスタリッジ(腰)とララナ(そ径部)は、直前の状態を見て起用できるか見極めることになるとロジャーズ監督は話している。
★タクティカル・プレビュー
▽昨年12月に行われたリーグ戦1stマッチは2-2で終了した。試合の主導権を握っていたリバプールが45分にコウチーニョのゴールで先制したものの、直後にドビュッシーがネットを揺らし、アーセナルが同点に追いついた。その後、後半にはジルーのゴールでアーセナルが逆転したが、リバプールも意地を見せてアディショナルタイムのシュクルテル弾で引き分けに持ち込んだ。
◆オープンゲームに
▽両者の直接対決では、最近のリーグ戦4試合で計16ゴールが生まれている。リーグ戦1stマッチと同様に、今回もオープンゲームとなりそうだ。リバプールは、アウェイとはいえ勝ち点3が欲しい状況。一方、アーセナルは引き分けでも悪い結果ではない。だがホーム戦だけに、1月にエティハド・スタジアムで行われたマンチェスター・シティ戦(アーセナルが2-0で勝利)のようなリアクションフットボールを見せることはないだろう。
◆シュクルテルの代役
▽ポイントとなるのは、ロジャーズ監督がどのようなシステムで試合に臨むのかだ。特に、先発の人選は興味深いところ。前述のとおり、ジェラードとシュクルテルが出場停止のうえ、コンディションに不安を抱えているスタリッジとララナが出場できるかどうか分からない。
▽ジェラードは、ユナイテッド戦の前にリーグ戦5連勝を記録していたチームの中で負傷欠場を強いられていた。そのため、ジェラードが引き続き不在となるのは、大打撃というほどではない。しかし、10勝3分け1敗の成績を残してきた直近のリーグ戦14試合のうち、13試合にわたって3バックの中央で最終ラインを統率してきたシュクルテルが出場停止となるのは痛恨だ。
▽ロジャーズ監督は、コロ・トゥーレ、ロブレン、カンのいずれかにシュクルテルの代役を任せることになる。昨年末に3バックに移行した後、公式戦でシュクルテルが欠場したのはわずかに2度。コロ・トゥーレ、カンがそれぞれ1試合で3バックの中央を務めた。
▽カンはFAカップ4回戦のボルトン戦でG・ジョンソン、サコーと共に3バックを形成し、完封した。コロ・トゥーレは第20節のレスター・シティ戦でカン、サコーと共に先発。チームは2失点したものの、コロ・トゥーレはまずまずパフォーマンスを見せた。
▽3選手の中で最もベテランであるコロ・トゥーレをスイーパーとして起用することが定石のように見えるが、3試合連続ゴール中と勢いに乗るジルーとマッチアップすることを考えれば、よりパワーと高さに優れるロブレンの方がシュクルテルの代役として適任かもしれない。
▽攻撃陣では、スターリングのポジションに注目だ。ロジャーズ監督は、最近の公式戦4試合でスターリングをウイングバックの位置で起用している。しかし、守備のタスクが多いウイングバックでは、スターリングの持ち味が十分に発揮するとは言いがたい。今回は対面にサンチェスが起用されることからも、スターリングは前線で起用した方がベターだ。
▽また、リバプールはバロテッリかランバートをセンターフォワードに置くと、3トップの機動力とカウンターの破壊力が低下するため、戦術の変更を強いられる。スタリッジを起用できなかった際にスターリングをセンターフォワードに据えるのかなど、ロジャーズ監督の選択に注目だ。
◆アーセナルのセンターバックコンビは?
▽一方、リーグ戦7連勝を狙うアーセナルは、負傷者も続々と復帰し、大きな不安なく試合に臨める。ヴェンゲル監督が頭を悩ませるのはセンターバックの人選ぐらいだろうか。
▽6連勝した直近の公式戦6試合では、コシエルニーが5試合、メルテザッカーが4試合、ガブリエルが3試合に先発した。コンディションが万全ならコシエルニーは先発に当確の存在だが、29日にフランス代表としてデンマーク代表戦にフル出場している。一方、ブラジル代表に招集されたが試合に出場していないガブリエルと、代表に招集されなかったメルテザッカーは、よりフレッシュな状態だ。
▽連係面を考えれば、やはりコシエルニー&メルテザッカーのコンビで試合に臨むのがベストだろう。ただ、リバプールがいつも通り、カウンターに強みを発揮する機動力重視の3トップを採用してきた場合、メルテザッカーのアジリティ&スピード不足は懸念材料となる。
▽そのため、ヴェンゲル監督は、より瞬発力とカバーリング能力に長けるガブリエルを先発に抜擢することも考えているだろう。ビッグマッチの経験値と連係面を重視(コシエルニー&メルテザッカー)するか、対「個」という点を重視(コシエルニー&ガブリエル)するか、それともコンディションを重視(メルテザッカー&ガブリエル)するか、ヴェンゲル監督の判断は試合の行方に影響しそうだ。
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