国内で復調のモナコを警戒するヴェンゲル 「突破の可能性は五分五分」
アーセナルは25日、チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦1stレグのモナコ戦に臨む。かつて率いた古巣との対戦となるアーセン・ヴェンゲル監督は、突破の可能性は五分五分だと主張している。
昨シーズンは大型補強で大躍進を果たし、1部復帰1年目でリーグ・アン2位に入ったモナコだが、クラブの方針転換もあり今年は戦力ダウン。シーズン前半はリーグ中位にとどまっていた。
だが、CLではグループステージをわずか1失点で首位通過。国内でも徐々に調子を上げ、4位浮上を果たしている。25日の試合で敵地に乗り込むヴェンゲル監督も警戒している様子だ。会見でのコメントをイギリス複数メディアが伝えた。
「近年のベスト16の戦いは非常にタフなものになっている。五分五分の勝負だ。モナコの守備が非常に堅いことは分かっている。グループステージでは手強いチームを相手に失点を許さなかった」
「もちろん簡単ではない試合にはなるが、突破は可能だ。本当に五分五分だと思う。モナコは我々と同じような位置にいるからだ。国内リーグでも良い位置に返り咲き、チームの自信は高まっているだろうね」
アーセナルも21日のプレミアリーグ第26節クリスタル・パレス戦に勝利を収めて3位浮上。7位までの5チームが勝ち点4差にひしめき、来季CL出場圏争いは混戦となっている。
「これだけ多くのチームが4位争いに絡んでいるのは初めてのことだ。我々は必死に戦って、良い順位にまで戻ってくることができた。(パレスに)勝てなければひどい状況になっていただろう」
「チームはレベルを上げてきた。それは結果に表れている。プレミアリーグでは勝ち点を稼いでいくことが必要だ。最後は危うかったとはいえ、パレス戦では納得のいく形でそれを成し遂げられたと思う」
提供:goal.com
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