ロッベン劇的弾のバイエルン、岡崎フル出場のマインツ撃破でリーグ戦8連勝《ブンデスリーガ》
2014.12.20 06:42 Sat
▽ブンデスリーガ第17節のマインツvsバイエルンが19日に行われ、バイエルンが2-1で逆転勝利を収め、年内最終戦を白星で飾った。なお、マインツの日本代表FW岡崎慎司はフル出場し、先制点をアシストしている。
▽一方、バイエルンをホームに迎えたマインツは、直近のリーグ戦8試合で白星から遠ざかっている状況(4分4敗)。絶対的な王者との一戦となる今節は、岡崎が前節のケルン戦に引き続きスタメンに名を連ねた。
▽ゲッツェをトップ下気味に配する[4-2-3-1]でスタートしたバイエルンが、立ち上がりからボールを保持。グアルディオラ監督仕込みのポゼッションサッカーで相手を押し込み、ロッベンとリベリの仕掛けで局面の打開を図っていく。しかし、シャビ・アロンソ不在が影響してか、ビルドアップ時にアイデアを欠き、パスワークにリズムを生みだせない。
▽一方、岡崎を1トップに据えた[4-2-3-1]を採用したマインツは、序盤から相手に攻め込まれるも、ボールを持てばカウンターで応戦。4分には、デ・ブラシスがダイビングヘッドでバイエルンゴールをこじ開けたものの、これはオフサイドの判定により先制とはならなかった。
▽試合を優勢に進めながらも先制を許したバイエルンだが、失点からわずか3分後にあっさりと同点に追いつく。ボックス手前の好位置でFKのチャンスを獲得すると、シュバインシュタイガーがキッカーに名乗りを上げる。右足インサイドで放ったシュバインシュタイガーのプレースキックが壁を越え、ゴール左隅に決まった。
▽1-1で迎えた後半も、マインツがバイエルンを相手に善戦。相手の攻撃を凌ぎつつ、カウンターに転じていくと、49分に得点機をつくり出す。相手の最終ライン裏に抜け出したマリがGKノイアーとの一対一を迎えるが、左足で放ったシュートはバイエルン守護神が伸ばした左手一本のセーブに阻まれた。
▽ノイアーの好守で何とか失点を免れたバイエルンだが、その後もパスで崩すシーンが少なく、ロッベンとリベリの個人技に頼った攻撃に終始。77分にはゲッツェに代えてピサーロを投入して流れを引き寄せにかかるが、グアルディオラ監督が施したこの交代策は実を結ばない。
▽しかし、1-1でアディショナルタイムに突入かと思われた試合は90分、バイエルンがスコアを動かす。シュバインシュタイガーのパスを左サイドの深い位置で受けたベルナトが中央にクロスを入れると、ゴール前の混戦を抜けたボールをロッベンが押し込み、バイエルンが土壇場で逆転に成功した。
▽試合はそのまま後半アディショナルタイムも消化し、2-1で終了のホイッスル。マインツに苦しみながらも勝ちきったバイエルンが、年内最終戦を白星で締めくくるとともに、リーグ戦の連勝を「8」に伸ばした。
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▽今季のブンデスリーガでも圧倒的なチーム力で他クラブの追随を許すことなく、首位を快走するペップ・バイエルン。年内最終戦となる今節は、多数の主力が負傷欠場したものの、ロッベンやリベリ、ミュラー、ゲッツェといった豪華な顔ぶれがスタートから起用された。▽ゲッツェをトップ下気味に配する[4-2-3-1]でスタートしたバイエルンが、立ち上がりからボールを保持。グアルディオラ監督仕込みのポゼッションサッカーで相手を押し込み、ロッベンとリベリの仕掛けで局面の打開を図っていく。しかし、シャビ・アロンソ不在が影響してか、ビルドアップ時にアイデアを欠き、パスワークにリズムを生みだせない。
▽一方、岡崎を1トップに据えた[4-2-3-1]を採用したマインツは、序盤から相手に攻め込まれるも、ボールを持てばカウンターで応戦。4分には、デ・ブラシスがダイビングヘッドでバイエルンゴールをこじ開けたものの、これはオフサイドの判定により先制とはならなかった。
▽それでも21分、均衡を破ったのはマインツだった。右サイドの開いた位置から岡崎が右足で中央にグラウンダーのパスを入れると、ボールがゴール前の混戦を抜けて、ファーサイドに走り込んだソトに渡る。これに左足で合わせたソトのシュートがGKノイアーの股下を抜けて、ゴールネットを揺らした。
▽試合を優勢に進めながらも先制を許したバイエルンだが、失点からわずか3分後にあっさりと同点に追いつく。ボックス手前の好位置でFKのチャンスを獲得すると、シュバインシュタイガーがキッカーに名乗りを上げる。右足インサイドで放ったシュバインシュタイガーのプレースキックが壁を越え、ゴール左隅に決まった。
▽1-1で迎えた後半も、マインツがバイエルンを相手に善戦。相手の攻撃を凌ぎつつ、カウンターに転じていくと、49分に得点機をつくり出す。相手の最終ライン裏に抜け出したマリがGKノイアーとの一対一を迎えるが、左足で放ったシュートはバイエルン守護神が伸ばした左手一本のセーブに阻まれた。
▽ノイアーの好守で何とか失点を免れたバイエルンだが、その後もパスで崩すシーンが少なく、ロッベンとリベリの個人技に頼った攻撃に終始。77分にはゲッツェに代えてピサーロを投入して流れを引き寄せにかかるが、グアルディオラ監督が施したこの交代策は実を結ばない。
▽しかし、1-1でアディショナルタイムに突入かと思われた試合は90分、バイエルンがスコアを動かす。シュバインシュタイガーのパスを左サイドの深い位置で受けたベルナトが中央にクロスを入れると、ゴール前の混戦を抜けたボールをロッベンが押し込み、バイエルンが土壇場で逆転に成功した。
▽試合はそのまま後半アディショナルタイムも消化し、2-1で終了のホイッスル。マインツに苦しみながらも勝ちきったバイエルンが、年内最終戦を白星で締めくくるとともに、リーグ戦の連勝を「8」に伸ばした。
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