両主将ゴールのマージーサイド・ダービーは劇的ドロー決着《プレミアリーグ》
2014.09.27 22:49 Sat
▽プレミアリーグ第6節、リバプールvsエバートンのマージーサイド・ダービーが27日にアンフィールドで開催され、1-1の引き分けに終わった。
▽試合は立ち上がりからダービーらしいオープンな展開となる。直線的にゴールを目指す両者は、序盤にPKを獲得してもおかしくないシーンを演出した。エバートンはボックス内で仕掛けたルカクがA・モレーノとの接触で倒れるも、ノーファウルの判定。リバプールは8分にスターリングのミドルシュートをボックス内のバリーが手でブロックしたが、ここもマーティン・アトキンソン主審の笛はならなかった。
▽10分過ぎには、攻勢をかけるリバプールが立て続けにゴールへ近づく。まずはバロテッリが直接FKでゴールマウスを強襲すると、直後のCKでもララナがヘディングシュートを枠に飛ばす。しかし、いずれもGKハワードの好守を前に得点とはならない。さらに28分にはヘンダーソンが枠内へミドルシュートを放つが、ここもハワードに防がれる。
▽31分にはエバートンにアクシデントが発生。ミララスが左サイドで仕掛けた際にハムストリングを負傷し、マクギーディとの交代でピッチを後にする。マルティネス監督は、マクギーディをそのまま左ウイングのポジションに配した。
▽ゴールレスのまま迎えた後半開始、リバプールはスターリングとL・マルコビッチのポジションを入れ替える策に出る。しかし、この交代で攻勢を強めることはできず、ロジャーズ監督は60分にL・マルコビッチに代えてコウチーニョを投入する。
▽すると、65分にリバプールが先行する。ゴール正面、約23m地点でFKを獲得すると、キッカーを務めたジェラードが直接ゴールへ叩き込んで、試合の均衡を破った。
▽ようやく先制したリバプールは、続く67分にもゴールへ近づく。左サイドで仕掛けたスターリングがクロスを入れると、これをバロテッリが合わせる。しかし、シュートはGKハワードにセーブされた後、バーに直撃した。
▽その後は一進一退の攻防となるも、なかなかゴールは生まれず。しかし、リバプールの勝利で終わるかと思われた終盤にドラマが待っていた。エバートンはアディショナルタイム2分、左サイドから入れたクロスがクリアされると、ルーズボールに反応したジャギエルカがボックス手前で右足を一閃。これがゴール右上隅に突き刺さり、エバートンが土壇場で追いついて試合終了。マージーサイド・ダービーは劇的なドローで終了した。
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▽リーグ2連敗中のリバプールは、1-3で敗れた前節のウェストハム戦から先発2選手を変更した。ロジャーズ監督はルーカス・レイバとボリーニを外し、ララナとラザール・マルコビッチを起用。ララナをバロテッリの後方に配する[4-2-3-1]の布陣で臨んだ。対するエバートンは、負傷のコールマンが欠場し、ヒバートが今季リーグ戦初先発。前線は右からルカク、ネイスミス、ミララスと並べた。▽10分過ぎには、攻勢をかけるリバプールが立て続けにゴールへ近づく。まずはバロテッリが直接FKでゴールマウスを強襲すると、直後のCKでもララナがヘディングシュートを枠に飛ばす。しかし、いずれもGKハワードの好守を前に得点とはならない。さらに28分にはヘンダーソンが枠内へミドルシュートを放つが、ここもハワードに防がれる。
▽31分にはエバートンにアクシデントが発生。ミララスが左サイドで仕掛けた際にハムストリングを負傷し、マクギーディとの交代でピッチを後にする。マルティネス監督は、マクギーディをそのまま左ウイングのポジションに配した。
▽ハーフタイムにかけても、コールマン不在のエバートンの右サイドを執拗に突いていくリバプールのペースが続く。44分には、高い位置でバリーのパスミスを拾ったヘンダーソンがスルーパス。これをボックス左のスターリングがシュートに持ち込んだが、またしてもハワードのセーブに遭った。
▽ゴールレスのまま迎えた後半開始、リバプールはスターリングとL・マルコビッチのポジションを入れ替える策に出る。しかし、この交代で攻勢を強めることはできず、ロジャーズ監督は60分にL・マルコビッチに代えてコウチーニョを投入する。
▽すると、65分にリバプールが先行する。ゴール正面、約23m地点でFKを獲得すると、キッカーを務めたジェラードが直接ゴールへ叩き込んで、試合の均衡を破った。
▽ようやく先制したリバプールは、続く67分にもゴールへ近づく。左サイドで仕掛けたスターリングがクロスを入れると、これをバロテッリが合わせる。しかし、シュートはGKハワードにセーブされた後、バーに直撃した。
▽その後は一進一退の攻防となるも、なかなかゴールは生まれず。しかし、リバプールの勝利で終わるかと思われた終盤にドラマが待っていた。エバートンはアディショナルタイム2分、左サイドから入れたクロスがクリアされると、ルーズボールに反応したジャギエルカがボックス手前で右足を一閃。これがゴール右上隅に突き刺さり、エバートンが土壇場で追いついて試合終了。マージーサイド・ダービーは劇的なドローで終了した。
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