本田前半のみのミラン、土壇場被弾で敗戦しEL絶望《セリエA》
2014.05.11 21:41 Sun
▽11日に開催されたセリエA第37節、アタランタvsミランは2-1でアタランタが勝利を収めた。
▽前節、インテルとのミラノ・ダービーで勝利を手にしてEL出場権獲得への望みをつなげたミラン。セードルフ監督は前節と同じく[4-3-1-2]の布陣を採用し、トップ下にはターラブトではなく本田が起用された。
▽ホーム最終戦のアタランタがサポーターの歓声を背に受けて立ち上がりから試合のペースを掴んだ。前線のデニスやモラレス、ボナヴェントゥーラのキープ力を起点にミランの守備を崩していく。対するミランは、2トップのバロテッリとカカに早めにボールを送って応戦。ただ、トップ下の本田は中盤の密集地帯でボールを受けれず、なかなか攻撃の起点になれない。
▽拮抗した展開が続く中、ホームのアタランタが幾度も相手ゴールに迫っていく。23分には本田のクロスをカットしてカウンターを仕掛けると、左サイドを駆け上がったブリービオのクロスをゴール前のデニスが落とし、これをカルモナがシュート。これはGKアメーリアの正面を突いたが、テンポ良く前にボールを運ぶアタランタがミランを慌てさせる。
▽なかなかチャンスを作れないミランだが、前半の終盤にかけて相手ゴールに迫る。38分にはボックス手前右からモントリーボが入れたクロスにカカがヘディングで合わせるも、これはGKの正面。続く41分には左サイドのボックス付近で得たFKをバロテッリが強烈なボールで直接狙ったが、クロスバーに弾き返された。さらに43分、右サイドからラミが入れたクロスに本田が競り勝つも、ヘディングシュートは枠の左に外れた。
▽ゴールレスで迎えた後半、ミランのセードルフ監督が動く。後半の頭から本田を下げて左サイドにエル・シャーラウィを投入し、右サイドにカカ、トップ下にモントリーボを置いた[4-2-3-1]に変更した。このシステム変更で攻勢を強めたミランは、試合の均衡を破ることに成功する。52分、モントリーボのスルーパスから左サイドを突破したムンタリが中央のバロテッリにグラウンダーのクロスを入れると、これに対応したベッリーニのクリアがゴールネットに吸い込まれてミランが先制した。
▽セードルフ監督の采配が的中したミランは、前がかるアタランタの攻撃を凌ぎ、カウンターで追加点を奪いにいく。しかし66分、ボックス右でコンスタンがカルモナを倒してPKを献上。これをデニスに決められてアタランタに同点とされた。
▽リードを守れなかったミランは、76分にターラブトを、80分にパッツィーニを投入して勝ち越しを目指す。しかし、逆にアタランタの攻勢を許し、それを凌ぐことを強いられた。それでも、91分にボックス右角からバロテッリが右足を振り抜いたが、これは左ポストに跳ね返されてしまう。
▽このままドロー決着と思われたが、試合終了間際に劇的な展開が待ち受ける。アディショナルタイム6分、ボックス手前で落としを受けた途中出場のブリエンツァが左足を一閃すると、素晴らしい軌道のボールがゴール左上に突き刺さって試合は終了。アタランタが、見事なゴールでホーム最終戦を劇的な勝利で飾った。一方のミランは、EL出場権が遠のく痛恨の敗戦を喫した。
▽前節、インテルとのミラノ・ダービーで勝利を手にしてEL出場権獲得への望みをつなげたミラン。セードルフ監督は前節と同じく[4-3-1-2]の布陣を採用し、トップ下にはターラブトではなく本田が起用された。
▽ホーム最終戦のアタランタがサポーターの歓声を背に受けて立ち上がりから試合のペースを掴んだ。前線のデニスやモラレス、ボナヴェントゥーラのキープ力を起点にミランの守備を崩していく。対するミランは、2トップのバロテッリとカカに早めにボールを送って応戦。ただ、トップ下の本田は中盤の密集地帯でボールを受けれず、なかなか攻撃の起点になれない。
▽拮抗した展開が続く中、ホームのアタランタが幾度も相手ゴールに迫っていく。23分には本田のクロスをカットしてカウンターを仕掛けると、左サイドを駆け上がったブリービオのクロスをゴール前のデニスが落とし、これをカルモナがシュート。これはGKアメーリアの正面を突いたが、テンポ良く前にボールを運ぶアタランタがミランを慌てさせる。
▽なかなかチャンスを作れないミランだが、前半の終盤にかけて相手ゴールに迫る。38分にはボックス手前右からモントリーボが入れたクロスにカカがヘディングで合わせるも、これはGKの正面。続く41分には左サイドのボックス付近で得たFKをバロテッリが強烈なボールで直接狙ったが、クロスバーに弾き返された。さらに43分、右サイドからラミが入れたクロスに本田が競り勝つも、ヘディングシュートは枠の左に外れた。
▽ゴールレスで迎えた後半、ミランのセードルフ監督が動く。後半の頭から本田を下げて左サイドにエル・シャーラウィを投入し、右サイドにカカ、トップ下にモントリーボを置いた[4-2-3-1]に変更した。このシステム変更で攻勢を強めたミランは、試合の均衡を破ることに成功する。52分、モントリーボのスルーパスから左サイドを突破したムンタリが中央のバロテッリにグラウンダーのクロスを入れると、これに対応したベッリーニのクリアがゴールネットに吸い込まれてミランが先制した。
▽セードルフ監督の采配が的中したミランは、前がかるアタランタの攻撃を凌ぎ、カウンターで追加点を奪いにいく。しかし66分、ボックス右でコンスタンがカルモナを倒してPKを献上。これをデニスに決められてアタランタに同点とされた。
▽リードを守れなかったミランは、76分にターラブトを、80分にパッツィーニを投入して勝ち越しを目指す。しかし、逆にアタランタの攻勢を許し、それを凌ぐことを強いられた。それでも、91分にボックス右角からバロテッリが右足を振り抜いたが、これは左ポストに跳ね返されてしまう。
▽このままドロー決着と思われたが、試合終了間際に劇的な展開が待ち受ける。アディショナルタイム6分、ボックス手前で落としを受けた途中出場のブリエンツァが左足を一閃すると、素晴らしい軌道のボールがゴール左上に突き刺さって試合は終了。アタランタが、見事なゴールでホーム最終戦を劇的な勝利で飾った。一方のミランは、EL出場権が遠のく痛恨の敗戦を喫した。
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