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【U-20日本代表プレビュー】エース離脱の逆境を乗り越えられるか、団結力問われるイタリア戦《U-20W杯》

▽U-20日本代表は27日、日本時間20時にキックオフを迎えるU-20ワールドカップ(W杯)のグループD最終節でU-20イタリア代表と対戦する。グループ突破を懸けた一戦だ。 ◆ウルグアイに力負けGetty Images▽U-20南アフリカ代表との初戦を白星で飾った日本はその勢いに乗り、24日に行われた第2節でU-20ウルグアイ代表と激突した。しかし、結果は0-2の完封負け。FW小川航基の負傷交代というエクスキューズもあったが、したたかで隙なしのウルグアイに力負けした。 ◆ウルグアイに続く強者イタリアGetty Images▽対するイタリアは、ウルグアイとの初戦を落としたものの、第2節で南アフリカを2-0で撃破。個々の質に加えて、組織力で格の違いを見せつける形の勝利であり、日本との最終節にグループステージ突破の可能性を残した。日本にとって、ウルグアイに続き格上の相手であることは間違いない。 ◆負けても突破の可能性Getty Images▽グループDは、イタリアと日本を連破したウルグアイの決勝トーナメント進出が確定。残る焦点は、日本とイタリアのどちらが自力突破を決めるかだ。無論、1勝1敗同士の対戦となる日本vsイタリアの勝者は無条件で自力突破となる。 ▽仮に引き分けた場合、イタリアの2位通過、日本の3位が確定。しかし、6グループの各3位のうち成績上位4カ国がベスト16進出というレギュレーションにより、日本は引き分け、あるいは敗戦であっても結果次第で突破の可能性がある。 ★予想フォーメーション(C)CWS Brains,LTD.▽布陣は初戦から3試合連続の[4-4-2]が濃厚。この試合で最も注目されるのは、ウルグアイ戦で左ヒザ前十字じん帯断裂および半月板損傷の重傷を負った小川の代役だ。前日練習を見る限り、イタリア戦はFW岩崎悠人の相方として、FW田川亨介の出場濃厚。そのほか、左サイドハーフにMF遠藤渓太、両サイドバックにDF初瀬亮、DF杉岡大暉の起用が見込まれている。 ★リスクマネジメントを優先Getty Images▽ここまで1失点しか喫していないイタリアの守備陣を崩すのは容易ではない。最悪、引き分けでも3位突破の可能性もあるだけに、内山監督も「バランスを崩してカウンターを喰らうのは避けたい」と慎重な戦い方を示唆。リスクマネジメントが1つの鍵となる。 ▽そのため、攻撃面においても守備に片足を置いたカウンター主体になりそうだ。それは、船木よりも攻撃面で劣るものの、守備面に秀でた杉岡の左サイドバック起用や、スピードに長けた田川の前線抜擢にも現れている。チームの団結力が試される一戦だ。 ▽最後に、日本が先のウルグアイ戦で露呈した強敵に対する気持ちの部分でのアプローチが気になるところ。気遅れしてか、消極的なプレーに走ってしまう悪癖は、勝負に挑む上で致命傷だ。ウルグアイ戦の反省を生かして、メンタルを整えて試合に入りたい。 2017.05.27 13:00 Sat
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グループA、韓国に勝利したイングランドが首位通過《U-20ワールドカップ》

▽FIFA U-20ワールドカップのグループA最終節が26日に行われた。 ▽U-20イングランド代表vs U-20韓国代表は1-0でイングランドが勝利した。ここまで1勝1分けのイングランド代表と、2連勝と勢いに乗る韓国代表が相まみえた。イングランドは、トッテナムのオノマーやリバプールのエジャリア、エバートンのカルバート=ルーウィンらが先発。一方、すでにグループステージ突破を決めている韓国は、2戦連続ゴール中にバルセロナ下部組織所属のイ・スンウとペク・スンホを温存した。 ▽一進一退の前半をゴールレスのまま折り返し、スコアが動いたのは56分だった。右サイドからのクロスにニアサイドで合わせたエバートン所属のドーウェルが決めてイングランドが先制する。対する韓国もイ・スンウとペク・スンホを投入し、惜しいチャンスもつくる。だが、キレのある仕掛けを見せるルックマンがポスト直撃のシュートを放つなど、イングランドも相手を脅かす。その後、韓国は同点弾を狙うもイングランドが逃げ切り。この結果、イングランドが首位通過を決めている。 Getty Images▽また、U-20ギニア代表vsU-20アルゼンチン代表は、0-5でアルゼンチンが勝利した。ここまで1分け1敗のギニア代表と、2連敗中と後がないアルゼンチンが対戦。アルゼンチンは33分に右サイドからの折り返しを正面のトーレスが決めると、43分にはラウタロ・マルティネスが見事なミドルシュートで2点目。後半に入っても、サラチョ、セネシ、そしてラウタロ・マルティネスがこの日2ゴール目を記録し、5得点で大勝した。初勝利で勝ち点3としたアルゼンチンは、他グループの3位との成績いかんで決勝トーナメント進出する可能性が残されている(※6グループの各組3位のうち、成績上位4チームが決勝トーナメント進出)。 ◆グループA最終節 U-20ギニア代表 0-5 U-20アルゼンチン代表 【アルゼンチン】 トーレス(前33) ラウタロ・マルティネス(前43,後34) サラチョ(後5) セネシ(後29) U-20イングランド代表 1-0 U-20韓国代表 【イングランド】 ドーウェル(後11) 2017.05.26 23:22 Fri
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グループB終了、ベネズエラとメキシコ突破でドイツは他グループ結果待ち《U-20ワールドカップ》

▽FIFA U-20ワールドカップのグループB最終節が26日に行われた。 ▽ここまで1分け1敗と苦しむU-20ドイツ代表は、2連敗中のU-20バヌアツ代表と対戦。ドイツは27分、バドゥのゴールで先行すると、32分にはボックス右から味方が折り返したボールをファーのリーセが詰めて2点目を挙げる。迎えた後半も、ドイツは50分にボックス右奥からリーセが折り返したボールをイヨハが合わせて3点目。その後、ドイツはB・カロに2ゴールを奪われたが、逃げ切りに成功した。他会場の結果、ドイツは3位となり、他グループの3位との成績いかんで決勝トーナメント進出する可能性がある(※6グループの各組3位のうち、成績上位4チームが決勝トーナメント進出)。 Getty Images▽また、1勝1分けのU-20メキシコ代表と、2連勝中のU-20ベネズエラ代表の試合は、ベネズエラが1-0で勝利した。一進一退の攻防を経て、32分にゴール正面のコルドヴァがGKをかわしてシュートを決め、ベネズエラが先制。後半は、メキシコが前に出る中、ベネズエラもカウンターで応戦する。そして、そのままシャットアウトしたベネズエラが3連勝で首位通過。メキシコは2位での決勝トーナメント行きを決めた。 ◆グループB最終節 U-20ドイツ代表 3-2 U-20バヌアツ代表 【ドイツ】 バドゥ(前27) リーセ(前32) イヨハ(後5) 【バヌアツ】 B・カロ(後7,後32) U-20メキシコ代表 0-1 U-20ベネズエラ代表 【ベネズエラ】 コルドヴァ(前33) 2017.05.26 20:32 Fri
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グループFはサウジ&アメリカ勝利で混戦に《U-20W杯》

▽25日に行われたFIFA U-20ワールドカップのグループF第2節、U-20エクアドル代表vsU-20サウジアラビア代表は、1-2でサウジアラビアが勝利した。 ▽初戦ドローのエクアドルと黒星スタートのサウジアラビアが対戦した。試合は早々の7分、ディフェンスラインを破ったアルヤミがボックス内から鋭いシュートを突き刺し、サウジアラビアが先制。一方のエクアドルは前半アディショナルタイムにPKを獲得するも、カベザスのシュートがGKにストップされる。迎えた後半もエクアドルはゴールに近づいたが、サウジアラビアGKアルブハリが好守連発。すると84分、右サイドからのクロスにファーのアルヤミが合わせてサウジアラビアが追加点を獲得する。その後、エクアドルはカイセドの得点で1点を返すも、そのまま試合終了。サウジアラビアが勝ち点3を獲得した。 Getty Images▽また、同日に行われたグループF第2節のもう1試合、U-20セネガル代表vsU-20アメリカ代表は、0-1でアメリカが勝利した。 ▽白星スタートのセネガルと、初戦をドローで終えたアメリカが激突。試合は前半34分に動く。ボックス右の味方から正面でパスを受けたサージェントが鋭い反転から鋭いシュートを突き刺して、アメリカが先制。迎えた後半はセネガルの反撃に遭ったアメリカだが、守備陣の奮闘もあって何とか逃げ切りに成功した。この結果、アメリカは勝ち点4まで伸ばし、グループ首位に立っている。 ◆グループF U-20エクアドル代表 1-2 U-20サウジアラビア代表 【エクアドル】 カイセド(後44) 【サウジアラビア】 アルヤミ(前7,後39) U-20セネガル代表 0-1 U-20アメリカ代表 【アメリカ】 サージェント(前34) 2017.05.25 22:43 Thu
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PSG所属FWオギュスタン2発で2連勝のフランスが決勝T進出《U-20W杯》

▽23日に行われたFIFA U-20ワールドカップのグループE第2節、U-20フランス代表vsU-20ベトナム代表は、4-0でフランスが勝利した。 ▽試合は前半7分、フランスがPKを獲得するも、キッカーのオギュスタンが失敗。それでも、18分にCKからテュラムがヘディングシュートを決めて、フランスが先制する。さらにフランスは、22分にオギュスタンが汚名返上のゴール。45分にもオギュスタンが今大会3得点目となるゴールを決めたフランスは、後半に入ってポハが52分にミドルシュートでネットを揺らして4点目を挙げた。開幕2連勝のフランスは、最終節を前にグループステージの突破を決めている。 Getty Images▽また、同日に行われたグループE第2節のもう1試合、U-20ニュージーランド代表vsU-20ホンジュラス代表は、3-1でニュージーランドが勝利した。 ▽初戦で引き分けたニュージーランドと、黒星スタートとなったホンジュラス代表による対戦。試合は開始早々の1分、ボックス右に抜け出したベヴァンが角度の厳しいところから鋭いシュートをニアに突き刺して、ニュージーランドが先制。さらに23分には、アシュワースがセットプレーからへディングで決めて、ニュージーランドがリードを広げる。後半、ニュージーランドは1点を返されるも、56分にはベヴァンがPKを決めて3-1。そのまま逃げ切ったニュージーランドは勝ち点4まで伸ばし、フランスに次ぐ2位につけている。 ◆グループE U-20フランス代表 4-0 U-20ベトナム代表 【フランス】 テュラム(前18) オギュスタン(前22,前45) ポハ(後7) U-20ニュージーランド代表 3-1 U-20ホンジュラス代表 【ニュージーランド】 ベヴァン(前1,後11[PK]) アシュワース(前23) 【ホンジュラス】 J・アルバレス(後5) 2017.05.25 22:32 Thu
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ウルグアイ戦で負傷のFW小川航基が左ヒザ前十字じん帯断裂および左ヒザ半月板損傷でU-20日本代表を離脱《U-20W杯》

▽日本サッカー協会(JFA)は25日、U-20日本代表FW小川航基(ジュビロ磐田)が負傷により途中離脱することを発表した。 ▽小川は、U-20日本代表の一員として韓国で行われているU-20ワールドカップに出場。グループステージ第1戦のU-20南アフリカ代表戦では同点ゴールを記録し、チームの勝利に貢献していたが、24日に行われた第2節のU-20ウルグアイ代表戦で試合中に負傷。そのまま担架で運ばれ、ピッチを後にし、FW久保建英と交代していた。 ▽JFAの発表によると、小川は左ヒザ前十字じん帯断裂および左ヒザ半月板損傷と診断。全治は明らかにされていない。また、28日に帰国する予定だ。 2017.05.25 17:54 Thu
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ザンビアが後半4発でイランに逆転勝利! ポルトガルとコスタリカはPK1本ずつで痛み分け《U-20W杯》

▽24日に行われたFIFA U-20ワールドカップのグループC第2節、U-20ザンビア代表vsU-20イラン代表は、4-2でザンビアが勝利した。 ▽試合はイランが序盤に先制点を奪う。7分、GKマンガニ・バンダのパスをボックス左手前で奪ったレザ・シャカリがボックス内へと侵攻し、冷静にゴール右隅へ流し込み先制する。 ▽1点リードで試合を折り返したイランは49分、ノラフカンがボックス内で倒されてPKを獲得。これをレザ・シャカリがゴール左下隅へ沈め、追加点を奪った。 ▽2点差にリードを広げられたザンビアだったがここから反撃に出る。54分、自陣中央右からのロングボールがボックス左へ流れると、サカラが左足ワンタッチで中央へ切れ込み、右足でニアサイドを射抜き1点を返す。さらに59分、ボックス手前で細かくつなぎ、最後はムウェプが左足でゴール右下隅へと突き刺し、一気に同点に追いつく。 ▽試合を振り出しに戻したザンビアは65分、ゴール前まで迫ると、最後は混戦の中でゴール前のエマヌエル・バンダが右足で押し込み、ついに逆転に成功。71分にもボックス手前でパスを受けたダカが右足を振り抜いて、ゴール左に突き刺しリードを広げた。 ▽その後はイランに反撃を許さず、ザンビアが4-2でそのまま逃げ切りに成功。前半に2得点を許すも、後半の17分間で4得点を奪ったザンビアが逆転で2連勝を飾った。 Getty Images▽また、同日に行われたグループC第2節のもう1試合、U-20コスタリカ代表vsU-20ポルトガル代表は、1-1の引き分けに終わった。 ▽試合は前半からポルトガルが攻勢に出る。すると32分、エウデルのパスをボックス右外で受けたジオゴ・ダロトがクロスを入れると、ディエゴ・メセンの手に当たりPKを獲得。これをキッカーのジオゴ・ゴンサウベスが右足を振り抜くと、GKピネダの右手を弾いてゴールに吸い込まれ、ポルトガルが先制する。 ▽1点ビハインドで試合を折り返したコスタリカは、後半の立ち上がりに同点のチャンスを得る。イアン・スミスがボックス右外から強引にクロスを供給。これに反応したジョナサン・マルティネスがボックス内でいち早く反応すると、出遅れた相手DFの足がかかり、PKを獲得する。これをジミー・マリンが右足でゴール左隅を狙うと、GKジオゴ・コスタに反応されるも、ゴールに吸い込まれ同点に追いつく。 ▽その後は、同点ゴールを許したポルトガルがコスタリカを押し込むものの、勝ち越し点は奪えず試合終了。互いにPKを1本ずつ決めて、1-1の引き分けに終わり、勝ち点1を分け合った。 ◆グループC U-20ザンビア代表 4-2 U-20イラン代表 【ザンビア】 サカラ(後9) ムウェプ(後14) エマヌエル・バンダ(後20) ダカ(後26) 【イラン】 レザ・シャカリ(前7) レザ・シャカリ(後49[PK]) U-20コスタリカ代表 1-1 U-20ポルトガル代表 【コスタリカ】 ジミー・マリン(後3[PK]) 【ポルトガル】 ジオゴ・ゴンサウベス(前32[PK]) 2017.05.24 23:02 Wed
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レーティング:U-20ウルグアイ代表 2-0 U-20日本代表《U-20W杯》

▽U-20日本代表は24日、FIFA U-20ワールドカップ(W杯)グループD第2戦のU-20ウルグアイ代表戦に臨み、0-2で敗れた。超WSの選手採点結果と寸評は以下のとおり。 ▽U-20日本代表採点(C)CWS Brains,LTD.GK 1 小島亨介 5.5 踏ん張りは見せたが、最終的に2失点 DF 2 藤谷壮 5.5 総体的に守備に重きを置くも後半から積極的なプレーが増加。及第点のパフォーマンス 5 冨安健洋 5.0 11分に消極さを突かれてピンチを招く。徐々に持ち直したが、全体的に安定感を欠いた内容 3 中山雄太 5.5 前でボールを奪う姿勢が仇となり1失点目に関与。だが、総じて及第点のプレーに徹した 19 舩木翔 5.5 1失点目は自サイドを突かれたもの。ただ、攻撃面でまずまずのプレーを見せた MF 7 堂安律 5.0 後半からギアを上げたが、消化不良な出来に。脅威になり切れなかった 17 市丸瑞希 5.5 ボールが入れば何度か持ち前のパスセンスで攻撃陣のスイッチ役に。ただ、ミスや守備の緩さは引き続き課題 16 原輝綺 5.5 ベンチから交代の声がかかるまで奮闘。ボールの回収役としての役割を遂行した (→坂井大将 -) 8 三好康児 5.0 周囲と生かし生かされの関係を築けず。ボールを受けても停滞感 (→高木彰人 -) FW 9 小川航基 - 前半の半ばに左ヒザを痛めて無念の途中交代 (→久保建英 5.5) スクランブル出場も後半に入って相手の力量にアジャスト。果敢な仕掛けで攻め手に 13 岩崎悠人 5.0 小川というパートナーを失ったことで孤立。数少ないシュートシーンも空砲 監督 内山篤 5.0 小川の負傷退場で流れ一変。後半に修正を施すが、世界レベルの相手に力の差を痛感する敗戦 ★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ! デ・ラ・クルス(U-20ウルグアイ代表) ▽167cmの小柄ながら推進力溢れる攻守で日本を翻弄。ウルグアイのチームスタイルである堅守速攻の体現者に U-20ウルグアイ代表 2-0 U-20日本代表 【U-20ウルグアイ】 スキアッパカッセ(前38) マティアス・オリベイラ(後46) 2017.05.24 22:01 Wed
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イタリアが終始主導権を握り南アフリカに勝利! GS突破を懸けて最終節で日本と対戦《U-20W杯》

▽24日、FIFA U-20ワールドカップのグループD第2節のU-20南アフリカ代表vsU-20イタリア代表が行われ、0-2でイタリアが勝利した。 ▽初戦の日本戦で敗れた南アフリカと、同じく初戦でウルグアイに敗れたイタリア。敗れればグループステージ突破が厳しくなる両者の対決となった。 ▽序盤からペースを握ったのはイタリア。南アフリカゴールに襲いかかると17分、ドリブルで持ち込んだファヴィッリがボックス手前左から強烈なシュートを放つも、GKムポトが好セーブで失点を免れる。 ▽すると23分、右CKからのクロスをパニコがヘッド。シュートは枠を捉えるも、マージマンがライン上でクリア。しかし、その流れからルーズボールを拾うと、オルソリーニがボックス内右で倒されイタリアがPKを獲得。これをオルソリーニが自らしっかりと沈め、イタリアが先制する。 ▽イタリアが1点リードで迎えた後半も、主導権はイタリアが握る。4連続CKを含めて何度も南アフリカゴールに襲いかかるが、得点を許さない。 ▽それでも57分、右サイドからスカレーラがゴール前にロングスロー。これをファヴィッリがヘッドで合わせると、ゴール左に吸い込まれ、イタリアが追加点を奪う。 ▽2点ビハインドの南アフリカは、シングがFKからゴール前にクロス。これがDFとGKの間に落ち、直前でワンバウンドして枠に飛ぶもGKザッカーニョが間一髪セーブする。負ければ敗退が決定する南アフリカはその後も攻め立てるが、最後まで得点を奪えず。イタリアが0-2で勝利し、最終節の日本戦にグループステージ突破の望みをつないだ。 U-20南アフリカ代表 0-2 U-20イタリア代表 【イタリア】 オルソリーニ(前23) ファヴィッリ(後12) 2017.05.24 22:00 Wed
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日本、試合巧者のウルグアイに力負け…イタリアとの16強懸けた最終節へ《U-20W杯》

▽U-20日本代表は24日、FIFA U-20ワールドカップ(W杯)グループD第2戦のU-20ウルグアイ代表戦に臨み、0-2で敗れた。 ▽5大会ぶり出場となるアジア王者の日本は、21日に行われたU-20南アフリカ代表との初戦で苦しみながらも逆転勝利。今節は、U-20イタリア代表との好ゲームを制した南米王者のウルグアイと対峙する。そのウルグアイ戦に向けては、初戦から先発3名を変更。ダブルボランチに原と市丸が並び、藤谷を右サイドバックに起用された。 ▽注目の立ち上がり、初戦に続きフラットな[4-4-2]のシステムを継続した日本は自陣にブロックを敷き、慎重な入りでスタート。キックオフ直後から推進力を強めたウルグアイに押し込まれる展開となる。それでも、8分に左サイドからのグラウンダークロスに小川が飛び込む決定的な場面を作るなど、日本が徐々にペースを握り返していく。 ▽ところが、11分には、自陣低い位置で組み立てに関与した冨安がクルスの鋭いプレッシャーを受けてボールロスト。そのままクルスにボールをボックス内に持ち運ばれてフリーでシュートを許してしまう。しかし、クルスのシュートはゴール左外。相手のミスにも助けられた日本がピンチを免れる。 ▽胸を撫で下ろした日本だったが、16分にオリベラを交わそうとした小川が着地時に左足を痛めてピッチに昏倒。プレー続行が不可能となり、ジョーカーとしてベンチに待機していた久保のスクランブル起用を余儀なくされてしまう。すると、一時掴みかけていた流れは再びウルグアイに。我慢の戦いを強いられる。 ▽1点ビハインドで試合を折り返した日本は、55分に同点機。相手のミスを見逃さなかった市丸がバイタルエリアでボールを拾い、GKのポジショニングを確認してループシュートを放つ。GKが手で掻き出したボールを久保が頭で押し込みにかかるが、これを枠に飛ばすことができない。 ▽さらに、58分には久保の個人技から決定機。ドリブルでボックス左に持ち込んだ久保が左足でシュートを放つと、GKに弾かれたボールに反応した堂安が頭でプッシュする。しかし、コースが甘くなったボールは相手選手のクリアに遭い、日本が同点のチャンスを不意にしてしまう。 ▽その後も、久保のチャンスメークから岩崎のシュートでゴールに迫った日本。攻撃面でトーンダウンしたウルグアイを尻目に攻勢を強めていくが、最後のところで相手の守備網に引っかかり、ゴールが遠い。85分にはバイタルエリア右の位置で得たFKから堂安が直接ゴールを狙うが、GKの正面を突く。 ▽残る交代枠で坂井、高木をピッチに送り込んだ日本は、より攻勢を強めるが、後半アディショナルタイムにカウンターからマティアス・オリベイラの一発を浴びて万事休す。ウルグアイの試合巧者ぶりに屈した日本のグループステージ突破は、27日に行われる最終節のイタリア戦に持ち越しとなった。 2017.05.24 22:00 Wed
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【U-20日本代表プレビュー】試される日本の組織力、初戦で段違いの力を見せたウルグアイと激突

▽U-20日本代表は24日、日本時間20時にキックオフを迎えるU-20ワールドカップ(W杯)のグループD第2戦でU-20ウルグアイ代表と対峙する。共に初戦を白星で飾った両雄によるグループステージ突破への大一番だ。 ◆苦戦も今大会白星スタートGetty Images▽アジア王者として5大会ぶり出場のU-20日本代表は、21日に行われた初戦でU-20南アフリカ代表と激突した。開始早々に先制を許したほか、相手の高い身体能力を前に苦しい展開を強いられたが、FW小川航基とMF堂安律のゴールにより、南アフリカに逆転勝利。初戦でグループステージ突破の可能性を手繰り寄せる3ポイントを手にした。 ◆イタリアとの好ゲーム制して日本戦へGetty Images▽一方、南米王者のウルグアイはU-20イタリア代表との強豪対決で今大会をスタートさせた。ゴールレスで迎えた後半に生まれたFWロドリゴ・アマラルの直接FK弾で先制すると、その後のイタリアの反撃をシャットアウト。イタリアとのハイレベルな戦いの中でしっかりと勝ち点3を掴み取り、日本との第2戦を迎える。 ◆南アフリカよりも格上Getty Images▽第1戦のイタリア戦を見る限り、ウルグアイの印象はまさに南米らしく、巧さとインテンシティを兼ね備えた手強い相手。日本が苦戦を強いられた南アフリカと比較しても、チームとしての緻密さや完成度だけでなく、個々のスキルにおいても格が違う。 ▽一部のウルグアイメディアにより、初戦で決勝点のアマラルら数名に負傷欠場の可能性が伝えられているが、他にもユベントス加入内定のMFロドリゴ・ベンタンクールら次代のスター候補が多士済々。顕著なほどのチーム力低下は考えにくい。 ▽日本は、そういった南米王者との戦いにどれだけアジャストできるか。初戦で散見されたように、フィフティなボールの競り合いに負けたり、決定機を不意にするようであれば、より苦戦を余儀なくされる可能性が高い。南アフリカ戦の反省を生かして臨みたいところだ。 ★予想フォーメーション(C)CWS Brains,LTD.▽布陣は常用の[4-4-2]が濃厚。内山篤監督の下で絶対軸となりつつある最終ラインの4枚を含めて、顔ぶれに大きな変更はないだろう。とはいえ、迎えるウルグアイ戦は南アフリカ戦から中2日。内山監督も総力戦を見据えてのメンバー選考を明かしていることから、コンディション面を加味して、いくつかのポジションに微調整を図る可能性もある。 ▽変更点を挙げるとすれば、ボランチのポジションか。初戦で先発したDF板倉滉が左ふくらはぎの軽い肉離れで前日練習を別メニュー調整。その日の戦術練習を見る限り、MF市丸瑞希、MF原輝綺にチャンスが巡ってくる公算が高い。また、DF初瀬亮に代わり、DF藤谷壮が右サイドバックを務めることになりそうだ。 ★試される組織力Getty Images▽正直、第1戦に関しては逆転勝利を収めた日本を評価すべき場面もあったが、南アフリカの決定力不足やプレーの雑さにも救われた試合。スキを見せずの戦いでイタリアを下したウルグアイを相手に、単純なミスが散見された南アフリカ戦のような展開は期待できない。 ▽日本としてはまずミスを最小限に、ウルグアイに対すること。その上で、売りとする組織力で個々の力量を前面に押し出してくるウルグアイに粘り強く立ち向かっていきたい。日本の真骨頂であるチーム力が世界レベルで試される一戦になりそうだ。 2017.05.24 11:30 Wed
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バヌアツを7発一蹴のベネズエラが2連勝でGS突破!《U-20W杯》

▽23日に行われたFIFA U-20ワールドカップのグループB第2節、U-20ベネズエラ代表vsU-20バヌアツ代表は、7-0でベネズエラが勝利した。 ▽ベネズエラは素早いリスタートを試みた30分、左サイドからのクロスにバスケスが頭で合わせて均衡を破ると、怒涛のゴールラッシュとなる。42分にコルドバのゴールで追加点を手にしたベネズエラは、後半開始早々の46分にペニャランダが3点目。56分には、PKからGKファリニェスがチーム4点目を決めた。結局、その後も3ゴールを重ねたベネズエラは初戦のドイツに続き、バヌアツも撃破。開幕2連勝でグループステージ突破を果たしている。 Getty Images▽また、同日に行われたグループB第2節のもう1試合、U-20メキシコ代表vsU-20ドイツ代表は、0-0のドローに終わった。 ▽セットプレーのチャンスからアグアヨのヘディングシュートでゴールに迫ったメキシコだが、対するドイツも相手のミスからリーセに決定機。立ち上がりから両軍共にゴールに迫るアグレッシブな展開となる。しかし、互いに守備陣が躍動。試合を通じて堅守が光り続け、痛み分けという結果に終わった。この結果、1勝1分けのメキシコが2位、1分け1敗のドイツが3位で最終節を迎えることになった。 ◆グループB U-20ベネズエラ代表 7-0 U-20バヌアツ代表 【ベネズエラ】 バスケス(前30) コルドバ(前42、後28) ペニャランダ(後1) ファリニェス(後12[PK]) ウルタド(後37) ソサ(後44) U-20メキシコ代表 0-0 U-20ドイツ代表 2017.05.23 22:05 Tue
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バルサB所属のイ・スンウ&ペク・スンホがアベック弾! 2連勝の韓国が決勝T進出《U-20W杯》

▽23日に行われたFIFA U-20ワールドカップのグループA第2節、U-20韓国代表vsU-20アルゼンチン代表は、2-1で韓国が勝利した。 ▽試合は18分に動く。ハーフウェイライン付近の左サイドでボールを受けたイ・スンウがドリブルでそのままゴール前に侵攻。飛び出してきたGKをあざ笑うかのようなチップキックでネットを揺らし、韓国が先制に成功する。続く42分には相手GKのファウルでPKのチャンスを得ると、ペク・スンホがきっちりと沈め、韓国がリードを広げた。その後、後半に1点を返された韓国だったが、そのまま逃げ切り完遂。バルセロナB所属の若武者2人の活躍により、2連勝の韓国が最終節を残して決勝トーナメント進出を果たした。 Getty Images▽また、同日に行われたグループA第2節のもう1試合、U-20イングランド代表vsU-20ギニア代表は、1-1のドローに終わった。 ▽ゴールレスで折り返した試合は53分、バイタルエリア中央からクックが右足のミドルシュートをゴール左下に突き刺して、イングランドが均衡を破る。ところが、そのイングランドが59分にハイラインを保った中でミス。バックパスを試みたトモリとGKの連携ミスでボールが自陣ゴールマウスに吸い込まれ、ギニアが同点に追いついた。結局、試合は痛み分けで終了。ギニア相手に勝点1を上積みするにとどまったイングランドは1勝1分けとし、2位で最終節を迎えることになった。 ◆グループA U-20韓国代表 2-1 U-20アルゼンチン代表 【韓国】 イ・スンウ(前18) ペク・スンホ(前42[PK]) 【アルゼンチン】 トーレス(後5) U-20イングランド代表 1-1 U-20ギニア代表 【イングランド】 クック(後8分) 【ギニア】 OG(後14) 2017.05.23 22:00 Tue
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セネガルがサウジに2発快勝! アメリカは土壇場で追いつきエクアドルとドロー《U-20W杯》

▽22日、FIFA U-20ワールドカップのグループF第1節のU-20エクアドル代表vsU-20アメリカ代表が行われ、3-3の引き分けに終わった。 ▽試合はエクアドルが序盤に先制する。5分、味方のスルーパスに反応したコロゾがスピードで相手DFを置き去りにし、ボックス内へと侵攻。GKクリンスマンに倒されるも、こぼれ球をリノが押し込んだ。さらに7分、ボックス左手前でパスを受けたカベサスが縦への突破から左足を振り抜き、ニアサイドを射抜いた。 ▽2点を先攻されたアメリカも反撃。36分、ボックス右で味方のラストパスを受けたサージェントがゴール右下へ突き刺した。 ▽1点を返して試合を折り返したアメリカは54分、右サイドを突破したレノンがクロスを供給。これをファーサイドに走り込んだサージェントが頭でゴールに叩き込んだ。 ▽試合を振り出しに戻されたエクアドルはすぐさま攻勢を強める。すると64分、バックパスの処理におぼついたGKクリンスマンのパスミスを見逃さなかったカベサスが冷静にゴールへ流し込んだ。 ▽不用意なミスで勝ち越しを許したアメリカは試合終了間際に粘りを見せる。後半アディショナルタイム4分、右サイドでパスを受けたレノンがクロス。これは相手にクリアされるも、こぼれ球がボックス中央へ。これに素早く反応したデ・ラ・トーレが右足ダイレクトでゴール右隅へ押しこみ、3-3で試合終了。 ▽土壇場で追いついたアメリカがエクアドルと勝ち点1を分け合った。 Getty Images▽また、グループFのもう1試合、U-20サウジアラビア代表vsU-20セネガル代表は、2-0でセネガルが勝利した。 ▽試合は序盤、セネガルが試合の均衡を破る。13分、敵陣中央左からの浮き球のパスをボックス左手前のバッジが頭で中央に流す。これに抜け出したニアンがワントラップでゴール前左へ侵攻し、左足でニアサイドへ突き刺した。 ▽このゴールで勢いに乗ったセネガルは15分、左サイドを突破したエンディアイエがクロス。これは相手DFのブロックに阻まれるも、ボックス中央にこぼれたボールをキャビンが右足でボレーを放つと、ゴール右隅へと吸い込まれた。 ▽2点リードで試合を折り返したセネガルは後半、味方のポストプレーに反応したエンディアイエがボックス左へ侵攻し、左足でシュート。さらに右サイドからのニアンのクロスをバッチがヘディングで合わせるも、どちらも枠を捉え切れず。 ▽最後まで試合を優勢に進めたセネガルが攻め続け、試合終了。2-0でサウジアラビアを下したセネガルが白星スタートを切った。 ◆グループF U-20エクアドル代表 3-3 U-20アメリカ代表 【エクアドル】 リノ(前5) カベサス(前7) カベサス(後19) 【アメリカ】 サージェント(前36) サージェント(後9) デ・ラ・トーレ(後49) U-20サウジアラビア代表 0-2 U-20セネガル代表 【セネガル】 ニアン(前13) キャビン(前15) 2017.05.22 23:21 Mon
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フランスがホンジュラスを3発で下し、白星スタート! ベトナムvsニュージーランドはゴールレスドロー《U-20W杯》

▽22日、FIFA U-20ワールドカップのグループE第1節のU-20フランス代表vsU-20ホンジュラス代表が行われ、3-0でフランスが勝利した。 ▽試合は15分、フランスがセットプレーから先制する。ボックス手前やや右でFKを獲得すると、キッカーのオギュスタンが右足一閃。強烈なシュートをゴール左上へ突き刺した。 ▽先制を許したホンジュラスは攻勢に転じるも、決定的なチャンスを創り出せずゴールネットを揺らすことできない。するとフランスは44分、ポストプレーを受けたアリがボックス手前から右足でシュート。これが相手DFに当たりコースが変わってゴールに吸い込まれた。 ▽2点ビハインドで試合を折り返したホンジュラスは後半、フランスゴールに迫るも、GKラフォンを中心としたディフェンスの前に得点が奪えない。 ▽相手の反撃を凌いだフランスは81分、敵陣中央右でFKを得ると、キッカーを務めたポハのクロスをテリエルがヘディングでゴール右隅へと流し込み、試合を決めた。フランスが3発快勝でホンジュラスを下し、初戦を白星で飾った。 Getty Images▽また、グループEのもう1試合、U-20ベトナム代表vsU-20ニュージーランド代表は、0-0のゴールレスドローに終わった。 ▽試合は、まずベトナムがニュージーランドゴールに迫る。ジューク・チン・ハーのクロスをニアサイドで収めたタイン・ビン・ディンが反転してシュートを放つが、枠を捉えられない。対するニュージーランドもルイスの右CKをファーサイドのビリングスリーが頭で合わせるもゴール左に外れる。 ▽ゴールレスのまま試合を折り返した後半、ニュージーランドがボックス内での混戦から途中出場のロジャーソンが左足でシュート。しかし、これはGKティエン・ズン・ブイの好守に阻まれる。 ▽一方のベトナムもボックス左に抜け出したジューク・チン・ハーが敵陣深い位置でのキープからグラウンダーのクロス。これがニアサイドの密集地帯を抜け、ゴール前へフリーで走り込んだホアン・ジューク・グエンが右足で合わせるも、ミートし切れず。 ▽終盤、ニュージーランドがベトナムゴールを立て続けに脅かすも、最後までベトナムの牙城を崩すことができず、試合終了。ゴールレスドローで初戦は痛み分けとなった。 ◆グループE U-20フランス代表 3-0 U-20ホンジュラス代表 【フランス】 オギュスタン(前15) アリ(前44) テリエル(後36) U-20ベトナム代表 0-0 U-20ニュージーランド代表 2017.05.22 23:15 Mon
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【U-20日本代表コラム】適応能力の高さを見せた守備の要・冨安健洋の伸び代

▽5大会ぶりにU-20W杯に出場を果たしたU-20日本代表。東京オリンピック世代ということ、そして2世代を超えて招集されたFW久保建英(FC東京 U-18)の招集もあり、これまで以上にも大きな期待が寄せられている中、初戦となったU-20南アフリカ代表戦を1-2で制した。 ▽長年に渡り、この世代でのアジア予選を勝ち抜くことができなかった日本だったが、昨年行われたAFC U-19選手権を無失点、無敗で初制覇。2007年以来の本大会出場を決めた。 ▽予選を無失点で終えていた日本だったが、南アフリカ戦では先手を奪われる。7分、一瞬の隙を突かれると、マージマンが最終ラインのズレを生かして裏に抜け、そのままゴールを奪い切った。思わぬ先制点を許してしまった日本。「予測以上の個々のスピードがあった」と試合後に内山篤監督が語ったように、想定を超える瞬発力の前に、ディフェンスラインを突破されてしまった。 ▽前半は最終ライン裏へのロングボールに苦労し、全体をコンパクトに保ちたい日本としては、厄介な相手となった。ラインを高く設定しても、長い距離のスプリントで勝つことができず、ボックス付近まで簡単にボールを運ばれていた。 ▽チャンスこそ多く作られていた日本だったが、徐々に南アフリカのスピードにも慣れが見えてくる。ロングフィードに対するカバーリング、サイドバックの絞りなどが時間の経過とともに改善され、南アフリカに攻め込まれるものの、1ゴールに抑えた。 ▽この試合で特筆すべきは、センターバックでDF中山雄太(柏レイソル)とコンビを組んだDF冨安健洋(アビスパ福岡)の2人だ。冨安は試合が進むごとにレベルアップしている印象さえ受けた。内山監督も「修正能力が非常に高い」と評価したように、失点以降は南アフリカのエースであるシング相手にも臆することなく対応。ゴールを許さず、封じ込めることに成功した。 ▽確かに、これまでのアジアでの戦いとは違い、裏を取られるシーンが多かった。エコパスタジアムで行われたU-20ホンジュラス代表との親善試合での失敗も生きたように思う。日本でプレーしているだけでは感じにくい足の伸びや、出足の早さ、瞬発力…前半の南アフリカは日本を大きく上回っていた。 ▽後半の中盤にも南アフリカに押し込まれる時間帯が続いた。右サイドバックのDF初瀬亮(ガンバ大阪)が積極的に攻め上がる一方で、南アフリカは裏のスペースにロングボールを蹴り、アフリカユース選手権で得点王にも輝いたエースのシングを走らせた。しかし、冨安は前半とは違いしっかりとこれに対応。身体の寄せ方や、相手との間合い、スペースのケアなどが改善されていた。 ▽冨安は「試合の中で相手のスピードにも慣れて対応できる部分はあった」と語っており、前半はバタつく印象があった相手の攻撃への対応も、後半は安定感を見せていた。南アフリカのロングボールに関しては、J1に比べてロングボールが多いJ2で戦っている経験も生きたかもしれない。 ▽さらに、守備だけでなく繋ぐ意識もしっかりと持ち、ビルドアップにも貢献。相手に囲まれながらも、蹴り出す場面は少なかった。後半は、ボランチとしてもプレーできる冨安の良さを随所に見ることができた。 ▽初戦の勝利は、U-20日本代表のチームとってはもちろん、各選手にとっても大きな経験となったはずだ。そして、未知数の南アフリカのスピードにしっかりと適応できた冨安にとっても大きな経験となったはず。「もっと早く対応できれば良かった」とさらなる成長を口にしたことを考えても、未来は明るい。 ▽この先は、ウルグアイ、イタリアとさらにレベルが高い相手との対戦が待っている。初戦での逆転勝利も去ることながら、世界との対戦で大きな伸び代を見せてくれた冨安。今大会中にどれだけ大きく成長するのかワクワクが止まらない。 《超ワールドサッカー編集部・菅野剛史》 2017.05.22 23:00 Mon
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途中出場アマラルの弾丸FKが炸裂! ウルグアイがイタリアを下す!《U-20W杯》

▽21日、FIFA U-20ワールドカップのグループD第1節のU-20イタリア代表vsU-20ウルグアイ代表が行われ、0-1でウルグアイが勝利した。 ▽日本と同じグループDに属する両チーム。UEFA U-19欧州選手権で2位となり4大会ぶり6回目の出場となったイタリアと、南米ユース選手権で優勝を果たし3大会連続14回目の出場となったウルグアイが激突した。 ▽前半はウルグアイがボールを握る展開となり、イタリアはカウンターで応酬。ファヴィッリを中心にウルグアイゴールを目指す。ゴールレスで迎えた43分、イタリアはスカレーラがボックス内でアルダイスを倒してしまいPKを献上。このPKをクルスが蹴るもGKザッカーニョがキャッチし、先制点を許さない。 ▽ゴールレスで迎えた後半もウルグアイペースで試合は展開。しかし、互いに決定力を欠いてゴールが生まれない。それでも迎えた76分、ウルグアイはボックス手前右でFKを獲得。これを途中出場のアマラルが左足で直接狙うと、鋭い弾道のシュートがゴール左に突き刺さり、ウルグアイが均衡を破った。 ▽その後はイタリアが同点ゴールを目指すものの、最後までウルグアイの牙城を崩せず。結局そのまま試合は終了し、0-1でウルグアイが初戦を白星で飾った。 U-20イタリア代表 0-1 U-20ウルグアイ代表 【ウルグアイ】 アマラル(後31) 2017.05.21 22:14 Sun
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初戦での逆転勝利を喜ぶ内山篤監督「チームとしても選手としても非情に良い経験」《U-20W杯》

▽U-20日本代表は21日、FIFA U-20ワールドカップ(W杯)韓国 グループD第1節のU-20南アフリカ代表戦を水原ワールドカップ競技場で行い、1-2で逆転勝利した。 ▽5大会ぶりに出場した日本は、前半に先制を許すも、後半に小川航基、堂安律のゴールで逆転に成功。初戦を白星で飾った。試合後、内山篤監督が記者会見に出席。初戦の勝利を喜ぶとともに、この逆転勝利が良い経験になったと語った。 ◆内山篤監督(U-20日本代表) 「初戦で予想通りタフなゲームで、立ち上がりあのような形で失点しました。20分過ぎから相手のスピードに慣れて、ボールに支配することができました。一番は前半に(1点を)返せれば良かったんですが、ゲームの流れとしては十分な1-0でした。彼らに言ったのは、先制点を獲られてバタついて、2点目、3点目というところはありましたが、そこはラッキーで、相手のシュートに助けられました」 「前半の終盤からフィジカル的なものが落ちてきて、後半立ち上がりの10分はどんな感じかなと様子を見ました。その中で早い時間帯に点が獲れました。あとは交代選手が上手く機能してくれました。非情に良いチームで、我々の予測以上の個々のスピードなどがありました。その中で勝利できたことは、チームとしても選手としても非情に良い経験になり、次に繋がると思います」 ──先制される難しい展開だったが、選手たちが逆転をした。そこの評価は 「当然サッカーは、我々がいくら押し込んでいても、セットプレーだったりがあります。90分をしっかりと終えること、彼らにはバタつかないということを言いました。チームを見てきて、そういった経験もしています。逆にバランスを崩してしまったり、立ち上がりの5分で(失点して)、残り85分あるのにバランスを崩して、2点目、3点目を獲られてしまう。自分たちでゲームを難しくしてしまうというのがありました」 「90分の中で必ずチャンスも作れますし、リスクを犯してここから勝負という時間も作れるはずです。そういったところを口酸っぱく言って来ました。相手のミスに助けられた部分はありましたが、徐々に彼らもゲームの流れとともに慣れが出てきたなという感じです。そういったことが、結果的に逆転勝利できたことで、良い経験になって次に繋がると思います」 ──冨安選手が試合の中で成長しているというほど、かなり集中していたように見えたが 「冨安に関しては、修正能力が非常に高いです。後半に関しては、彼がゴール前で一番厳しくやっていました。相手の10番のスピーディなプレーに初瀬が背後を取られた時もカバーも早くなっていました。彼は柔軟性や適応能力も高いです。彼が苦しい時間帯でもディフェンス面で守れた点では、MVPだと思います」 ──ハーフタイムではどんな修正をしたか 「いずれにしても前からプレスを掛けたいんですが、ロングボールを蹴られてしまいます。海外のスピーディなカウンターを含めて、上手く対応できず、背後、深さを取られてコンパクトなところを広げられました。相手の前線が落ちてきて少し楽になったのはあります」 ──板倉滉を先発起用した理由、久保建英の投入したタイミング 「1つは高さもありますし、相手のロングフィードに関して競ることを期待していました。ボールを捌くことに関しては、しっかりとできる選手なので。ただ、最後に足をつっていたのが心配です。90分日本でやってはいないので、少し心配なところはありましたが、全体的には意図することをやってくれました」 「建英に関しては、後半の頭から行こうという考えもありました。前半の30分過ぎから間延びして、真ん中にスペースができていたので。精度はみなさんも御存知の通り、チャンスメイクもシュートも、そこに関わる所は非常にクオリティが高いです。後半も最初は様子を見た中で、10分過ぎから1-1の追いついて間合いができたので(起用しました)。ファーストプレーからスルーパスですし、最後はアシストですからね」 ──これまでは逆転勝利がなかったが、今日の逆転勝利の大きな要因は 「アジア選手権から先に点を取られたことはないです。負の連鎖で2点、3点というのが多かったです。去年フランスとやった時も、3失点を喫した。2点取られたら3点取らなくてはいけないので、1点ずつやっていかなくてはいけない。そこで、1点で我慢できるかどうか。時間帯も早かったですから、1-1になれば逆転チャンスが来ます。彼らのサッカー人生で非常に役に立つと思います」 ──日本も2度ほど決定機を逃していたが 「日本のチャンスも考えると、今日は4-4ぐらいのゲームですね(笑)。そこは非常に課題で、日本全体の課題だと思います。もう1度、トレーニングで変わることはないので、最後は決断と思い切りだと思います。メンタル面を鍛えたいなと思います。チャンスは作れているので」 2017.05.21 20:43 Sun
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グループCはザンビアがポルトガルに、イランがコスタリカに勝利《U-20W杯》

▽21日、FIFA U-20ワールドカップのグループC第1節のU-20ザンビア代表vsU-20ポルトガル代表が行われ、2-1でザンビアが勝利した。 ▽アフリカユース選手権を制し、5大会ぶり3回目のU-20W杯出場を決めたザンビアと、4大会連続11回目の出場となったポルトガルの対戦。前半は互いに決定機を1度ずつ迎えるも、得点を奪えないまま終える。 ▽ゴールレスで終えた後半、ザンビアが先手を奪う。51分、シュートのこぼれ球をチルフヤが蹴り込み、ザンビアが先制する。更にザンビアは76分、ドリブルで中央突破したサカラがボックス内に侵入しシュート。これが決まり、リードを2点に広げる。 ▽ポルトガルはゴンサウベスを中心にザンビアゴールを目指すも得点を奪えず。それでも後半アディショナルタイム1分、途中出場のシャンデ・シウバのシュートをGKがセーブ。こぼれ球をエルデルが豪快に蹴り込み、1点差に迫る。しかし、そのままザンビアが逃げ切り、2-1で勝利を収めた。 Getty Images▽また、グループCのもう1試合、U-20イラン代表vsU-20コスタリカ代表は、1-0でイランが勝利した。試合は積極的にイランが攻める展開となるも、コスタリカが粘り強く守る展開に。それでも81分、左サイドからのクロスを、ボックス内で上手くコントロールしたメフディハニがゴール右隅に流し込み、イランが1-0で勝利した。 ◆グループC U-20ザンビア代表 2-1 U-20ポルトガル代表 【ザンビア】 チルフヤ(後6) サカラ(後31) 【ポルトガル】 エルデル(後46) U-20イラン代表 1-0 U-20コスタリカ代表 【イラン】 メフディハニ(後36) 2017.05.21 20:07 Sun
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レーティング:U-20南アフリカ代表 1-2 U-20日本代表《U-20W杯》

▽U-20日本代表は21日、FIFA U-20ワールドカップ(W杯)韓国 グループD第1節のU-20南アフリカ代表戦を水原ワールドカップ競技場で行い、1-2で逆転勝利した。超WSの選手採点結果と寸評は以下の通り。 ▽U-20日本代表採点(C)CWS Brains,LTD.GK 1 小島亨介 5.5 1失点を喫するも、クロスへの対応など大きな問題はなし DF 3 中山雄太 5.5 安定した守備を披露。大きなミスもなかった 5 冨安健洋 6.5 体の強さを見せて相手エースのシングを封殺。時間の経過とともにアジャストしていった 6 初瀬亮 5.5 攻撃面では何度も良いクロスを上げるも、ラインコントロールミスで失点に関与 19 舩木翔 6.5 2得点の起点に。守備でもしっかりとサイドアタックをケア MF 4 板倉滉 6.5 守備を期待されての起用に応える。豊富な運動量を生かしリンクマンとしても機能 (→ 16 原輝綺 -) 7 堂安律 6.5 久保とのコンビで決勝ゴールを記録。三好が下がった後は中央で積極的にプレー 8 三好康児 6.0 前半は持ち前のドリブル突破など随所に良さを発揮 (→ 20 久保建英 6.0) ファーストプレーで魅せると、堂安の決勝点をアシスト。違いを見せる 10 坂井大将 6.0 バランサーとして中盤を支える。気の利いたプレーでチームを救う FW 9 小川航基 6.5 技ありの同点ゴール。相手守備陣の脅威となり陰ながら2点目にも影響 13 岩崎悠人 6.0 スピードと推進力を発揮し1アシストを記録 (→ 11 遠藤渓太 5.5) サイドアタックの数は少なかったが、随所に良さを出す 監督 内山篤 6.5 先制を許すも焦りを見せず、効果的な交代策で逆転勝利を呼び込む ★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ! 冨安健洋(U-20日本代表) ▽クリーンシートはならずも南アフリカの攻撃陣にフィジカルの強さを生かして対応。最少失点にとどめた U-20南アフリカ代表 1-2 U-20日本代表 【南アフリカ】 マージマン(前7) 【日本】 小川航基(後3) 堂安律(後27) 2017.05.21 19:55 Sun
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日本が小川&堂安のゴールで南アフリカに逆転勝利! 5大会ぶりの出場で初戦白星《U-20W杯》

▽21日、FIFA U-20ワールドカップのグループD第1節のU-20南アフリカ代表vsU-20日本代表が行われ、1-2で日本が逆転勝利を収めた。 ▽アフリカユース選手権を4位で通過し4大会ぶり3回目の出場を果たした南アフリカと、5大会ぶり9回目の出場となった日本の対戦。日本は、板倉をボランチとして起用。2トップは小川と岩崎がコンビを組み、久保はベンチスタートとなった。 ▽試合は立ち上がりから南アフリカがロングボールを多用したカウンターで攻め込み、日本はペースを掴む事ができない。それでも5分、舩木の左サイドからのクロスに対し、小川がボックス中央でヘッドも枠を越えていく。 ▽すると7分、南アフリカが1つのチャンスを生かす。最終ラインの裏に抜けたマージマンがボックス内右からシュート。これを冨安がブロックに入るも、クリアがゴールに吸い込まれ、南アフリカが先制する。先制した南アフリカは12分、自陣からロングボールを蹴ると、抜け出したシングがボックス内でシュート。しかし、これは大きく枠を外れていく。 ▽攻め手が見出せない日本に対し、南アフリカはロングボールとスピードを生かして攻め込むと17分、ボックス左からのクロスに17版がヘッドも枠の左に外れる。 ▽日本は19分、決定機を作る。右CKから堂安がクロスを上げると、小川が競り合う。こぼれ球をつなぐと、ボックス中央で小川が反転ボレーも、シュートは右ポストを叩いてしまう。20分には三好からのパスを受けた小川は、ボックス手前からミドルシュート。しかし、枠の左に外れる。 ▽日本は30分にビッグチャンス。ボックス手前左から三好がクロスを上げると、走り込んだ小川がフリーでヘッド。しかし、シュートはわずかに枠の左に外れてしまう。32分にはボックス左からのクロスを、ニアサイドに飛び込んだ板倉がダイビングヘッド。しかし、シュートは枠に飛ばない。 ▽34分、南アフリカはカウンターからチャンス。ボックス右からの横パスを受けたシングが、キックフェイントでDFをかわしシュート。しかし、これは大きく枠を外れていく。日本は38分、三好がドリブル突破でボックス内に侵入。そのまま右足でシュートも、利き足と逆でのシュートは枠には飛ばない。 ▽42分にはビッグチャンス。DFのクリアをブロックした三好は、無人のゴールをめがけてシュート。しかし、左足から放たれたシュートは、ゴール右に外れてしまう。 ▽1点ビハインドで後半を迎えた日本は、早々に同点ゴールを奪う。48分、左サイドを仕掛けると、舩木のパスを受けた岩崎がボックス内左から早いクロス。これを小川がヒールシュートで流し込み、日本が同点に追いつく。 ▽54分、ボックス内右で南アフリカが粘りを見せると、そのままシュート。しかし、GK小島がしっかりとセーブする。そのまま南アフリカが攻め込む時間が続くも日本は何とか凌ぐと、59分には三好に代えて久保をピッチに送り出す。 ▽すると久保はファーストプレーで決定機を演出。縦パスを受けると、ノールックでスルーパス。抜け出した小川が飛び出したGKと一対一のチャンスを迎えるも、シュートはGKにブロックされてしまう。 ▽南アフリカは後半もスペースへのロングボールを使って攻勢をかける。すると64分、ロングボールに抜け出したシングに対し、冨安がしっかりと競り合いに負けず、日本は事なきを得る。さらに66分、ボックス内でパスを繋がれると、最後はボックス中央でシングがシュート。しかし、冨安が体を張ったブロックで失点を免れる。 ▽日本は67分、ボックス左から初瀬が左足でクロス。大外に走り込んだ岩崎がダイビングヘッドで合わせるも、シュートは枠の左に外れる。日本は直後、岩崎に代えて遠藤を投入する。 ▽攻勢をかける72分、堂安がボックス手前中央からスルーパス。これに反応した久保がボックス内左からダイレクトで折り返すと、走り込んだ堂安が左足で蹴り込み、日本が逆転に成功する。 ▽日本は78分、右サイドからのグラウンダーのクロスに走り込んだ遠藤がボックス内中央からシュート。ボールは左隅を捉えるが、GKがしっかりとセーブする。 ▽逆転を許した南アフリカは、シングを中心に個人技でゴールをこじ開けに行く。しかし、日本は集中した守備でゴールを許さない。88分にはCKの流れからムクメラがボックス左からクロス。これにムテトワがヘッドで合わせるも、シュートは枠を外れていく。 ▽その後は日本がしっかりとした守備を構築し、南アフリカの反撃を凌ぐ。そしてそのまま試合終了。日本が1-2と逆転勝利で南アフリカを下した。 U-20南アフリカ代表 1-2 U-20日本代表 【南アフリカ】 マージマン(前7) 【日本】 小川航基(後3) 堂安律(後27) 2017.05.21 18:52 Sun
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【U-20日本代表プレビュー】大事な初戦、カギは守備の安定感

▽21日、U-20日本代表が5大会ぶりに出場したU-20ワールドカップ(W杯)の初戦を迎える。グループDに所属する日本は、初戦でアフリカユース選手権4位で4大会ぶりに出場を果たしたU-20南アフリカ代表と対戦する。 ◆グループ突破へ大事な初戦Getty Images ▽内山篤監督率いるU-20日本代表は、チーム立ち上げから2年半が経過。AFC U-19選手権では優勝を果たし、各選手が所属クラブでも出場機会を得ている中で今大会を迎える。 ▽2007年にカナダで行われ、MF香川真司(ドルトムント)やDF内田篤人(シャルケ)、MF柏木陽介、DF槙野智章(ともに浦和レッズ)など“調子乗り世代”と呼ばれた面々が出場して以来の本大会となる。前述の選手を含め、将来的に日本代表を担う選手は少なくなく、また2020年の東京オリンピック世代ということも考えれば、今大会で世界を体感できることは大きい。 ▽それでも、ただ出場するだけでは意味が無い。「内容・結果ともに良ければ、そこから勢いを得られると思います」と内山監督が語った様に、グループステージの3試合だけでなく、その先に進みより経験を積むという意味でも、しっかりと初戦で結果を残したいところだ。 ◆未知数の南アフリカ ▽南アフリカに関しては未知数というのが正直な所。それでも、アフリカ勢特有のフィジカルの強さやスピードは、高いものを持っている。キャプテンを務めるMFルーサー・シンは、今年に入り南アフリカ代表としてもデビュー。チームをU-20W杯に導く活躍も見せており、日本にとっては要注意人物となる。 ◆カギはダブルボランチの組み合わせGetty Images▽日本での合宿中に行われたU-20ホンジュラス代表との一戦では、3-2で逆転勝利を収めたものの、ホンジュラスの身体能力の高さに後手を踏み失点を喫していた。しかし、想定を超える相手とのフィジカル差を体感したことは、本大会に向けた守備陣にとってはプラスだったはずだ。 ▽南アフリカ相手には守備をしっかりと安定させることがまずは大事だろう。センターバック、そしてダブルボランチが守備バランスをしっかりとることができれば、日本が勝利に近づくはずだ。 ★予想フォーメーション[4-4-2](C)CWS Brains,LTD.▽大事な初戦のメンバーは、慣れ親しんだ顔が並ぶと見る。最後方にはGK小島亨介(早稲田大学)が構え、4バックは右からDF初瀬亮(ガンバ大阪)、DF冨安健洋(アビスパ福岡)、DF中山雄太(柏レイソル)、DF舩木翔(セレッソ大阪)と並び、攻守に安定感をもたらせると見る。 ▽また、ダブルボランチにはMF坂井大将(大分トリニータ)、そして初戦ということ、南アフリカの推進力への対策として守備をベースとするMF原輝綺(アルビレックス新潟)と予想する。サイドは右にMF堂安律(ガンバ大阪)、左にMF三好康児(川崎フロンターレ)が入るだろう。 ▽最前線はFW小川航基(ジュビロ磐田)を軸に、3人の中からスピードに長けたFW岩崎悠人(京都サンガF.C.)が入ると予想。注目の15歳FW久保建英(FC東京 U-18)は流れを変える切り札になると見る。 ◆多種多様なメンバー構成をプラスにGetty Images▽久々の世界大会ということも考えれば、初戦は固くなるはず。また、何が起きてもおかしくないのも世界との戦いだ。それでも、内山監督は各ポジションに様々なタイプの選手を選んでおり、試合の展開や流れを見て、相手のウィークポイントを突くことも可能となる。たとえ、ビハインドを負う展開となっても、焦らずに形を作ることができれば勝機は見えてくるだろう。大事な大会初戦の南アフリカ戦は21日(日)の17時にキックオフを迎える。 2017.05.21 13:00 Sun
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ベネズエラがドイツに快勝! メキシコはバヌアツに苦戦も土壇場勝利《U-20W杯》

▽20日にFIFA U-20ワールドカップ2017韓国が開幕。グループB第1節のU-20ベネズエラ代表vsU-20ドイツ代表は、2-0でベネズエラが勝利した。 ▽試合はゴールレスのまま迎えた後半、ベネズエラが先制に成功する。51分、味方が右サイドで潰れ、ボックス右へと転がったボールに反応したペーニャがDFを一人交わすと、そのままGKレイマンもかわし、無人のゴールへ流し込んだ。 ▽このゴールで勢いにのったベネズエラは54分、ロングボールのこぼれ球を敵陣中央左でペニャランダが拾うと、そのままボックス中央へと切れ込み、ボックス右へラストパス。これを受けたコルドバが右足を振り抜いて、ニアサイドを射抜いた。そして、最後まで2ゴールを守り切ったベネズエラがドイツとの初戦をモノにした。 ▽グループB第1節のもう一試合、U-20バヌアツ代表vsU-20メキシコ代表は、3-2でメキシコが勝利した。 ▽試合は10分、メキシコが先制に成功する。ボックス右外でパスを受けたアントゥーナが縦への仕掛けからクロス。これをファーサイドのマガーニャが頭で合わせると、GKアリックのキャッチミスを誘い、ゴールに吸い込まれた。さらに25分、右サイドからのクロスをまたもGKアリックがファンブル。これを見逃さなかったキスネロスが右足で押し込んだ。 ▽2点ビハインドで試合を折り返したバヌアツが後半、反撃を見せる。52分、ボックス手前の細かいパス回しから最後はカロがボックス内に侵攻し、右足でゴール左隅へと流し込んだ。 ▽その後はメキシコに押し込まれる時間帯が続くも、耐え凌ぐバヌアツ。すると62分、ロナウド・ウィルキンスが敵陣中央やや右からドリブルを仕掛け、ボックス手前から左足でシュートを放つ。これがゴール右隅へと突き刺さり、試合を振り出しに戻す。 ▽試合を振り出しに戻されたメキシコは終盤に猛攻を仕掛けるも、決め切ることができない。このまま試合終了かと思われた94分、ボックス右外からのララのクロスをゴール中央のアルバレスがワントラップし、右足アウトサイドでシュート。これがゴール右隅へと決まり、土壇場で勝ち越しに成功したメキシコが白星スタートを飾った。 2017.05.20 23:03 Sat
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イングランドが3発でアルゼンチン撃破! 開催国・韓国はイ・スンウ活躍で白星スタート《U-20W杯》

▽FIFA U-20ワールドカップ2017韓国が20日に開幕した。グループA第1節のU-20アルゼンチン代表vsU-20イングランド代表は、3-0でイングランドが勝利した。 ▽試合は序盤、アルゼンチンが優勢に試合を進めるも前半終盤、イングランドが先制点を奪う。38分、ドーウェルが敵陣中央右から左足でクロスを供給。これをゴール前に走り込んだカルバート=ルーウィンが頭でゴール左隅へ流し込んだ。 ▽1点リードで後半を迎えたイングランドは52分、敵陣中央やや右でパスを受けたドーウェルが相手最終ラインの裏へスルーパス。これに反応したアームストロングがボックス右へと侵攻し、右足でニアサイドを射抜いた。 ▽78分、ラウタロ・マルティネスの右ヒジがトモリの顔面に直撃し、トモリが倒されるとイングランドがビテオ判定を要求。すると、主審は悪質なファールと判定し、ラウタロ・マルティネスにレッドカードを提示した。 ▽このプレーで数的優位にたったイングランドは後半アディショナルタイム2分、ボックス内でカルバート=ルーウィンが、GKペトロールに倒されてPKを獲得。これをキッカーのソランケが冷静にゴール右隅へと沈め、そのまま試合終了。イングランドが3発でアルゼンチンを下した。 ▽グループA第1節のもう一試合、U-20韓国代表vsU-20ギニア代表は、3-0で韓国が勝利した。 ▽試合は36分、開催国の韓国が先制点を奪う。敵陣中央でパスを受けたイ・スンウがドリブルを開始。ボックス手前に侵攻し、強引に右足でシュートを放つと、ブロック入った相手DFに当たってそのままゴール左隅へと吸い込まれた。 ▽その後も試合を優勢に進める韓国は76分、イ・スンウのスルーパスに反応したイム・ミンヒョクがボックス中央へ抜け出し、GKムサとの一対一を制した。 ▽さらに韓国は81分、ロングフィードからの味方の折り返しをボックス内に走り込んだパク・スンホがループシュートでGKムサをかわし、3点目。開催国の韓国が白星スタートを切った。 2017.05.20 23:01 Sat
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G大阪MF堂安律、米大手『ESPN』の「U-20W杯注目の10人」に選出…「瞬時にゲームの流れを一変させる」

▽アメリカの大手メディア『ESPN』は17日、20日開幕のFIFA U-20ワールドカップ(W杯)韓国2017で「注目の10名」の1人として、ガンバ大阪に所属するU-20日本代表MF堂安律を取り上げた。 ▽2007年のカナダ大会以来5大会ぶり9度目の出場となるU-20日本代表。2020年の自国開催となる東京オリンピックでもエースとしての活躍が期待されるのが堂安だ。18歳のレフティは、今シーズンのここまで明治安田生命J1リーグ8試合に出場。J1初ゴールを含む3得点をマークするなど、秀でた攻撃センスを武器にトップチームで異彩を放ち始めている。 ▽DFイッサ・ディオップ(フランス)やFWドミニク・ソランケ(イングランド)など、各国の次代を担うであろうスター候補を取り上げた『ESPN』は、その10名の1人としてピックアップした堂安について、次のように寸評した。 「18歳のプレーヤーは、昨年のAFC U-19アジア選手権のMVPに輝いて以来飛躍。現在、所属先のガンバ大阪でレギュラーで起用されている」 「堂安は代表だとおそらく右サイドにポジションを取り、左足の繊細なタッチを強みとする。シュートレンジに幅があり、針の穴を通すかのようにボールを扱え、瞬時に利き足でゲームの流れを一変させることができる」 「堂安は運動量よりテクニックタイプのプレーヤー。しかし、中央でドリブルを仕掛けて影響を与える一方で、20ヤード(約18m)でのスピードはスペースでも生きてくる」 2017.05.19 10:20 Fri
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【U-20日本代表レーダーチャート】4つの個性が生み出す化学反応〜FW編〜

▽20日に開幕を迎えるFIFA U-20ワールドカップ。U-20日本代表は、2007年のカナダ大会以来5大会ぶり9度目の出場となる。 ▽1999年のナイジェリア大会で残した準優勝超えを目指すべく、内山篤監督が21名を選出。超WSでは、今回U-20日本代表に選出された全21名をチャートと一緒に紹介する。 【FW編】 小川航基(ジュビロ磐田)/183cm/77㎏ 【編集部短評】 ▽ゴールバリエーション豊富な将来の日本代表点取り屋候補。YBCルヴァンカップのFC東京戦ではプロ初ゴールと共にハットトリックを達成。 岩崎悠人(京都サンガF.C.)/172cm/69㎏ 【編集部短評】 ▽数多くのJクラブが獲得に動いた豊富な運動量を持つスピードスター。強靭なボディバランスと果敢な飛び出しでゴールに迫る。4月29日の第10節大分戦ではプロ初得点。 田川亨介(サガン鳥栖)/181cm/70㎏ 【編集部短評】 ▽競り合いの強さに加え、50mを6秒前半で走る左利きのフィジカルモンスター。クラブ史上最年少得点記録を持つ勇猛果敢なストライカー。 久保建英(FC東京U-18)/170cm/63㎏ 【編集部短評】 ▽飛び級招集の“天才”。卓越したボールコントロールと判断力にも優れるチャンスメーカー。3日のルヴァンカップ第4節のコンサドーレ札幌戦でトップチームデビュー。 2017.05.18 22:40 Thu
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【U-20日本代表レーダーチャート】攻撃を支える2人のレフティ×三本の矢〜MF編〜

▽20日に開幕を迎えるFIFA U-20ワールドカップ。U-20日本代表は、2007年のカナダ大会以来5大会ぶり9度目の出場となる。 ▽1999年のナイジェリア大会で残した準優勝超えを目指すべく、内山篤監督が21名を選出。超WSでは、今回U-20日本代表に選出された全21名をチャートと一緒に紹介する。 【MF編】 坂井大将(大分トリニータ)/167cm/64㎏ 【編集部短評】 ▽ポリバレントな能力を持つ配球力の高いユーティリティープレーヤー。2014年にはブラジルW杯のトレーニングパートナーにも選出されたチームの精神的支柱 三好康児(川崎フロンターレ)/167cm/64㎏ 【編集部短評】 ▽川崎F最高傑作との呼び声も高い左利きのテクニシャン。小柄な体格からは想像できない強烈なシュートで果敢にゴールを狙う。 高木彰人(ガンバ大阪)/175cm/65㎏ 【編集部短評】 ▽緊急招集で本大会でのメンバー復帰を果たしたスピード豊かなアタッカー。フィニッシャーとしての能力も高く、ゴールへの貪欲さも持ち合わせている。 市丸瑞希(ガンバ大阪)/172cm/60㎏ 【編集部短評】 ▽クラブの大先輩MF遠藤保仁の後継者と評される次代のレジスタ。サッカーIQも高く、レンジを問わないパス精度は群を抜く。 遠藤渓太(横浜F・マリノス)/175cm/66㎏ 【編集部短評】 ▽両サイドハーフどちらもこなす柔軟性があり、積極的にゴールを目指すサイドアタッカーだ。両足から遜色なく繰り出すカットインからのシュートも魅力。 堂安律(ガンバ大阪)/172cm/70㎏ 【編集部短評】 ▽2020年東京五輪世代のエース候補。秀でた攻撃センスで異彩を放ち、すでにクラブで公式戦3戦4発と覚醒。AFC U-19選手権MVPの実力は折り紙付き。 原輝綺(アルビレックス新潟)/178cm/70㎏ 【編集部短評】 ▽高い身体能力と的確な読みを売りにする守備職人。今季は高卒ルーキーながらも主力に定着し、ブレイクを遂げつつある。 2017.05.18 22:35 Thu
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【U-20日本代表レーダーチャート】冨安と中山の絶対軸でまわる最終ライン〜DF編〜

▽20日に開幕を迎えるFIFA U-20ワールドカップ。U-20日本代表は、2007年のカナダ大会以来5大会ぶり9度目の出場となる。 ▽1999年のナイジェリア大会で残した準優勝超えを目指すべく、内山篤監督が21名を選出。超WSでは、今回U-20日本代表に選出された全21名をチャートと一緒に紹介する。 【DF編】 板倉滉(川崎フロンターレ)/186cm/75㎏ 【編集部短評】 ▽センターバックとボランチの両方をこなす大型選手。ビルドアップ能力にも長けており、ゴール前に顔を出す意外性も魅力の1つ。 中山雄太(柏レイソル)/181cm/76㎏ 【編集部短評】 ▽器用さとクレバーさを併せ持つ左利きのディフェンスリーダー。プロ2年目の昨季はJ1で26試合に出場し、経験・実績ともに十分だ。 初瀬亮(ガンバ大阪)/175cm/64㎏ 【編集部短評】 ▽両足から繰り出す正確無比のキック精度はACLでも証明済み。ピッチ内外でムードメーカーとしても期待大。 藤谷壮(ヴィッセル神戸)/178cm/62㎏ 【編集部短評】 ▽チーム屈指の瞬発力で右サイドを制圧する超攻撃的サイドバック。90分間繰り返すアップダウンと高精度なクロスで決定的な仕事もこなす。 舩木翔(セレッソ大阪)/177cm/65㎏ 【編集部短評】 ▽好判断な攻め上がりと正確なパスで最後尾から攻撃を構築。昨年の高円宮杯プレミアリーグWESTでは得点王争いに絡むなど点も獲れる左サイドバックだ。 杉岡大暉(湘南ベルマーレ)/182cm/75㎏ 【編集部短評】 ▽ボール奪取能力に長けた安定感あるDF。センターバックとサイドバックでのプレーが可能で、攻撃の組み立ても得意とする。 冨安健洋(アビスパ福岡)/188cm/78㎏ 【編集部短評】 ▽屈強な体格と危機察知能力で攻撃の芽を摘む潰し屋。昨季には17歳にしてプロ契約し、J1で10試合に出場した。 2017.05.18 22:30 Thu
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【U-20日本代表レーダーチャート】三者三様も三位一体を掲げる日本の守護神〜GK編〜

▽20日に開幕を迎えるFIFA U-20ワールドカップ。U-20日本代表は、2007年のカナダ大会以来5大会ぶり9度目の出場となる。 ▽1999年のナイジェリア大会で残した準優勝超えを目指すべく、内山篤監督が21名を選出。超WSでは、今回U-20日本代表に選出された全21名をチャートと一緒に紹介する。 【GK編】 小島亨介(早稲田大)/183cm/73㎏ 【編集部短評】 ▽唯一の大学生プレーヤー。AFC U-19選手権では安定したセービングでチームの無失点優勝に貢献した。ビルドアップにも加わり、攻撃の起点にもなれる守護神。 波多野豪(FC東京)/197cm/87㎏ 【編集部短評】 ▽長身を生かしたハイボール処理と正確なフィードでチームを最後方から支える。高校2年時からトップチームの練習に参加していたクラブ期待のGK。 山口瑠伊(ロリアン/フランス)/186cm/73㎏ 【編集部短評】 ▽17歳でFC東京U-18からフランスに渡った異色のキャリアを持つGK。海外での経験を生かした的確なコーチングと冷静な判断を武器にする。 2017.05.18 22:00 Thu
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U-20W杯全試合でVAR導入へ…本大会は20日に開幕《U-20W杯》

▽国際サッカー連盟(FIFA)は17日、20日に開幕を告げるFIFA U-20ワールドカップ(W杯)韓国2017の全試合でビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)を導入することを発表した。 ▽VARは、全52試合で採用。主に、ゴールやPK、レッドカードなど試合の流れを左右するであろう場面の判定時に用いられることになる。VARに関しては、昨年12月に日本で行われたFIFAクラブ・ワールドカップで採用。その後も、あらゆるコンペティションで試験的に導入されてきた。 ▽今回のU-20W杯には、2007年のカナダ大会以来5大会ぶり9度目となるU-20日本代表が参戦。本大会のグループDに入り、U-20南アフリカ代表(21日)、U-20ウルグアイ代表(24日)、U-20イタリア代表(27日)と対戦する。 2017.05.18 08:30 Thu
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