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森保監督契約延長に見る忖度は? 気になる具体的事例のレポート/六川亨の日本サッカー見聞録

年末も押し迫った12月28日、JFA(日本サッカー協会)は午前中に臨時の技術委員会と臨時理事会を立て続けに開催し、森保一氏に26年アメリカ・カナダ・メキシコ共催のW杯までサムライブルーの監督の契約延長を提示。森保氏も受諾したため仮契約を済ませ、17時30分から緊急の記者会見を開催した。 唐突な記者会見ではあったが 2022.12.30 20:00 Fri
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W杯のMVPミニヒストリーとOB会/六川亨の日本サッカー見聞録

W杯出場5度(06年〜22年)はローター・マテウス(82年〜98年)らと並んで最多タイ、そして通算出場試合数はマテウス(ドイツ)を抜いて1位の26。10代、20代、30代の各年代でゴールを決めたのも史上初。そしてW杯通算得点は、1位のミロスラフ・クローゼ(ドイツ)の16点に3点及ばず13ゴールだが、それでもペレを抜いて 2022.12.22 22:00 Thu
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オランダは無敗で大会を去り、王者フランスは苦戦もベスト4へ/六川亨の日本サッカー見聞録

帰国後の会見でキャプテンの吉田麻也は、「いままでで一番短いワールドカップだったんですけど、一番楽しかったです」と大会を振り返った。彼の言葉にもあるように、今大会はこれまでの“中4日”での連戦ではなく“中3日”の連戦で、それはグループリーグからノックアウトステージのラウンド16まで変わることなく続けられた。 選手は 2022.12.11 22:00 Sun
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スペイン戦振り返りとラウンド16展望/六川亨の日本サッカー見聞録

グループリーグが終わってみれば、“波乱の主役”は日本だったと言っても過言ではないだろう。フランスがチュニジアに、ブラジルがカメルーンに負けたのも意外だったが、すでにグループリーグ突破を決めており、両チームともスタメンを9人も入れ替えたのだから「必然」とも言える。 同じ過ちは日本もコスタリカ戦で犯したが、同じミスを 2022.12.03 17:00 Sat
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カタールW杯、日本対コスタリカ戦を検証/六川亨の日本サッカーの歩み

「机上の空論」あるいは「取らぬ狸の皮算用」という言葉がある。 コスタリカが日本を相手に[5-4-1]で守備を固めてカウンター狙いで来ることは十分に想定できた。スペイン戦も0-3で迎えた後半は5BKにして守備を固めたが、それでもスペインのパスワークに翻弄されて4失点した。 日本がスペインのようなパスワークを駆 2022.11.29 22:35 Tue
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カタールW杯グループリーグ第1節総評/六川亨の日本サッカー見聞録

11月20日に始まったカタールW杯は、現地時間24日の4試合で各グループとも2試合を消化した。今回は序盤戦の戦いから大会全体を眺めてみたい。 開幕戦ではW杯初出場の開催国カタールが、いいところなくエクアドルに0-2と完敗した。日本が初出場した98年フランス大会の初戦、アルゼンチン戦のように「何をしたらいいのか」わ 2022.11.26 10:30 Sat
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フランクフルト戦での浦和の大卒ルーキーは新鮮な発見/六川亨の日本サッカー見聞録

元日本代表のキャプテンである長谷部誠が率いるE・フランクフルトと、彼の古巣である浦和レッズが激突した「さいたまシティカップ」が16日に埼玉スタジアムで行われ、浦和が4-2の勝利を収めた。 浦和サポーターお目当ての長谷部は左膝の負傷からか、出場したのは後半30分過ぎ。リベロではなく3-4-3の右ボランチに入ったもの 2022.11.18 13:05 Fri
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俊輔引退会見で知ったセリエA移籍の真相/六川亨の日本サッカー見聞録

カタールW杯に臨む国内組6名、長友佑都、権田修一、谷口彰俉、山根視来、相馬勇紀、町野修斗は昨日9日、無事にドーハへ到着したとJFA(日本サッカー協会)から連絡が来た。もう1人の国内組である酒井宏樹は事情により出国が1日遅れたものの、明日には合流していることだろう。(※編集部注:酒井も無事に合流済み) そんな国内組 2022.11.12 22:30 Sat
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キング落選に見る最終メンバー選考の難しさ/六川亨の日本サッカー見聞録

いよいよカタールW杯に臨む日本代表メンバー26名の発表が11月1日に迫ってきた。ネットでも元代表選手がセレクトされる最終26人を予想しているものの、かなり"苦戦"を強いられているようだ。 というのもこれまで森保一監督はほぼ固定されたメンバー、いわゆる「ラージグループ」からの選手選考がほとんどだったため、「サプライ 2022.10.30 19:00 Sun
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中村俊輔の引退で忘れられないFKとCK/六川亨の日本サッカー見聞録

現役選手である以上、いつかはユニホームを脱ぐときが来る。「稀代のファンタジスタ」である中村俊輔(44歳)も、今シーズン限りでスパイクを脱ぐことを表明した。すると日本代表のチームメイトである遠藤保仁や中村憲剛らをはじめ、海外からも彼の引退を惜しむ声が寄せられると同時に、印象に残るFKの数々をプレイバックしていた。 2022.10.20 21:10 Thu
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過去にもあった相手スローインを奪っての得点/六川亨の日本サッカー見聞録

J1リーグは横浜Mの優勝が濃厚かと思われたものの、雲行きが怪しくなってきた。2位の川崎Fの結果次第だったとはいえ、優勝に“王手"をかけながらホームで残留争いの渦中にあるG大阪(17位)と磐田(18位)にまさかの連敗。対照的に川崎Fは苦しみながらも清水と京都に連勝した結果、一時は8あった勝点差は2まで縮まった。 残 2022.10.14 22:20 Fri
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ACLのシーズン移行に疑問、Jのシーズンはどうすべきか/六川亨の日本サッカー見聞録

AFC(アジアサッカー連盟)は8月1日、来シーズンのACL(AFCチャンピオンズリーグ)を現行の春秋制から秋春制へ移行する日程を発表した。来シーズンのACL1次リーグは9月に開幕し、決勝は2024年5月11日と18日に行われる予定だ。 これまでも「シーズン移行」については幾度となく議論が重ねられ、そのたびに結論は 2022.08.12 23:00 Fri
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Jリーグの「13人」で試合成立は見直しが必要か?/六川亨の日本サッカー見聞録

ここ1、2週間のこと。朝、パソコンを立ち上げてメールをチェックすると、必ずと言っていいほどJリーグの各クラブから「新型コロナウイルス感染症 陽性判定のお知らせ」というメールが届いている。ほぼ毎日の出来事だ。最近ではJリーグのクラブだけでなく、WEリーグのクラブからも届くようになった。 ところが4日は珍しくメールが 2022.08.04 21:10 Thu
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日韓戦で改めて感じたこと/六川亨の日本サッカー見聞録

さて日韓戦である。日本は“国内組"にもかかわらず3-0と快勝し、2度目の優勝を果たした。そして、これほど覇気のない韓国を見るのも初めてだった。 1980年代の半ばまで、日本も韓国も中東勢の壁を突破できずに国際舞台から遠ざかっていた。そんな中で「日韓定期戦」は両国の実力を推し量る、絶好の機会でもあった。そして当時の 2022.07.30 14:30 Sat
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EAFF E-1サッカー選手権の楽しみ方/六川亨の日本サッカー見聞録

来週19日 から始まるEAFF E-1サッカー選手権2022決勝大会のメンバー26人が13日に発表された。ベテランのFW水沼宏太ら10人が初の代表選出で、GK谷晃生(湘南)とDF荒木隼人(広島)も以前に代表へ呼ばれたものの出場機会に恵まれなかったため、初招集と言っていいだろう。 現在J1リーグの首位・横浜F・マリ 2022.07.16 11:55 Sat
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釜本美佐子さん表彰〜日本ブラインドサッカー協会初代理事長/六川亨の日本サッカー見聞録

横浜F・マリノスや川崎Fが敗退した天皇杯3回戦の翌日(23日)、AJPS(一般社団法人日本スポーツプレス協会=フリーランスのフォトグラファーとジャーナリストが所属する団体)がスポーツ界の「縁の下の力持ち」となった個人や団体を表彰する「AJPSアワード~Unsung Hero」を開催。2022年度は日本のブラインドサッカ 2022.06.25 22:00 Sat
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64年ぶりのW杯/六川亨の日本サッカー見聞録

カタールW杯のプレーオフが始まり、ヨーロッパ予選プレーオフはウェールズがウクライナを1-0で下し、実に64年ぶりの本大会進出を果たした。 アジア予選プレーオフではオーストラリア(グループB3位)がUAE(グループA3位)を2-1で下し、南米5位のペルーとの大陸間プレーオフ(6月13日)に進出。オセアニアを制したニ 2022.06.11 16:45 Sat
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ブラジル戦で思い出したこと/六川亨の日本サッカー見聞録

さてブラジル戦である。W杯南米予選は8位で敗退したパラグアイは、正直物足りない相手だった。ここはやはり、「サッカー王国」との対戦で日本の現在地が測れるというものだろう。 その前に、日本は意外ではあるがブラジルと数多く対戦している。ご存じのように過去のW杯優勝国は南米ならウルグアイ、アルゼンチン、ヨーロッパではイタ 2022.06.05 22:55 Sun
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大宮の監督交代に思うこと/六川亨の日本サッカー見聞録

J2リーグの大宮が、霜田正浩監督の解任を26日に発表した。後任には町田や川崎F、鹿島などで指揮を執った相馬直樹氏が監督に就任。今週末のアウェー東京V戦から現場に復帰する。 元JFA(日本サッカー協会)の技術委員長で、J2山口で指揮を執った霜田氏が大宮の監督に就任したのは昨シーズン6月のこと。2勝5分け11敗と出遅 2022.05.27 18:30 Fri
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CB伊藤は冨安の代役となれるか。久保は正念場か/六川亨の日本サッカー見聞録

6月のキリンチャレンジカップ(6月2日パラグアイ戦、同6日ブラジル戦)と、続くキリンカップサッカー(6月10日ガーナ戦、同14日チリかチュニジ戦)に臨む日本代表28人が5月20日に発表された。 手術をした酒井宏樹(浦和)と、「コンディション的に100パーセントではないと聞いている」(森保一監督)という大迫勇也(神 2022.05.20 19:30 Fri
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アディダスvsプーマ。創業者は兄弟だと知っていた?/六川亨の日本サッカー見聞録

サッカーファンはもちろんのこと、一般ユーザーも「アディダス」と「プーマ」と聞けば、シューズメーカーだということは知っているだろう。近年はアメリカの「ナイキ」に売上高1位の座を譲っているが、ドイツ(西ドイツ)が生んだ一大ブランドだ。 そんな2大メーカーの創業者が兄弟だったということを、知らないサッカーファンも増えて 2022.05.13 21:45 Fri
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大混戦のJ2リーグ。GK南が記録更新/六川亨の日本サッカー見聞録

連休初日の4月29日、Jリーグ初の国立競技場でのナイター開催となったFC東京対G大阪は、吹き込む雨と格闘しながらの取材。手元の温度計は10・9℃と3月初旬に戻ったような肌寒さだった。 ところが5月4日のJ2リーグ、東京V対仙台は23・8℃と初夏を思わせる陽気。記者席の前の通路では、アルバイトと思われる女性が生ビー 2022.05.06 20:20 Fri
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キリン杯が6年ぶりに復活。森保監督が現役当時を振り返る/六川亨の日本サッカー見聞録

6月のIMD(インターナショナル・マッチデー)の詳細が4月28日に発表された。まず6月2日に札幌で、キリンチャレンジカップとしてパラグアイと対戦。その後は6日の月曜に国立競技場で同じくキリンチャレンジカップでブラジルと対戦する。 そして10日(神戸)と14日(吹田)はキリンカップとして、10日はガーナと、14日は 2022.04.29 12:00 Fri
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同窓会のようなFC東京対名古屋/六川亨の日本サッカー見聞録

新型コロナウイルスの影響により延期されたJ1リーグの第2節、FC東京対名古屋の試合が4月20日に開催された。試合は0-0のドローに終わったが、随所で“同窓会”のようなシーンが見られた。 試合前、両チームのメンバーが発表された際に名古屋のCB丸山祐市の名前がアナウンスされると、FC東京のゴール裏から盛大な拍手が起こ 2022.04.21 21:00 Thu
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大宮スポーツ本部長に原氏が就任/六川亨の日本サッカー見聞録

今週火曜のコラムでは、J2大宮が最下位に低迷し、強化の責任者であるスポーツ本部長を兼任していた佐野社長が同職を辞任。新たにスポーツ本部長を招聘してチームの強化・再建を図る予定だということを紹介した。 その当日12日、スポーツ本部長に原博実氏を招聘することを発表した。 正直、意外というか、見落としていた。 2022.04.16 12:30 Sat
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J2再試合と鈴鹿の八百長疑惑/六川亨の日本サッカー見聞録

今週の火曜、4月5日のこと。Jリーグは臨時の理事会を開催した。すでにご存じの方も多いと思うが、1件はJ2リーグの山形対岡山戦で審判団によるミスジャッジがあったこと。もう1件は昨年末から八百長疑惑がささやかれていたJFLの鈴鹿ポイントゲッターズの処分についてだった。 ミスジャッジとは、山形の選手がGKにバックパスし 2022.04.07 21:30 Thu
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日本代表の若返りは必要か/六川亨の日本サッカー見聞録

今週月曜のコラムでは、 「オーストラリア戦を0-0で引き分けて、最終戦の結果次第で日本とサウジアラビア、オーストラリアの3チームのうち2チームがW杯に出場できるという状況だったなら、テレビのワイドショーも連日のように日本代表の練習を取材したかもしれない。 29日のベトナム戦は地上波で放映されるだけに、ファン 2022.03.31 17:30 Thu
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森保ジャパンの今後の課題/六川亨の日本サッカー見聞録

「勝てば天国、負ければ地獄」とは言うものの、W杯予選の日本代表の試合で、過去にそんな経験をしたことは2回しかない。言わずと知れた93年にドーハで集中開催された94年アメリカW杯最終予選と、97年にホーム・アンド・アウェーで開催された98年フランスW杯最終予選である。 前者の大会は最終戦のイラク戦にロスタイム(当時 2022.03.26 08:30 Sat
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日本代表への閉塞感/六川亨の日本サッカー見聞録

やはり「いつもと同じメンバー」ということなのだろう。来週24日のW杯最終予選のオーストラリア戦と29日のベトナム戦に臨む日本代表のメンバーが発表されたが、人選に関してのネット上でのトピックは皆無に等しい。 ファン・サポーターにしてみれば、「いつものこと」と受け止められているのかもしれないし、森保一監督からすれば「 2022.03.17 21:25 Thu
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パワハラで処罰された監督で思うこと/六川亨の日本サッカー見聞録

早いもので、東日本大震災から11年の歳月が過ぎた。当日は超ワールドサッカーの原稿を書き終え、Fリーグを取材に代々木体育館へ行こうと思っていたら、突然の大揺れに立っていられず、思わずベッドに腰掛けた。揺れはしばらく続き、気持ち悪くなったほどだった。 テレビをつけると、信じられない光景が次々と映し出された。仙台にはベ 2022.03.11 12:30 Fri
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