帰国後の会見でキャプテンの吉田麻也は、「いままでで一番短いワールドカップだったんですけど、一番楽しかったです」と大会を振り返った。彼の言葉にもあるように、今大会はこれまでの“中4日”での連戦ではなく“中3日”の連戦で、それはグループリーグからノックアウトステージのラウンド16まで変わることなく続けられた。
選手は2022.12.11 22:00 Sun
グループリーグが終わってみれば、“波乱の主役”は日本だったと言っても過言ではないだろう。フランスがチュニジアに、ブラジルがカメルーンに負けたのも意外だったが、すでにグループリーグ突破を決めており、両チームともスタメンを9人も入れ替えたのだから「必然」とも言える。
同じ過ちは日本もコスタリカ戦で犯したが、同じミスを2022.12.03 17:00 Sat
11月20日に始まったカタールW杯は、現地時間24日の4試合で各グループとも2試合を消化した。今回は序盤戦の戦いから大会全体を眺めてみたい。
開幕戦ではW杯初出場の開催国カタールが、いいところなくエクアドルに0-2と完敗した。日本が初出場した98年フランス大会の初戦、アルゼンチン戦のように「何をしたらいいのか」わ2022.11.26 10:30 Sat
カタールW杯に臨む国内組6名、長友佑都、権田修一、谷口彰俉、山根視来、相馬勇紀、町野修斗は昨日9日、無事にドーハへ到着したとJFA(日本サッカー協会)から連絡が来た。もう1人の国内組である酒井宏樹は事情により出国が1日遅れたものの、明日には合流していることだろう。(※編集部注:酒井も無事に合流済み)
そんな国内組2022.11.12 22:30 Sat
いよいよカタールW杯に臨む日本代表メンバー26名の発表が11月1日に迫ってきた。ネットでも元代表選手がセレクトされる最終26人を予想しているものの、かなり"苦戦"を強いられているようだ。
というのもこれまで森保一監督はほぼ固定されたメンバー、いわゆる「ラージグループ」からの選手選考がほとんどだったため、「サプライ2022.10.30 19:00 Sun
さて日韓戦である。日本は“国内組"にもかかわらず3-0と快勝し、2度目の優勝を果たした。そして、これほど覇気のない韓国を見るのも初めてだった。
1980年代の半ばまで、日本も韓国も中東勢の壁を突破できずに国際舞台から遠ざかっていた。そんな中で「日韓定期戦」は両国の実力を推し量る、絶好の機会でもあった。そして当時の2022.07.30 14:30 Sat
横浜F・マリノスや川崎Fが敗退した天皇杯3回戦の翌日(23日)、AJPS(一般社団法人日本スポーツプレス協会=フリーランスのフォトグラファーとジャーナリストが所属する団体)がスポーツ界の「縁の下の力持ち」となった個人や団体を表彰する「AJPSアワード~Unsung Hero」を開催。2022年度は日本のブラインドサッカ2022.06.25 22:00 Sat
カタールW杯のプレーオフが始まり、ヨーロッパ予選プレーオフはウェールズがウクライナを1-0で下し、実に64年ぶりの本大会進出を果たした。
アジア予選プレーオフではオーストラリア(グループB3位)がUAE(グループA3位)を2-1で下し、南米5位のペルーとの大陸間プレーオフ(6月13日)に進出。オセアニアを制したニ2022.06.11 16:45 Sat
さてブラジル戦である。W杯南米予選は8位で敗退したパラグアイは、正直物足りない相手だった。ここはやはり、「サッカー王国」との対戦で日本の現在地が測れるというものだろう。
その前に、日本は意外ではあるがブラジルと数多く対戦している。ご存じのように過去のW杯優勝国は南米ならウルグアイ、アルゼンチン、ヨーロッパではイタ2022.06.05 22:55 Sun
「勝てば天国、負ければ地獄」とは言うものの、W杯予選の日本代表の試合で、過去にそんな経験をしたことは2回しかない。言わずと知れた93年にドーハで集中開催された94年アメリカW杯最終予選と、97年にホーム・アンド・アウェーで開催された98年フランスW杯最終予選である。
前者の大会は最終戦のイラク戦にロスタイム(当時2022.03.26 08:30 Sat