U-17女子W杯
決勝
日本 vs スペイン
★リトルなでしこが初の世界制覇に挑む!!
▽日本時間5日、コスタリカで行われているU-17女子ワールドカップ決勝の日本vsスペインが行われた。

▽ここまで21ゴール1失点の好成績を残し無敗のまま決勝に進出した日本が、グループステージの初戦で2-0と快勝しているスペインと対戦した。4年前の同大会では決勝で韓国にPK戦の末に敗れているだけに、今回は初優勝に期待がかかる。

◆日本

★あっという間の先制点!!
▽立ち上がりから日本が持ち味のパスワークを見せて、相手陣内でボールをつなぎながら攻め込んでいく。すると開始5分で先制に成功する。自陣のDF市瀬が入れたロングフィードをボックス右でFW小林がキープ。そこからMF長谷川に繫ぎ、ボックス外のMF松原がミドルシュート。これはGKの好セーブに阻まれるも、こぼれ球につめたMF西田が今大会初ゴールを決め日本が先制した。

▽先制点を奪ったことで勢いに乗る日本は、8分に左CKからニアサイドの小林がヘディングシュートでコースを変えると、相手GKが弾ききれずにネットに収まる。しかし、小林が触れる前にボールがゴールラインを割っていたとの判定で、追加点とはならなかった。その後、スペインにポゼッションを握られるも、日本は連動した素早いプレスから相手を囲い込んで危険な場面を作らせない。

▽20分を過ぎる頃には長谷川を中心とした攻撃を展開し、日本が追加点を狙いに行く。27分には、カウンターから抜け出した小林が長谷川にラストパスを通すが、長谷川のシュートは枠の右に逸れていく。30分には、長谷川がドリブルでボックス内に侵入するも潰されてしまう。こぼれ球に松原が反応するが、シュートは打てずにチャンスを逃してしまった。

▽35分にはMF杉田のパスミスから、FWナイカリにボックス内への侵入を許すも、日本は人数をかけてボールを奪い返して事なきを得る。逆に38分には日本がまたもチャンスを作る。右サイドでボールを受けた西田のヒールパスを受けたDF宮川がゴール前に折り返すと、松原がシュートを放った。しかしこのシュートは惜しくも右に逸れていってしまう。多くのチャンスを作り出した日本だったが前半を1-0で終えた。
★6戦全勝で世界女王に!!
▽迎えた後半は、追いかけるスペインが積極的な入りを見せたが、先に決定機を作り出したのはまたも日本だった。51分、ドリブルで持ち込んだ松原のラストパスから長谷川がGKと一対一を迎えるも、シュートを正面に飛ばしてしまう。54分には、高い位置で相手のパスを奪った長谷川がスルーパス。これを受けた小林がシュートを放つが、これも枠を捉え切れなかった。

▽チャンスを作り出しながらも追加点が奪えない日本に、アクシデントが発生する。一対一で強さを見せ、相手の突破をことごとく阻んできた遠藤が負傷により交代を余儀なくされてしまう。日本は、遠藤に代えてFW児野を最前線に投入。トップの小林を右サイドハーフにスライドさせ、松原を右サイドバックに下げた。

▽時間の経過とともに、両チームに疲労が色濃く見え始める。しかし、途中出場の児野が勝利を大きく引き寄せる追加点を挙げた。79分、長谷川がワンタッチで出したボールから児野が裏に抜け出すと、GKとの一対一を冷静に制して右隅にシュートを流し込んだ。86分には、右サイドに流れた児野のラストパスから途中出場の齋原がシュートを放つが、これは左ポストを直撃してしまった。

▽試合終了が近づく中、スペインが最後の猛攻を仕掛ける。アディショナルタイムには日本陣内での攻防が長く繰り広げられるが、ボールサイドに素早く寄せてシュートまで持ち込ませない。結局最後までゴールを割らせなかった日本が、グループステージと同様に2-0でスペインに快勝。6戦全勝で、史上初となるU-17女子ワールドカップ制覇を成し遂げた。

▽日本採点
GK
1 松本 真未子 6.0
危険な場面はなく、ほとんど出番はなかった

DF
16 遠藤 優 6.5
一対一の強さを見せて自サイドに鍵を掛けた。負傷交代は不運だった

(→児野 楓香 7.0)
途中出場から追加点を奪うだけでなく前線からの激しいプレスで貢献

14 大熊 良奈 6.0
鋭い読みから巧みなボール奪取を見せる

5 市瀬 菜々 6.5
体格で劣るもフィジカルでは当たり負けせず。フィードの精度も高い

6 宮川 麻都 6.0
バランスを見ながらのプレー。要所で体を張って突破を阻む

MF
15 長野 風花 6.0
スペースを埋めて攻撃の芽を潰していく

10 杉田 妃和 6.5
長短のパスを織り交ぜながら中盤を支配。積極的な攻め上がりで攻撃に厚みを加える

2 松原 志歩 6.5
前半は果敢にボックス内に攻め込む。サイドバックに下がってからは守備で貢献

8 長谷川 唯 7.0
トップ下として攻撃のタクトを振るう。個人技でも違いを見せた

11 西田 明華 6.5
嬉しい大会初ゴールが決勝ゴール。左サイドで縦への推進力を見せた

(→齋原 みず稀 6.0)
投入直後に惜しいシュートを放つなどゴールに迫る

FW
7 小林 里歌子 7.5
ゴールこそなかったものの、日本の攻撃をけん引する

監督
高倉 麻子 6.5
日本で初の女性代表監督としてチームを優勝に導いた

★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
小林里歌子(日本)
▽最前線を精力的に動き回りボールを引き出す。ゴールこそなかったが、先制の場面では起点となり、追加点の場面は見事なダイレクトパスでアシストを記録した。

日本 2-0 スペイン
【日本】
西田 明華(前5)
児野 楓香(後33)


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